POI S5 Ep06

More perfect union

なんでか分からないんですがこのエピは2回目に見た時の方が面白かった。6話まで見ておいて今更なんだけど、S5は一気に見た方が実はいいのかもしれない…
私の感想はほんとに偏ってるので今回のグリアとショウの部分はありません。サマリタンのパートは全容を分かってから振り返りたい。今の私には正直よく分かんない

あーフィンチはバチェロッテパーティって知っててリースを送り込んだのか!(笑)
新郎の元カノも出席とかその元カレが式の直前に新郎といちゃついてるとか、番号が上がらなくても揉めそうな要素ありありの結婚式ですね(わくわく)
「アイルランドから結婚式に来たラルフ叔父さん」に成りすましたフィンチ。お久しぶりの現場に出るフィンチだ。思いっきり訛ってて何言ってるのか分かんないくらいのアイリッシュイングリッシュで話すフィンチを聞きたかった
新郎の父親の電話を後ろでなにげなーいふりしてこっそり聞いてるフィンチの様子がね、すごい面白い…お茶目でかわいい…
わざわざダブリンから来てくれたの?変わったね…知的になって…眼鏡も変えたの?って、しばらく会ってないとはいえその叔父さんあまりにも変わりすぎじゃないか、新郎のウィルも疑おうちょっとは
大邸宅で結婚式だから人が出払って誰もいないからとはいえ、一室を勝手に拝借してHQにしちゃったフィンチはなかなか大胆
そのHQを置いた部屋でのフィンチ、リース、ルートに当たる光の具合が絶妙で、彼らの顔にできる陰影がみな美しい
で、その叔父さんが新郎に請われて歌を、つまりフィンチが、フィンチが歌を!これってS3でアーサーとフィンチが歌った時、そこにいなかったリース(とルート)へのアンサー回かな。その時ショウは「(フィンチの歌を聞けなかった)リースはきっと残念がるわね」と言っていたし
フィンチが歌い始めるのをリースもルートも神妙な顔して待ってるのがまたおかしい
敵をウェディングギフトの箱でぶん殴ってとどめを刺したリースが一言しれっと"Oops."って言うの最高です
幸運の象徴である馬蹄を、しかも結婚式の会場で投げつけて敵を倒すのってリースらしい。彼は運とかラッキーとかそういうことは一切考慮なし
そしてお久しぶり(でもないか)のリースのブラックタイ姿。つまり正装です。相変わらずこういう格好が超絶似合いますね
「乗馬靴を忘れずに」っていうセリフがあったくらいだから、ラストはリースが馬に乗っても良かったのにね。ジムさん自身も「楽園をください」で乗ってたし。まぁでもただでさえ正装な上に馬に乗って現れたらさすがにやりすぎかな?そういうベタなシーンも見てみたいけどさ
地下鉄にひとりでいたくない。そう素直に言ったルートに、「寂しかったか」と、淡々と、でもまるで夜中に目が覚めたら怖くなってしまって泣きながら親のベッドに入り込んできた小さな子供をあやすような口調のフィンチ。彼はいつだって決して誰にでも優しいまなざしを忘れない人でもある。それでいてフィンチもまたとても寂し気で悲し気で。一緒にダンスをするルートとフィンチの雰囲気が本当に切なくて、そしてこのシーンのエマさん本当にうまい
結婚式を台無しにしないようにあえて新婦の姉カレンをすぐには逮捕しなかったんですね
で、ワインセラーに彼女を閉じ込めておき、そこからちゃっかり酒をくすねてきたリース君。周りはダンスで楽しんでる人たちの中で、そのテーブルだけ時が止まったような3人。「明日世界は崩壊する。今を楽しめ」(この字幕は元の台詞からかなりかけ離れてるけど…)
ルート、リース、フィンチの順でそれぞれ顔がアップで映るんだけど、その表情がみんな美しくて、これソフトフォーカスかかってるからかな?そして次に3人全員が映ると、意外にも全員の視線の先はバラバラで。不思議なシーンです
こんなほのぼのとした人助けのお話はおそらくこれで最後かな
で、ブルースですが、え、ブルース死んじゃったの!?早い。早すぎじゃないですか?さすが13話…そしてクルーパも。えぇー!さらに爆発に巻き込まれてしまったファスコとベアー。どうなるの。次のエピからは怒涛の展開になりそうな予感で終わりました


