レフティ・ブラウンのバラード

TheBalladofLeftyBrown-poster.jpg


The Ballad of Lefty Brown (2017)


京都ヒストリカ国際映画祭にて鑑賞。正統派な西部劇であり謎解きの部分もあって、わたしは大変楽しみました。
お話はレフティと40年以上友人であるエディが馬泥棒に撃たれて殺されてしまい、犯人を探し出して復讐しようとするところから始まります。最初の15分ほどで、議員になったエディ・ジョンソン(ピーター・フォンダ!)と妻のラウラ(キャシー・ベイカー)がもうすぐモンタナからワシントンD.C.に引っ越すこと、それにともないずっと大切にしていた牧場をエディの友人のレフティ・ブラウン(ビル・プルマン)に譲ること、エディとラウラは仲が良いが、ラウラはレフティをあまり好きではないらしく、彼に全てを譲るのを快く思っていないこと、そのレフティは心優しい、悪く言えば弱腰の男でずっとエディの世話になっているような人物で、映画の冒頭でもバーで揉め事を起こし、喧嘩の相手を撃ち殺した男を撃つこともなければ絞首刑にする際、男の足元にある椅子を蹴り飛ばす勇気もない人間であること。そして牧場から馬を盗んだ泥棒を追っているさなかにエディが撃ち殺され、レフティが犯人を追おうとするも、旧友で今はモンタナ州知事のジミー・ビアース(ジム・カヴィーゼル)と彼の部下でかつては酒浸り、今は連邦保安官の同じく彼らの友人トム(トミー・フラナガン)が弔問に訪れ、州兵を差し向けて必ず犯人を捕らえると約束すること。これらがスピーディに描かれて、冒頭からぐっと話に引き込まれました。
わたしはこの映画は犯人を追跡するのがメインストーリーだと思っていたので、レフティが犯人を捕まえるのは無理だと思われていて、先に出発したレフティに追いついたトムが一緒に追跡するのではなく、レフティに対して追跡はやめて戻ろうって説得するからちょっとびっくりした。まぁよく言えば友人を危険にさらしたくない、悪く言えばレフティに犯人を見つけて撃ち殺す能力や勇気はない、と見られているのかと。
たぶんトムはレフティ自身が犯人の金髪の男とその仲間がいる小屋を見つけるとは思わなかっただろうし、人数はレフティたちのほうが劣勢なのにいきなり銃撃戦になったり、途中でレフティが見放せなくて拾った男の子、ジェレマイア(ディエゴ・ジョセフ)が若気の至りで過剰な英雄願望を抱くせいで撃ち合いに足を突っ込み、結果撃たれてしまったりと、なかなかに予想外な出来事が次々と起こるのはスリリングでした。
さらに犯人たちが潜伏している小屋に議員のクロウブリーが金を渡しにやって来たことで、実はエディ殺しには州知事で友人でもあるジミーが一枚噛んでいるのでは、というところからエディ殺しの真相を追うミステリ色も帯びてくるし、さらにジミーによってエディ殺しの濡れ衣を着せられたレフティは自分が無実であることをラウラや町の人々に証明する必要も出てきて。
ラストは今までは気弱で英雄では決してなかったレフティが旧友の敵をとるために、ラウラに代わって絞首刑となったジミーの足元にある椅子を蹴り飛ばし(以前のレフティにはできなかったことですね)、きっちりとケリをつけました。たぶんこのことでレフティは大きく成長したんだろうし、町を出て二度と戻ることはなくお尋ね者として生きていくのかなぁ、とも。彼の年齢が年齢だから、そう遠くないうちにどこかの縁もゆかりもない土地で死んでいくのは容易に想像できることから、悲しい終わり方でもありました。111分、バランスよい配分のお話だったと思います。

