"Would you play John Reese again if you're offered?"

久しぶりにPOIネタ。グランドフィナーレ(最終話)ネタバレあり記事です。

えーと、まずこれはどういう類のイベントなのだろう……カヴィーゼルの新作映画("Paul, Apostle of Christ")のカンファレンスでいいのかな。その壇上で司会者のレイモンド・アロヨというかたがイベント前にあらかじめ募った質問のなかのひとつがこれ。

PAUL, APOSTLE OF CHRIST - Insiders Preview

47:00~
"Would you play John Reese again if you're offered?"
「もしオファーが来たらまたジョン・リースを演じますか?」

まず聴衆に「POIを見てた人は?」と問いかけ、大勢が声を上げたのを見回して軽く驚くカヴィーゼル。その後のやりとりはざっとこんな感じかな。間違ってたらごめんなさい。
「いつか(続きは)映画にしてもよいかも」
「ワーナー・ブラザースに(続編を作るよう嘆願の)手紙を書き続けたらどうかな」
等、本人みずからいくつか提案したあとで、司会者が
「最終話で(ジョン・リースは)何発もの銃弾を受けて倒れましたよね? ビルの屋上で」
と訊くと、
「えぇ。でも誰も(リースの)死体は見ていない。でしょ?」
聴衆に同意を求めるカヴィーゼル。肩をすくめた後で、
「(リースは)ジャケットの下に防弾ベストを着てたかもしれないよね?」
と言い、にっこり微笑む。それを聞いた司会者が
「じゃあ次は『ジョン・リース 復活』とかはどう?」
隣に座るプロデューサーも
「製作にはメル・ギブソンが参加するかも」
とノリノリ。それを受けてカヴィーゼルも
「メルの次回作に出るしね」("Mel has me.")
と、カヴィーゼルの次の撮影予定であるメル・ギブソン監督「パッション」の続編に引っ掛けた笑えるやり取りが続きましたが、結局質問に対する答えははっきりと明言はされませんでした。
でもそれでいいかなって思う。役者さんがどう思っているかはともかく、私自身はPOIはリメイクもリブートも興味ないし、他の俳優どころか本人にももう演じてほしくはないな~。
前にも書いたけど、あの時あのタイミングでエマソンとカヴィーゼルのふたりが演じたからこそのストーリーだったし、ドラマとしては描ける部分はまだまだたくさんあるだろうけれど、ジョン・リースに関しては完璧な終わり方だったので、あれ以上引っ掻き回したりあとから余計なものを足してほしくない、という気持ちが強いので。


普段リップサービスはほとんどない印象が強いカヴィーゼル(なんかわたしの中で彼はお世辞とか自分が思ってもいないことは絶対に言わない/言えないけど、心から本当にそう思う/考えることは誠意を尽くして伝えようとする、良くも悪くも真面目で頑なな人っていうイメージなので)がジョン・リースに関してこういうコメントを残すのってちょっとびっくり。
ビジュアルも「デジャヴ」のプレスカンファレンスの時とすごく似てて若返った感があってどうしちゃったの、なんかいいことあったの。

しかしこの人は放っておくと宗教関係の映画ばっかり出ちゃうので……頼む、エージェントさん頑張って仕事して! ドラマは無理でもせめて娯楽映画に出るようにして!!


POI 少しだけ小ネタ

年が明けても相変わらず時間の許す限り見てます。

・撮影監督
Teodoro Maniaci …S1
Stephen McNutt…S2Ep01,03,05,07,09,11,13,15,17,19,21
Manuel Billeter…S2Ep02,10,12,14,16,18,20,22 S3Ep01,03,05,07,09,11,12,14,16,18,20,22
Tom Houghton…S2Ep04,06, 08
Gonzalo Amat…S4Ep02,04,06,08,09,11,13
David Insley…S3Ep02,04,06,08,10,13,15,,17,19,21,23,S4Ep01,03,05,07,10,12,14,15,16,18,20,21,22,S5

一度まとめてみたかったので。
個人的にはS1、S2はフィンチとリースの人物の美しさが際立っていて(撮影監督がふたりに恋してるとしか思えない。そうでなければあんなに美しく撮れるはずがない)、S3、4は画面全体の調和や色のトーンが決まっていると思う。411の色を限って使ってるエピとか、S3Ep21、S4Ep19の画面に白と黒しかないシーンは美学さえ感じます。

S4Ep19



・屋上
今思えばこれも、

(S1Ep10)

これも、

(S2Ep13)

ふたりの大きなターニングポイントは、みんな屋上でのことでした。だからS5Ep13でも象徴的に使ったのかな。最後の屋上は、今もまだ言葉がないけれど。



POI ちょっと小ネタ

・ジョン・ノーランのポートレート(?)。もし本編でもこんな笑顔を一度でも見せてくれたらわたしはグリアのおじーちゃんをちょっとは好きになれたかもしれない。にしてもいい笑顔だなー!

johnnolan.jpg


・こういうのを読むとキャストもあの廃図書館を気に入っていたのを知ることができて、とてもとても嬉しく思う

emersontalksaboutlibrary.jpg

Alcohol of Interest

最近脳内が読書モードなのでレビューはしばらくお休みです。


POIで軽いネタをひとつ。
S1Ep11でフィンチに「仕事の時は食べるな」と言ったように、リースがもぐもぐするのはS2Ep06でのベアーが齧ったドーナツをリースが知らずに続けて食べてしまったシーンだけかと思いますが(あとは回想シーンでカーラとレーション食べてたくらい)、しかし食べるシーンはなくとも飲むシーン、特にアルコールを嗜むシーンは驚くほどたくさんあって。アメリカのドラマでは飲酒シーンは特に規制はないのかな?