最後にひとつだけ。
"How come Harry never sings to us?" "He doesn't sing to you?"
直訳すると「なぜハリーは私たちには決して歌ってくれないの?」「あんたには歌ったことないのか?」
つまりリースは以前フィンチに歌ってもらったことがあるんですね。なのに字幕では
「初めて聞いたわ」「意外だな」
なんですよ。ぜんっぜん違うじゃん!!(怒)
S3Ep14のボウタイシーンの台詞もそうだったけど、このドラマを訳してる人ってフィンチとリースの間に性的要素やそれに似たものがほのめかされるとそういうのはなしにしたがる傾向にあるよね。そんなん制作側も確信犯でやってることなんだからいさぎよくそのままスパッと訳せばいいのに!


プロモ、インタビュー、fanvid etc

POI関連ごた混ぜ備忘録と雑記。

・プロモ、インタビュー
本編の視聴に力が入らないので過去に遡ってインタビュー動画を色々見てます。S1前のプロモ動画の時はさすがにみんな若いね!ジムさんなんか心なしかきゃぴきゃぴして見えるし。にしてもインタビューだと私が理解できるか否かは別にしてこんなにクリアにしゃべっているのに、ドラマでのリースのセリフの聞き取りにくさと言ったら時々マジ切れしそうになるほど何言ってるか分からない。

Jim Caviezel and Jonathan Nolan Talk "Person of Interest"

0:35~、後ろをささっと通り過ぎるタラジ姐さんがちょっとだけあのまん丸の目をカメラに向けるのが可愛くて仕方ない。
そしてジムさんがリースのキャラクターを、「どちらかというと24やボーン・アイデンティティーに似てるね、パワフルで」と言ってたので、リースとボーンに共通点を感じる私にとってこの言葉はとてもとても嬉しかった。
あと以前ちらっと聞いたことはあったのですが、この話はS1プロモで話してたのか。2010年、イギリスで「プリズナーNo.6」の撮影が終わって帰国しようとしたらアイスランドの火山噴火で飛行機が飛ばなくなってロンドンのホテルに缶詰めになった時、たまたま同じホテルにキーファー・サザーランドも泊っていて、夜な夜なホテルのバーで一緒に飲んで酔っ払って("hung over"って言ってますから。見てみたい、ロンドンのホテルのバーで酔っ払ういい男ふたりの姿)色んな話をしたとのこと。映画俳優だったキーファーがTVドラマの「24」でヒットを飛ばしたのに興味を持ったジムが、自分のエージェントに「もし『24』のような脚本が届いたら知らせてほしい」と言った数か月後にPOIの話が来たっていう詳細はここで初めて知りました。他の動画でも、リース役を得ることが出来たのはアイスランドの噴火のおかげだよって言ってます。


Jim Caviezel (Reese) Interview - Person of Interest Season 4

S4のプロモ。1:13~、インタビュー受けてるジムさんの後ろをフォトボム(?動画だと何て言うんだ?)するグレッグ・プレイグマン…(笑)。


・fanvid。これもたくさんあるので見始めるとキリがないですが。
【Person.Of.Interest】ASSIMILATION .MACHINE combines SAMARITAN
使われてる映像はS4まで。これ、何が好きってスザンヌ・ヴェガの"Tom's Diner"がフィーチャーされてること!この曲懐かしいし大好きだし確か日本のCMで使われたことあったよね?
それにしてもこの動画の冒頭に使われたシーンのリースの美しさと言ったら!惚れ惚れする。

The Man In The Suit | nobody else will [Person of interest]
これも使われてる映像はS4まで。リースが人を助けるシーンをひたすら集めたものですが、これまた選曲がうまい上、最後にあのカットを持ってくるのとか泣けてくる。

どうも私はロマンチックなものじゃなくてアップテンポの曲にアクションが満載のfanvidが好きな傾向。あと既に知ってる曲だと先にイメージができちゃってるのでそれをfanvidに使われるのはちょっぴり苦手かな。


