ど、どうなんだろう……?

私はとてもとてもマット・デイモンが好きでこのブログでも彼への愛をよく語っているんですが。
昨日(4/14)公開のこの映画は果たしてどうなんだろう……?なんか設定からしてトンデモ映画な予感大なんですが。

グレートウォール

監督はチャン・イーモウだし脚本家のひとりはエドワード・ズウィックだし。私は彼の「戦火の勇気」、「ラストサムライ」、「ディファイアンス」あたりは好きなので。しかもこれアンディ・ラウ出てるしね。興味は少しだけあるような。しかし映画館へ観に行くつもりは……さすがにないなぁ(笑)、多分。

それでも「多分」と書いて逃げ道を残しておくずるい私。



インターステラー

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Interstellar (2014)


いちばんびっくりしたのはマット・デイモンが出てたことでした。ファンのくせに完全にノーマークだった……なんでスルーしてたんだろう。「オデッセイ」の時に、ジェシカ・チャステインとマットがまた宇宙モノで共演してるっていうのは聞いていたけれど、この作品のことだったんだ。

お話はとても難しかったので私たぶん半分も理解できてない。しかしゴリゴリに理系な内容で押し進めてきたのに終盤は愛が解決の糸口ってオチには、えぇ!?ってなりました。そ、それでいいのかな?とも思いつつ、監督が「これでいい!」ときっぱりと言い切った感がありました。力技。
まぁフィクション(映画)って多かれ少なかれそういう面がありますが、クリストファー・ノーランは夢や想像、つまり現実では絶対ありえないことを、見てる側の疑問を吹っ飛ばすくらいの壮大なスケールの作品でもって断言してくれるというか。もちろん興行的に成功しているからこそ次々と作品を生み出すことができるのではあるけれど、自分の描きたい作品を巨額の予算とお気に入りのキャストで作れるって最高に高次元な夢の実現ですよねぇ。ある意味うらやましいわ。

マシュー・マコノヒー演じるクーパーが、娘のマーフとの約束を果たしたから再び宇宙へと飛び立つラストは考えさせられました。クーパーの二度目の宇宙飛行は間違いなく片道切符だろうし、彼をもう一度旅立たせようと思った動機はやはり愛で、遠い惑星にひとり残され、信号を送りながら次に来る人間の到着を待っているアメリア(アン・ハサウェイ)を救うためなんですよね。
このお話は、どんなに複雑な方程式を解けても精密なプログラムが組まれても、人間の感情が最終的な決定権を持っているということを言いたかったのかな、と思いました。

音楽が美しかったです。こちらもノーラン作品の常連、ハンス・ジマー。なんだか久しぶりに「インセプション」が見たくなりました。


Happy Birthday, my dearest actors!!

今日はベン・ウィショーの誕生日だ!おめでとう36歳!私が好きになった唯一の年下俳優だよ。

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うぃしょくんはきっとおじいちゃんになっても舞台に立っていると思うので、いつかまた必ず彼の舞台を見に行けると信じてる。

ついでに(ついでですみません)他の愛する俳優たちも祝いますよ!私の好きな俳優はなぜか9、10月生まれが多いな!
もう過ぎちゃったけれど、
9月7日 マイケル・エマーソン!御年62歳は年齢詐欺だ。先月末はL.A.で舞台に出てたのもあって、彼の劇も一度見てみたいのです!

9月26日 ジム・カヴィーゼル!えーと何歳?って調べたら48歳!立て続けに何本か新作の撮影に入って忙しそうです。日本で公開されますよーに、されなくてもDVD化してくれますよーに!

10月8日 マット・デイモン!46歳。この人の作品はほぼ100%日本で公開されるので何にも心配ない(笑)。いい歳の重ね方してます!

そしてこれからお誕生日を迎えるのは

10月20日 ヴィゴ・モーテンセン!58歳になります。この人も相変わらず年齢不詳だな~。なんか数年前から折り返して若返ってるんじゃないかと思うくらい。「キャプテン・ファンタスティック」、楽しみだなー!