そもそもしょっぱなのエピからこの人は酒瓶を手にしてたねそういえば。
S1Ep01


ラベルの表記を見ると、手にしているのはライ・ウイスキー。しかも瓶から直飲み

S1Ep03
バーで対象者ジョーイ・ダーバンと一緒にビール


S1Ep06
フィクサーのゾーイ・モーガンとは赤ワイン


S1Ep15
偶然を装ってピーター・アーントと隣同士になったバーではビールを瓶からグラスに注ぎかえて


S1Ep20
一緒にこの件を手掛けよう、とカーターを誘った時に飲んでいたのはビール。勤務中のカーターは多分クラブソーダ(左端のグラス)


S2Ep05
マキシンとはバーでビール


張り切って仕事にとりかかろうとするマキシンに真っ昼間から白ワインをふるまっちゃうリース。集中できないのでは?と思ったけど別に1杯くらい飲んでも酔いはしないのかな、とも思ったり


S2Ep06
バーベキューではお約束の直飲み瓶ビール


S2Ep16ではゾーイの前でビール。気心が知れる相手になるとリースは自分の好きなお酒に切り替えるって感じでしょうか


S3Ep11、13のやさぐれ野良リースは多分両方ともウイスキー


S3Ep14
カーターに献杯する4人。この時もおそらくウイスキー



対してフィンチ。
S2Ep03でリースから「ビールを飲みに行こう」と何度も誘われてようやく重い腰を上げたフィンチ。道すがら「ビールじゃなきゃダメか?」と言ってましたが、この後フィンチは何をオーダーしたのでしょうか?
ではフィンチは全然飲めないのか?と問われたら決してそうでもなく、S1Ep21ではスポーツバーでビールを注文しています
pois1ep21_finch_beer.jpeg

S2Ep06では赤ワインを楽しんでます


S2Ep16ではウイスキーが置かれてます


S2Ep17では大雨の中閉じ込められた警察署内で小瓶を渡されて


しかしS3Ep01ではリースに勧められて恐る恐るボイラーメーカーを口に


そしてS1Ep18でのアルコールとドラッグを一緒に摂取ってよく考えるとそうとうヤバい


S3Ep18ではセイフハウスに置いてあるウイスキーを見たショウが「さすがフィンチ、高級志向」と言っている


そしてセイフハウスに置かれているグラスは過去にネイサンが使っていたものでした。遺品になってしまったそれをフィンチはいつまでも大切に使ってるのかと思うと……なんかねー色々複雑な思いに駆られるよね、私がね!
S2Ep21



今回見直して初めて気づいたんだけどS3Ep14のラスト、みんなで集まって飲む時もファスコだけはペットボトルのミネラルウォーターを飲んでるんですね。偉いよファスコ!



こういうどうでもいいような重箱の隅つつきネタが最高に楽しい。


エマさんの舞台!

もう始まってるのか?2/7~3/26(→4/2まで延長)までNYのSignature Theatreにて、マイケル・エマソンが舞台"Wakey, Wakey"に立ってます。

……行きたいなぁ!!約180席(そのうち4席は車いす用だよ)しかないちっちゃな劇場(そして小さければ小さいほど舞台との距離は当然近いわけで)、しかもチケットの価格は$30~50ですよ!こんなに安くていいの?大丈夫?儲かってる?と心配になりますが、儲けより舞台作家を応援することに力を入れているNPOの劇場だからこんなに低い価格になってるってのはあるかも(そして当然ですが寄付を募っている)。
"Wakey, Wakey"は劇自体75分ととても短い。劇中でストロボライト、煙幕、ラテックス素材のものを使用、ってあるし、いったいどんなお話なんでしょう?とても気になるし面白そうだ。行った人のレポをぜひ聞きたい……誰かいませんか~?


ロンドンで演劇沼に落ちかけて早3年ですが(でもあの時落ちなくて良かったのかなとも思いますが)、何度でも撮り直しが出来、入念な編集を経て音楽や効果音も付けられて完璧な姿で公開される映画とはまた違い、舞台という独特の雰囲気がとてもとても大好きで。生ものである舞台は公演の一回一回、同じものは決してなく、一瞬一瞬がどれもすべてその場限りのはかないもの、というのがたまらなく魅力的。
そして千秋楽での、役者が最後の力を振り絞って演じる姿から生まれる、途方もない存在感と圧倒的な演技力。あれはもう、見たら最後、病みつきになるというか、あの瞬間のために彼らは生きているのではないかと思えてくる、そのくらい私は最終日の公演が好きです。それは大学の時に演劇部に所属していた友人が誘ってくれた、本当に小さな小さなハコで見せてもらった舞台で見たワンシーンだったけれど、初めて見た時は衝撃であり、同時に涙が出そうなくらい役者の尊い姿でした。

にしてもロンドンもそうだけど、この辺とか見ると、チケットさえ確保できればあちこちの劇場でフツーに俳優や歌手を舞台で見られるなんて夢のようだ……こんな世界が現実に存在するなんて……色んな意味で恐ろしい……。


いつかまたご縁があって、好きな役者さんの出演する劇を観に行ける日が来たらいいなと願っています。


劇場HPのエマさん、とても素敵な笑顔。そしてほんとに62歳なの?怖い……。

wakeywakey.jpg wakeywakey-2.jpg