・ドラマ自体はもう終わっちゃったけれど、個人的にはPOIでこんな話が見たかった!なネタをいくつか。
例のエレメンタリーとPOIのコラボCMで、"So do I."って言ったフィンチを「…は?」っていう顔で見てくるリース、のシーンが私はめちゃめちゃ好きなのですが、なんかこのふたりってそこはかとなく漂う可笑しみというかコメディ要素が絶対あると思うんだよね。なので一度彼らをシットコムの世界に放り込んでみたい。周り(レオンとかピアーズとか)が大騒ぎして、でもふたりとは大きなずれがあってでも本人達はそれに気がついてない落差が面白い、みたいなシチュエーション。具体的にどういうシチュなのかいい例が出せないので、なに言ってんのか意味伝わらなくてごめんなさいな文ですが。
あともうひとつは、これは真面目に見てみたかったんだけど、最初から最後まで場所も限定してフィンチとリースのふたりしか出てこないお話。というのは、私「ブレイキング・バッド」S3Ep10のハエの話が大好きで。地下のメス工場で、最初から最後までウォルターとジェシーのたったふたりだけで会話するという異色のエピながら、終盤はウォルターが以前ドナルド(ジェシーの彼女ジェーンの父)と偶然バーで会ったことを思い出す、という展開がものすごく面白かったので、あんな雰囲気で。と、ここまで友人に話したら、「ふたりの演技力を前面に押し出すことができる密室劇」って言ってくれて、そうそれ、密室劇!舞台っぽい密室劇。まさしくそれが見たいの!
で、私の少ない脳みそで考えたストーリーとしては、冒頭もう事件は終結していて対象者を救えなかった苦い結末だったので、あの廃図書館内でフィンチとリースがその事件を検証しようってことになって。PCが置かれているあのメインのスペースだけじゃなくて廃図書館全体を使ってもらって(そうすると図書館内の間取りも分かって言うことなしだ)、図書館内にある小物やふたりの私物なんかも現場の様子を再現するために引っ張り出してきて(そうするといつも画面の後ろに映ってはいるけど具体的にはよく分からない色んなものの正体が分かってこれまた言うことなしだ)。
で、フィンチとリースがロールプレイングしてもいいし、リースが質問攻めにしてフィンチがそれに間髪入れず答えてもいいし、でも事件を検証していたはずなのに、いつに間にかふたりの秘められた内面があぶり出される、みたいなエピが見てみたい。エマさんは舞台によく立っているのもあって、そういう演技絶対うまいし冴えわたるだろうし、ジムさんはほんの些細な表情や動きでキャラクターの心情を伝えることに非常に長けていると私は思っているので、そういうふたりの演技から生まれる何かがぜひ見たいんじゃー。ぜっったい面白くなるはず。
密室劇のラストは、他の選択肢があった、とか、ここで救えたはずだ、みたいな検証結果で終わるんだけど、実はその先にはちょっとしたどんでん返しがあって、ラスト1~2分で、逃げおおせたであろう加害者に対してフィンチが何かしらもうそれ以上身動きができない状態にしちゃう、みたいな終わり方かなぁ。口座を空にするとか(この手は本編でも何度か見られたね)、逃亡するために買った飛行機のチケットを無効にするとかいう終わり方。リースが直接加害者に向かってやってもいいけれど、そうすると彼が廃図書館から出ないといけないのでここはやっぱりPC上で自由にデータを操れるフィンチが手掛けるべきかな?


…という話を、ぜひスピンオフみたいな感じで、ほら、キャストもエマさんジムさんだけ招集かければいいしふたりのスケジュールさえなんとかなればたとえ他の仕事をしてても2日ほど押さえて撮影しちゃえば…とこんな誰も読んでないような辺境なブログで無茶ぶりなことを好き勝手に言ってみた(笑)。

ハドソン川の奇跡

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Sully (2016)