明日はケーキでも買ってきて勝手に彼らの誕生日をお祝いしちゃおうかな~。素敵な俳優さんと彼らの作品に感謝、そして今後のさらなる活躍を心から祈っております。

ジェイソン・ボーン

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Jason Bourne (2016)


私はボーンシリーズが本当に大好きで心から愛していて、3部作ラストはこれ以上ない完璧なエンディングだと思っているので、続編はそれを越えないとたぶんだめだろうなと分かって観に行ったので、こういう感想になるのはある程度予想はしてました。ですのでとても辛口の内容です。

登場人物の誰にも共感できなかった。これがいちばん痛い。
今回のボーンは、父親が実はCIA職員で、トレッドストーン計画を精査するにあたってそのプログラムに息子が参加しようとしていたから計画自体を止めようとしてテロに見せかけ殺された、というのがあらすじなんだけど、まずこの設定がだめで。3部作でボーンの過去、しかも記憶喪失で失われてしまった自分自身をいかにして思い出すか、自分は誰なのかを丁寧に描いてくれたのが、この作品で今まで何も匂わされることのなかった彼の違う側面、しかも父親というものすごい身内を突然出してくるのは、ちょっとなぁ…。ボーンは誰かから無理やり計画に参加させられジェイソン・ボーンになったのだと思いきや、実は自身の愛国心からトレッドストーンに志願したというのが3部作の最後に明かされた驚愕の真実だったので、父親もCIA職員でボーンにはもともとそういう下地があっての志願だったとなると意味合いが変わってしまって残念。
しっかし「愛国心」とか「国のために」ってこじらせると面倒ですね。採用する方も「国が君を必要としてるんだ」とかすんごい大げさに言って煽って来るしねぇ。

で、その父親を殺したのが今回ボーンを執拗に狙う殺し屋(ヴァンサン・カッセル)で、ボーンがブラックブライアー計画を暴露したせいで、2年投獄されて拷問も受けてきたというバックグラウンドがあって、そのせいでCIA長官デューイの下で指示を受けるも、途中から自分勝手に行動しちゃう奴なんですね。もうこいつもほんとダメで。「アイデンティティー」のプロフェッサー、「スプレマシー」のキリル、「アルティメイタム」のパズといった、なにかしら一理ある殺し屋とは全然比較にもならないしょうもないやつで、見ててこいつの行動にいちいち腹が立って腹が立って。ボーンは無用の殺人はずっと避けてきたしどうしてもとどめを刺さざるを得ない相手しか殺してこなかったのに、そしてそれが彼の信条だったのに、こいつは私怨のみで、しかも関係ない人間や一緒にボーンを追ってる仲間さえも殺しちゃっててほんとてめーはダメだ!ボーン・シリーズを貫いている大事な部分をこいつひとりで壊しちゃってるのです。

ボーンは今回冒頭のボクシングシーンで上半身が裸になった時、背中の上の方、左肩近くに銃創があるのが分かるんだけど、これは「スプレマシー」でロシアの川沿いを歩いていた時に後ろからキリルに撃たれた跡ですね。こういう細かいところは嬉しかった。そうだなー、今回も劇中での季節は冬だったから、ボーンにはあの黒いチェスターコートの裾をはためかせながら街や雑踏の中を思いっきり駆け抜けて軽やかなアクションをしてほしかった。
実は今回アクションも物足りなくて。ボーンは追われていたはずがいつの間にか敵の懐の奥深くに飛び込んであっという間に倒して逃げおおせるのがクールでそれが持ち味なのに今回はそれがなくてね。それに彼は武器が手元になくても強いのだから、そういうのも見たかった。なにせナイフ持った相手に丸めた雑誌で対抗して戦うくらいですから。「スプレマシー」のあのシーンが好きで好きで。ああいう機転を見たかった。
そういう意味ではキレのある行動やアクションは少なかったね…。ロンドンでボーンを追うA班、B班はヴァンサン演じる暗殺者じゃなくてボーンが自らあのキレる頭脳と状況に応じて立てるスピーディな戦略で倒してほしかった(そして決して彼らを殺しはしない)。3部作で見られた、スカッとしたり、おぉ!と驚く手腕が今回はなくてね。焼き直しなアクションが多かった。

