映画館に行けない。

忙しいのを言い訳にはしたくないのですが、タイミングとか天気が悪いとか(梅雨なのかなって思うくらいここんところ1週間以上ほぼ毎日雨が降っている)体調不良でお疲れ気味な上に、園や学校の行事が目白押しで気がついたら10月はもうすぐおしまいで、なのにやりたいことがなんにもできてなくてちょっと泣きそう。
わたし、まだ「ドリーム」観に行けてないんですよ。なのに昨日からは「アトミック・ブロンド」が始まってるし、来週末は「ブレードランナー2049」が封切られるというのに映画館に全然足を運べてない。あっ「ダンケルク」も2回目観に行きたいのに最寄りの映画館はすでに夜しか上映してない。だめだ、もう無理。

ドラマは春から夏にかけて今まで長々と見てきたのが軒並み終了したので、今はDLifeでの「エレメンタリー」S2とNHKでの「This is us」S1をのんびりと見ているくらい。「エレメンタリー」は久しぶりに見たら、シャーロックとワトソンの関係ってこんなに可愛らしかったっけ!? と驚くほど魅力が増しててこれは完走できそう。「This~」は、他の皆さんも仰る通り、高橋一生の吹替がなぁ……。ドラマ自体はとても良いと思うしこういうヒューマンドラマって久々に見る。今までずっと血なまぐさいクライム・サスペンスばかり見てたからね。いずれも完走できたらまとめて感想上げたい。

息抜きに「マクガイバー」S1Ep02を見ました(プロデューサーのひとりにDavid Slack がいました)。昔「冒険野郎マクガイバー」がTV放映されてたので題名でリメイクってことは分かったけれど、主人公、こんなに若かったっけ!? リメイク版のアンガス・マクガイバーは20代後半なんじゃないかと思う若い青年でびっくりしました。わたしは断然オリジナルの渋い主人公が好みです。でも銃を持たずに身の回りにあるものを即興で武器にして戦うスタイルはものすごく好み~。
このエピはゲストにエイミー・アッカーが出ていました。彼女はS1Ep12にも出てます。


来月は「ローガン・ラッキー」も公開されるし(これは絶っっ対に観に行く)、今月よりは落ち着いた日々を過ごしたい。あと年内に「ブレイクアウト・キング」S1も見たい。もちろんお目当てはあの人です。ふふふ。
M・エマソンがゲスト出演する「ARROW」と「モーツァルト・イン・ジャングル」はおそらく彼の出演部分だけのスポット視聴になるかなぁ。さすがにシーズン1話目から全部見るのはとてもじゃないけれど時間の余裕がなくて。「モーツァルト~」はガエル・ガルシア・ベルナルが主演なので気にはなっていますが。
映画もそうだけど、長いスパンのドラマは見る/見ない、一部だけ/最後まで見るとか選択肢(?)も色々で一期一会感がより強い印象。数シーズン製作してグランドフィナーレまで駆け抜けられるのは、作る側も見る側もほんの一握りなんだなぁってつくづく思う今日この頃。

"The Ballad of Lefty Brown" 日本で上映 (追記あり)

"The Ballad of Lefty Brown"、アメリカを中心にあちこちの映画祭で上映されているのは知っていたけれど、とても日本に来るとは思えないし劇場公開もされないだろうし下手したら日本でDVDさえ出ないだろうなって思ってたらまさかの京都ヒストリカ国際映画祭で上映が決まってました。

邦題:「レフティ・ブラウンのバラード」
スケジュール:10/31(火) 14:30~、11/5(日) 17:30~ の2回
10/31のほうはなんと監督が登壇、トークあり。これは非常に貴重な機会。

チケットは明日10/7 10:00発売。……京都、日帰りで行っちゃう? って今真剣に悩んでるんですけど……?

京都ヒストリカ国際映画祭


【追記】
トレイラーが出ました
Trailer for The Ballad of Lefty Brown.

【追記の追記】
うーん、なんでだろう。トレイラー、ネットに上がっては消え、上がっては消え、で上記サイトも翌日にはもう動画なかった。題名で検策して見られる場所を探すほうが間違いないみたい。



パーソン・オブ・インタレスト S3Ep11の笛

S4以降のネタバレあり。

S3Ep11。1979年、ティーンエイジャーのハロルドがなぜ公衆電話の受話器を上げて笛を吹くと無料でパリに電話がかけられるのかがどうしても分からなかったのですが。
たまたま検索してて見つけたこちらの記事に答えを見つけました。

連載:ハッカーの系譜①スティーブ・ウォズニアック (1/6) 世界で最も愛されるハッカー

ちょっと長いですが、これ、ものすごく面白い記事でして、その中に
キャプテン・クランチというシリアル食品のおまけについている笛を少し改造するだけで2600Hzの音が出せることを発見した。
という一文があって。

キャプテン・クランチ(CAP'N CRUNCH)のおまけの笛とは
capn_crunch_whistler.jpg

S3Ep11でハロルドがポケットから出した笛


笛が同一のものかどうかは分かりませんが、この記事によって笛を鳴らして公衆電話から無料で世界中どこにでも電話を掛けられる仕掛けが分かりました。とってもすっきりした。

Person of Interest - Finch phone phreaking scene


しかしながらもうひとつ気になったことがあって。記事中の
大学生になったジョイバブルは、すぐにホイッスラーと呼ばれるようになる
という一文。……ちょっと待って。ホイッスラーは英語で"whistler"。