素晴らしい、素晴らしい映画でした。もう文句なしの手放しで褒めたいお話。

まず話の構成が素晴らしいと思うの。実際に起こった出来事、しかもまだ7年前のことだから、何が描かれるかは観客も分かっている。なので時間軸を何度か往復させた構成が、この映画ではそれが非常に功を奏していた。
NYのど真ん中、真冬のハドソン川に飛行機を不時着させたにも関わらず死者は0、全員生存というまさに奇跡を成し遂げたサレンバーガー機長。しかし人的ミスがあったと国家運輸安全委員会から訴えられそうに。ニュースで自分の姿が流れたり、取り調べを受けている最中にフラッシュバックとしてようやくその離陸から不時着までの出来事が描かれる。
離陸、バードストライク、失速、不時着、救出。その後、調べで当時左のエンジンは可動していて、近くの空港に戻ることが出来たと主張する委員会と、エンジンはまったく動かなかった、だからハドソン川への不時着を選んだ、と答える機長と副機長。
で、映画では残されたデータから行われたシミュレーションが終盤で描かれて、ここでもう一度当時の様子が再現されるのですが、1回目の再現シーンに加えて今回はコックピット内での機長、副機長のやり取りと川へ降りるまでの決断が細かく描かれていて、これ本当に構成がすごく上手だと思いました。見応えがある上に飽きさせない。実際にあったことだし結末も知っているのに、この後はどうなるの!?とぐいぐい引き込まれました。

それにしても、劇中のセリフにもありましたが、なぜこの事故をそんなに機長の人的ミスにしたがるのでしょう?起こってしまった事故を調査して再発しないようにするための委員会じゃないの?

シミュレーションは機械が行うもの。そこに人の要素は入っていない、それを考慮するべき。そう言ったサレンバーガー機長はまた、人の手が入ったから助かった、客室乗務員、乗客、救助に来てくれた人たち、その人たちのおかげで全員生存できた、それらがひとつでも欠けていたら全員助かることはなかったのです、と言っただけあり、彼は当事者にも関わらず、いちばん冷静に、客観的にこの事故を見ていたのではないかな。その場でいちばんベストの道を選び、なすべきことをした機長。不時着した後機内にどんどん海水が入ってきても、最後まで機内を見回り取り残された人がいないかどうかを確認し、コックピット内に戻って乗客名簿(かな?)とジャケットを取り、副機長に続いて最後に飛行機を離れた機長。彼こそが正しいことをした人であり、その彼を誰が責められると言うのだろう。

この飛行機を誘導していた管制官を描いたのも良かったな。USエアウェイズ1549便との通信が途絶えて、もうだめだ、飛行機は落ちた、全員死亡だ、と思い込んで一筋の涙を流す管制官。やり取りにミスがなかったかどうかの調査が入るため、すぐさま席を外されて隔離状態のような部屋にぽつんといる彼がようやくたって、飛行機は川に不時着して乗客乗員全員の生存を知った時の「嘘だろ?」な表情。普通なら誰だってこんなリアクションになります。


2009年の出来事とはいえ、これだけ皆の持つ携帯のほとんどにカメラが付いていて、SNSも盛んなのに、不時着の様子を映していたのはたまたま川も映るよう備え付けられた倉庫かどこかの監視カメラだけ、というのにも驚きでした。気づいた人が少なかったのは、バードストライクで壊れたエンジンから音がしなかったので、マンハッタンの上空を飛行機が低空飛行していることを知る人は少なかったとのことです。

それにしても、色々なことを考えると奇跡と言うしかないに等しい。マンハッタンの真横を流れるハドソン川に不時着できたこと、そのハドソン川には橋がひとつしかなかったこと(反対側のイースト川には橋がいくつもある)、真冬の川だったけれど、すぐに通勤フェリーの船長が気付いたこと。続いてたくさんのフェリーが救助に駆け付けた事。NYPDより早かっただなんてすごい。

エンドクレジットに流れる音楽も、イーストウッド作品だといつも物悲しい曲なのに、今回は温かみのある、ほっと一息ついて、あぁ良かった、と思える曲調で〆られました。生き抜いた彼らを心から祝福したい、そんな気持ちになれるエンドロールでした。


キャスト。トム・ハンクス。もう彼は最近の作品を見れば安心して見られる演技ですね。80年代は「ビッグ」でNYにあったFAOシュワルツの店内にある床のピアノで踊ってた彼がこんなに渋くなったのは、本当に感慨深い。今回は実在の人物に合わせて髪も白髪になってて。機長の誠実さがよく伝わりました。
アーロン・エッカート。私は彼の顔は映画にはちょっと優しすぎる感じかな、って思ってたんですが、今回は髭を生やしていたせいもあるのか、貫禄が出てとても良かったなー。サレンバーガー機長に比べると、少し感情的にものを言う傾向にあるジェフ・スカイルズ副機長。決して派手なシーンはないけれど、トム・ハンクスとの息もぴったり。映画はスカイルズ副機長のセリフで終わるのだけれど、ちょっぴりユーモアのあるその台詞は、サレンバーガー機長より少しだけ饒舌でユーモアのある副機長の性格が出てて、その彼の言葉で終わるのもまたよし。