ニッキーが登場した意味も分からない。CIAからデータをハックするのが彼女でないといけない理由がないし、彼女がボーンと逃げたのに殺されてしまったのは、「アルティメイタム」内のタンジールで描かれたあんなに必死でスリリングな逃亡劇を無にしてしまったうえ、ボーンとバイクにタンデムして逃げても最後はビルの上から狙撃者に撃たれてニッキーは死んでボーンは生き残るって、これまるっきり「スプレマシー」でのボーンとマリーをなぞってるでしょ。マリーはボーンにとってオンリーワンの女性であってほしいから、この描写がなぁ…。同じこと繰り返してほしくないし、ボーンが女性とどうこうなるのは私は求めてないの。ジェイソン・ボーンはストイックな男であってほしい。ニッキーにはニッキーの役割がちゃんとあって、それは既に「アルティメイタム」できっちり果たしてくれたわけです。だから彼女の再登場と死は完全に蛇足。

CIAの新人職員ヘザー・リー。これは間違いなく、今回は出演のなかったパメラ・ランディ長官ことジョアン・アレンの代わりですね。そして演じるアリシア・ヴィキャンデルは今一番勢いがある女優。おそらくその影響を受けて、この映画での彼女の出番や役割も大きいものになるよう書き換えられたと思わざるを得ない描き方でした。だってさ、「アイデンティティー」ではトレッドストーン計画の責任者コンクリン、「スプレマシー」ではトレッドストーンを引き継いだアボット長官と部下のダニーが殺され、「アルティメイタム」ではブラックブライアー計画の責任者ノア・ヴォーゼンとそもそもの計画を企てたハーシュ博士が逮捕という結果になっているのに、ラスベガスのホテルでCIA長官(長官ですよ!?自分のいちばん上の上司ですよ!?)を撃ったまだ新人のリーが無罪放免で何もおとがめなしって、それはどうあっても納得いかない。しかも彼女が長官を撃った銃をボーンが受け取ったってことは、彼が殺ったことになるよね?そうするとまたボーンは追われるの?もういい加減彼のことは放っておいてあげなよ。そっとしておいてあげようよ…。
むしろラストでボーンに会ったあとリーは何者かに暗殺されて道路に倒れて誰にも知られないまま無残に死ぬ、でも良かったくらいなのに(あ、それはコンクリンの最期か)。あの終わり方はいかにもまだ続編作れますよ、で卑怯だ。

ボーンも、リーからCIAに戻ってきて、と言われてもきっぱり断ってほしかったなぁ。だってボーンは「アルティメイタム」で"I can't."ってはっきりと断言した男。私はボーンの人生は孤独で孤高だけど、不幸ではないと思っています。だから彼は「アルティメイタム」のラストでイースト・リバーの水中を泳いで姿を消していった後、どんな道を選んだかは分からない。でも彼は彼なりに、自分がいちばんいいと思う、納得ができる生き方を選んでいると思うのですよ。そういう生き方しかできない人間でもあるし。それは今回冒頭で描かれた、賭けボクシングのようなことに身を投じていたり、もしかしたら元CIAや暗殺の腕を買われたり生かしたりして何かしら裏の仕事を請け負って、生きていけるだけの金と住むところがあればいい、みたいな人生を送っている/いたかもしれない。それでも私はそういう彼が不幸だとは思わない。なぜならジェイソン・ボーンはもう自分の本心に背を向けることは決してないし、どんな理由があろうとできないことにははっきりと”I can't.”と言った人間なのだから。

coming soon

もうすぐ新作が公開なせいか、私の中のボーン愛が再び火を噴いている!