S4でのフィンチの仮の身分である准教授の名前はハロルド・ウィスラー=Harold Whistler。つまりその偽名は若い時にハロルドがしでかしたことが由来ではないかと。わたしはてっきりカナダにある地名のウィスラーと同じだなー、くらいにしか考えてなかった。
マシンはセンスある名付けするねと思いつつも、仮の身分とはいえ過去の出来事を暴いちゃう名字でいいのかなっていう心配もなきにしもあらず。だってハロルドが当時やってたことはまごうことなき犯罪ですからね。むむむ。


ほんっと細かいところまでネタがたくさん仕込んであるドラマです。まだまだ重箱の隅つつきの度合いが足りない。


Savannah

savannah-poster.jpg


Savannah (2013)


エマさんに続いてカヴィーゼルも今月お誕生日だから彼の出演作をなんか見よう、って思いましたがもうすでにあらかた見尽くしてしまったので日本未公開のものに手を出しました。字幕なしだったのでスクリプトとにらめっこしての視聴。理解度は40%……かな。南部なまりの英語を話されるともう完全にお手上げ。
ジョージア州のサバンナ川でカモ猟をしていた実在の人物、ウォード・アレンのお話。正直これでもかというくらい地味な映画なんですが、空撮で撮ったサバンナ川の景色がめちゃくちゃきれいなんですよ。そしてびっくりするくらい音楽が美しくて、それはもう胸を抉られるくらいに。スコアを探して弾きたいなと思うほどピアノが美しい旋律を奏でております。この二点は高く評価したい。

ウォードと一緒にずっとカモ猟をしてきたクリスマス(12月25日に生まれたからクリスマスって命名されたというびっくりな名付け。演じるはキウェテル・イジョフォー)が晩年にウォードとの思い出を語るという形式でお話が進みますが。
んんー、これ、何に焦点を当てたかったのだろうか。ウォードの人生を描いたお話ではあるんだけれど、カモ猟、ルーシー(ジェイミー・アレクサンダー)との出会い、クリスマスとの絆、と色々あるけどどれも中途半端なせいか結局何も残らなくて。個人的にはアメリカ南部という人種差別が色濃い土地で元は奴隷だったアフリカ系のクリスマスとどういう経緯で彼がカモ猟の相棒になったのかは知りたかった。

1900年代初頭、アメリカが好景気に沸いて勢いのあった時代、国外に出てオックスフォードで学び頭がよいだけでなく弁も立つウォードは裁判でも弁護士を立てずに全部自分で弁明して相手をやり込め勝訴をもぎ取っちゃう(笑)くらいの人物なんだけど、カモ猟で生計を立てている、というか飛ぶ鴨を撃ち落とす腕が半端なくて、多分百発百中なんじゃないかな。ウォード自身ハンターという職業におおむね満足している。愛嬌のある性格でもあり、周りからも好かれて欠点など何もないように見えるんだけど、いかんせん酒癖だけはひどく悪く、お互い一目ぼれのような形で恋に落ちて結婚した妻ルーシーからはそれが原因で次第に愛想をつかされつつあるのですが。
自宅で妻から飲みすぎを咎められて威嚇するかのように発砲したことで、さすがに今回ばかりはいつもの判事も甘い顔はできず刑務所に10日間の拘留。そのあいだに彼が新聞に寄稿した文章はとても素晴らしく美しい内容でした。

しかし中盤で起こる物語の転換期が妻の死産とそれによって精神を病んだルーシーというたいへん暗い出来事で。夫婦一緒にその悲劇を乗り越えていくのかと思いきや、彼女の両親が娘のルーシーを引き取り、遠く離れた地へと旅立ってしまうのですよ。そういうのがあたり前の時代だったのか、それとも彼女の一家が裕福だからそういう手段を取ることができたからかは分かんなかったけれど。
少し前にはどこに行くにも猟にも一緒だった愛犬も亡くしているウォードはたったひとりの孤独な人生を送ることになり、その後立ち直ることはなかったんでしょう。年老いたクリスマスの部屋には一緒に猟をしていた頃の若いウォードの写真が飾ってあることからも、多分彼は最期は愛したサバンナ川で自殺したんだと思う。
終盤でウォードが川に浮かべた木彫りの鴨。あれは生まれてくるはずだった子供に贈るつもりでいたんだと思います。このシーンは本当に辛かった……。

ルーシー役のジェイミー・アレクサンダーが光りました。私、こういうちょいきつめの顔立ちの女性が大好きなんです。ミシェル・モナハンとかサンドラ・ブロックとか。この映画のジェイミーは眉毛が細いせいか、なぜかドラマ「ツイン・ピークス」のララ・フリン・ボイルを思い出しました。

カヴィーゼルは実在の人物を演じるのが好きですね。私としてはせっかくのその美貌を活かしてもっと華やかな役についてもいいと思うのですが、まぁ本人が好きで選んで演じてるのならいいかな……。でもたまには商業大作映画に出て欲しいし日本の映画館の大きなスクリーンで姿を見せてくれ~、と東洋の隅っこの国から愛を叫んでみる。

Savannah Gil Talmi


あと6日

今日の朝刊、見開き2面広告。



気がつけば公開まであと6日。楽しみ!