さてこの映画、私は「オデッセイ」を見た時も同じことを思いましたが、その道のプロが考えられるすべての方法を考え、実行して、そして最後は本人がなすべきことをした結果が奇跡に繋がったお話。困難な状況に追い込まれたとき、泣き叫んだり声高に周りを責めたりするのではなく、過去の経験や自分の知識を総動員して、そこからいちばんよいと思う道を選んだまでのこと。だから本人は謙遜でもなんでもなく、私はヒーローではないよ、と静かに答えるに過ぎない。サレンバーガー機長の対処って本当に冷静で落ち着いていて、私がこの映画で一番感銘を受けたのは、機長から乗客へのアナウンスはたった一言、
"Brace for Impact." (衝撃に備えて)
他の余計な言葉は一切なし、この一言だけで彼は全てを乗客に説明していると思うのです。そしてそれを聞いた乗客乗員もすべてを理解したはず。

これって思うに2001年の同時多発テロ事件で、アメリカがその時の行き過ぎた感情で始めた戦争が泥沼化したことへの反省というか反動から作られたんじゃないかと思うのですよ。人が大きな決断をするには何が必要なのか、どうすべきなのがいちばん大事なのか。特に人の上に立つ人間がそういった決断をするには、よくよく考えないといけないはずだから。

それにしてもイーストウッドの映画は本当にリアルで時々気分が悪くなりそうなくらいです。今回は狭い空間の機内、ゆっくりと動き出す飛行機、客室乗務員が行う安全と緊急時の説明、エンジンの音、加速を始めてしばらくすると地上からふっと機体が宙に浮くあの独特の感覚。まるで自分も一緒にこの飛行機に搭乗しているかのような気持ちになりました。
この映画、たったの96分ってほんとですか!?120分以上あるように感じられました。それくらい1秒たりとも無駄なシーンがなく、ぴんと張った緊張が最初から最後まで続いていたということかな。


あーすごく素敵な映画を見てしまった。どうしよう、今年は見る映画どれも豊作すぎてもう倒れそう。


POI S5 Ep05

いつものレビューですが、本編の感想は少しだけ。

過去の2話お休みだったのもあり、今回の主役はファスコでした。彼はこのドラマにおける唯一市井の人であり、HRとカーターの死で生まれ変わった人物。安心して見ていられるし、行方不明になったライリー(リース)の身を案じて、もう失踪者は出させない、俺のパートナーを全力で探せ!って言うファスコ。リースもそれに対してラストで素直にお礼を言っているし、そっか、ファスコとリースの関係ってここまで進んだんですね。
思うにリースに普通の人生を送らせたいなら、実はファスコがいちばん適任じゃないの?だってEp02でリースに友達がいないことを指摘したのもあったけど、彼だけはリースに対して遠慮なくずばずばものを言うし、それをリースもそんなに嫌がっているわけではないんだよねー。リースに必要なのは恋愛や女性じゃなくて、まず友人でしょ。飲みに誘うとかファスコの息子のリーも一緒にスポーツ観戦とか。ワンダーボーイ、お前も普通の人間だったんだな、って言ってそうなファスコ。どうかリースに普通の人生を教えてやってください。
S1ではリースから散々どつかれ脅されてきたファスコがねぇ…もうしみじみしちゃう。

そしてイライアス。生きていました。セイフハウスでのあの医療用ベッドに寝た3番目の人物。ベッド越しに見える後ろ姿、というか後ろ頭。一発で分かりました。愛しきハゲ。しかし彼は今後対サマリタン抗争でどうかかわってくるのかな。
あのセイフハウス(かつ元ネイサンの自宅)はまだキープできてたんですね。オープニングで飲みかけのコップが机の上に置きっぱなしのシーンがあって、最初はこれってまさかリース?って思いましたがそんなはずもなく。フィンチとリースってそれぞれどこに住んでるんだろう。まさかあの地下基地とか…?いやそれはないか、少なくともフィンチは。