まぁ私はアホみたいにこの映画を何度も見てはこれまたアホみたいにその度に気付いたことや思ったことをここに書いてるんですが、もう病気みたいなもんなんで。これは私のブログなので私の書きたいことを好きなだけ思い切り書くのです(開き直り)。

3作中2作目のスプレマシーがいちばん好きなのは、たった108分の中に映画の醍醐味がぎゅうぎゅうに詰まっていて一切の無駄がないのが理由なんだけど、その中でも実はこのほんの些細なシーンがお気に入り。

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ドイツでトレッドストーン作戦の最後のひとり、ヤルダを殺さざるを得なかったボーンが、立ち寄ったカフェの地下のトイレで手にこびりついた血を洗い流した後に、鏡に映った自分をじっと見つめるシーン。この1分ちょっとの場面、入れなくてもいいかもしれないんだろうけれど、次のシーンへ行く前に置かれた「間」が感じられてすごく好きなのです~。そしてここは愛する人が「殺さないで」と願ったのにボーンはその言葉を守れなかった自分に怒りや後悔を感じていることをも表したかったのかと。

ボーンはいつも最低限のものしか持たないのだけれど(ミニマリストですね)それは銃火器も同じで、多分この人通常は銃は1、2丁くらいしか携帯してないと思う。「スプレマシー」ではスコープ付きのライフルこそ持ってたけれど、基本は銃と身の回りのアイテムを利用して相手を仕留めるのがクール。銃を奪ってもそれはボーンには必要なくて、敵がもう使えないようにポイッと近くのダストボックスなんかに捨てちゃうのです。


ロシアでのカーチェイスはもう言うことなしの素晴らしさ。キリルにとどめは刺さずにそのままトンネル内から出口へ、光のある方へ歩いて行くボーンの後ろ姿に彼の生き様とこの先の人生を垣間見ることが出来る。

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さて私はPOIのレビューで散々リースはボーンと似てるって書いてるんだけど、どの辺りが似てるのか真面目に検証(暇やねーほんとに)。

・元CIA所属の暗殺者
・愛する人を失っている

愛する者を失ったとき、人は真実を知りたくなる
When what you love gets taken from you, you wanna know the truth.
- ボーン・スプレマシー

孤独から救ってくれる人に出会えたとき、人は変われる…だがその人を奪われたらどうなる?
When you find that one person who connects you to the world, you become someone different. Someone better. When that person is taken from you, what do you become then?
- パーソン・オブ・インタレスト シーズン1 エピソード1

・身の回りの持ち物が最小限。服装がシンプル。黒い服が多い。冬はチェスターコートを着ている
・戦闘スタイルもシンプルじゃないかなって思う
・恋人との写真がアイテムとして出てくる

ボーンシリーズとPOIのS1、2は何度見てもほんとうに面白いし飽きない。片方しか見てないのなら、ぜひ両方見てみてね!(って誰に言ってるのか)

蛇足ついでに俳優同士でも比較!
マット・デイモン…45歳(b.1970)、178cm
ジム・カヴィーゼル…47歳(b.1968)、188cm
えーこのふたりってたったの2歳差!?イメージ的には7歳くらい離れてると勝手に思ってた。マットがちょい童顔だしジムは髪の色のせいもあって年が上に見えるせいかな。身長差が10cmなのは、うん、いいね。いいわぁ(何がどういいんだか)。

個人的にはこの人たちのチェスターコート姿が超好みなので、冬のNYでリースとボーンにそれ着せてイーストリバーの川べりに並んで立たせてみたい。フィンチに君たちそっくりだねって言わせたい(笑)。


そうそう、スパイと言えば先日、スパイ映画は主人公のスパイがエンタメ系とリアル系に分かれるよね!って話を友人としまして。「裏切りのサーカス」やボーンはリアル系で、「ミッション・インポッシブル」や「キングスマン」はエンタメ系だよねって。だってイーサン・ハントみたいなあんなハンサムなスパイならすぐ顔を覚えられちゃうでしょう~。