で、ASIマシン対サマリタンの対決なんですが。これってシミュレーションにかけなくってもS4通して最後まで負けっぱなしだったじゃん…そしてS5ももう5話目だよ?次回で折り返し地点に差し掛かろうというのに、未だに打開策はないし勝てる見込みもないし、本当に大丈夫なの!?
サマリタンに勝って、最後の1話だけはオープニングのナレーションがいつものあの曲とフィンチの言葉、"You are being watched."で語られて終わってほしいんだよねー!日常に戻ってまた人助けをして、ていう様子が描かれると嬉しいんだけどな。でもきっと対サマリタンは最終話までぎりぎり引っ張るだろうからおそらく無理な話だろうな。




505のレビューはこれでおしまい。ここからは脱線したお話。
ただ今AXNで月曜22:00からS5が放映された後、BSフジで23:00からS2を見ることができるのですが、9月19日の放映は、505と210でした。リースが対象者カップルに手を貸して銀行の地下でFBIのドネリーに捕まる話。
これはS2の中でもダントツに面白いエピだったのもあるけれど、いちばん新しいシーズンの初見より、もう何度も見た過去シーズンの方が面白いってどういうことなのって疑問に思って。で、考えた結果、つまりS5は私には面白くないんです。「初めて見るエピソード」という意味では見応えあるけれど、面白いかどうか問われたら、ずばり面白くない。
私、S3の後半からずーっとずーっと、このドラマ面白くなくなっちゃったけれど、この先見続けてたらまた以前みたいに面白くなるだろうってほんとバカ正直にずっとそう思って期待しながら見てたんです。でも、面白くならない。そしてそのまま、S4なんてフルシーズン20話以上あるのにまったく盛り上がったり夢中になれる要素がないままで終わり、それでもどうにか我慢して見てきてS5が始まって。1話目こそいいスタートを切ったけど(実際501はすごく丁寧に作ってあったと思う!)、でもやっぱりそれは未だに続いてて、そして先日の504の無駄遣い。あーもうこれはだめだなって、私のトーンはがくんと落ちました。
期待しすぎちゃってるのがあるのは重々承知だけど、でもやっぱりこのドラマ、圧倒的に面白かったS1、2と比べると、S3以降、特にS4は本当にがっかりでした。なので今すっごく冷めた目で見てます…。まぁ冷静に見れてちょうどいいかな、くらいに思ってます。
この後S5も後半戦ぐっと面白くなったら手のひらを返したように絶賛してるかもしれないけどね!というか、そうなってくれないと困るよー!ほんと頼む!

それにしても210の面白さと言ったら。ベアーのお風呂にフィンチの「私も(バイクを)1台買おうかな」やカーターの「境界線について話し合いましょう!?」発言等、ユーモアのあるシーンもあれば、名セリフの数々(「朝起きて胸に手を当てたら幸せを感じたんだ きっと仕事のおかげかな」「もしビーチャーがあんたを泣かせるようなことがあったら 俺が許さない」「その質問には 自分でもどう答えていいか困ってる」「すまない しくじった。だが今朝言ったことは本心だ。ありがとうハロルド 楽しかったよ」って今でもそらで書き起こせますもん)、フィンチも現場に出て活躍するし、リースのキレのあるアクションや銃捌きはかっこいいだけでなく所作が非常に美しい。そして彼らを追うドネリーに捕まったリースや、保険会社の社員として銀行内に入ったフィンチをカーターとファスコが全力でバックアップしようとする43分間。決して210だけじゃなくて、S1、2の他のエピにもみっちみちに詰まっていた魅力が、S3以降には、まったく、ない。


日比谷シャンテ 閉館!

TOHOシネマズ日比谷 2018年 出店決定

日比谷にシネコンが出来るので、シャンテは閉館だそうです。

…えぇー!日比谷シャンテ、閉館しちゃうの!今はシャンテシネじゃなくてTOHOシネマズシャンテなんだけどさ…でもあの映画館は私にとっていつまでも日比谷シャンテシネなの。シャンテのあのロゴが入った映画パンフレットは、地方に住んでた私には憧れだった。

数回しか訪れることはなかったけれど、第一子妊娠中に大きなお腹を抱えて見た「イースタン・プロミス」が思い出深いです。

あーあ、今はどこもかしこもシネコンばっか。しかもTOHOっていう。悲しい。