人物ごとの雑感を。
レフティ役ビル・プルマン。彼は「インディペンデンス・デイ」で有名だけど私は「あなたが寝てる間に…」(1995)が好きなんです。いつの間にやらこんな渋いおじいちゃんになってて驚きですが、「あなたが~」自体20年以上前の作品だから当然ですね。
役柄のせいか、笑顔がとってもいいです。私はレフティって今でいうADHDの気が多少はある人物かなぁと思いました。だからエディも友人というか、俺がこいつをみてあげないと、みたいな庇護者的な位置だったかもしれないし、ラウラがレフティに好感を抱けないのもそれが理由かなぁ、と。
よくよく考えればレフティ以外の3人はみな、州知事、議員、保安官と身分の高い地位についているのにレフティだけはなにも変わらないままの男なんですよね。だからといってその辺りを本人が気にしているというわけでもなく、なんというか、生き抜くのが厳しい時代のわりにはのほほんとした生き方をしている男で、頼りないと言えば頼りない。この映画は彼の成長物語なんだろうけれど、60歳過ぎてやっとか~、という面もなきにしもあらず。
トム役トミー・フラナガン。この映画で初めて知りましたが、なにこの人。なにこの人! すごく渋くてかっこよくないですか。帽子をかぶった姿で登場したから白髪が見えなくて、ジミーと同い年くらいかなって思ったら帽子取ると白髪の髪が現れてぐっと年齢が上がってエディと同じくらいに見えて、なんか不思議な人だった。
わたしがこの映画に不満があるとしたら、そのトムをもう少し深く描いてほしかったという点です。特に、馬泥棒の男の懐にクロウブリーから受け取った札束を見つけてジミーが黒幕なのかもしれないと分かると、レフティと撃たれて重傷のジェレマイアをそのまま小屋に置いて町に戻ってしまうのが、なんだかちょっと薄情な人に思えてしまって。トムは今すぐにでもジミーに真実を問いただしたくてそういう行動に出たんだろうと思うけれど、そのあともレフティのところに戻らず、保安官になる前に断酒したはずの酒に溺れてしまうのも残念というか、なぜそうなったのかもう少し詳しい心理描写がほしかった。
ジェレマイア役ディエゴ・ジョセフ。主役4人の平均年齢がかなり高いので、レフティが放っておけなくて一緒に連れていくことにしたジェレマイアというまだあどけなさが残る少年の存在と、レフティとジェレマイアのだんだん親密になっていく関係がこの映画にユーモアと未来を与えててよかったです。
そしてモンタナ州知事であるジミーのキャラクターはなかなか興味深かった。おそらくフロンティアが消滅するのと同時期に、アメリカ国内はどんどん近代化が進み、昔ながらの牧場と馬を所有する暮らし方を送り、悪人は捕まったら即絞首刑ではなく、民主主義や法律に則って人々が裁かれることが重んじられる世の中へと身を投じるのがこれからの時代だよっていうのをよく分かっていて、だからこそ以前は賑わいがあったのに今や人口は100人(? 1000人だったかな?)以下に減った自分の町を再び活性化しようと鉄道誘致に血道をあげるのも分からなくはない。
しかしエディの反対でもう少しでまとまるはずのその鉄道敷設の契約がうまくいかなかったことでエディが邪魔になり人を雇って彼を殺した、という人物。しかも偽の手紙をラウラに送り、エディ殺しをレフティになすりつけるという、どこまでも汚い男でもあり。多分ラウラもその手紙の真相が暴かれなければずっとジミーを信用してただろうし、トムとレフティも馬泥棒がいた小屋にクロウブリーがやってこなかったら、ジミーのしたことは表に出ないままだっただろうから非常に頭が回る人物でもある。
しかしラスト、執務室でレフティと対峙したジミーが、お互い銃を突き合わせながらも先に銃を片手で上げて撃つ意思を放棄した後、私を殺さなければ、法廷でお前の無実を主張しよう、そうすれば絞首刑は免れるぞ(という台詞だったかと)、と言うのですが。聞く耳を持たず銃をかまえたままでいるレフティにジミーは「いいか、よく聞け ("Listen to me, BOY,")」って明らかに人を、しかも年上のかつての友人だったレフティを見下す態度と言葉を口にしたことで、侮辱されたレフティはジミーを殴りつけて倒す結果に。
近代化を主張し、州知事としてそれを実行してきたであろうジミーなのに、皮肉にも彼は裁判にかけられることなくその場で即、昔ながらの絞首刑にされて人生を終えました。
気になったのはラウラの「18年前にあの場所(具体的な土地名が出てきたけど忘れました)で起こったことを知ってるのよ、その時私もそこにいたのだから」という台詞。それはなんのことだったんだろうか。トムの妻が誘拐されたことを指しているのか、ちょっと分かんなかったですが、ジミーは過去も州知事になるまでになんかいろいろ手を汚してるんだろうなってことをほのめかした台詞かな、と。

かつての仲間、レフティ、エディ、トム、ジミーの友情はこうしてバラバラになってしまったけれど、ジミーが道を違わずエディも殺されなかったら今も素敵な4人だったのかな。時代が彼らの行く道を分けたのだとしたら、この話は古き良き開拓史時代の終焉という側面もあるかなぁ、と。この話は1880年代後半のモンタナ州が舞台。フロンティアの消滅は1890年なのであながち間違ってはいない……かな……?


1回目の上映後にあった、来日した監督のトークショー
『レフティ・ブラウンのバラード』トークショー

こちらはサウス・バイ・サウス・ウエストでの上映後のQ&A
The Ballad of Lefty Brown SXSW 2017 Q&A

今まであちこちの映画祭で上映されてきましたが、USでは2017年12月15日公開予定。


ここからはカヴィーゼルにフォーカスを絞っての感想。
なんかもう、「大画面でものすごい美形を観てきました」という感想しか出てこない……語彙力の喪失……。
あの穏やか~でソフトな話し方とともにラウラのもとに弔問に訪れたモンタナ州知事なカヴィーゼルがヴィランだったことにはびっくりしましたが、だんだんと本当の正体を現していくのは彼の十八番ですね。序盤のラウラを見る優しいまなざしから一転、終盤のレフティに向かって無罪を主張してやるって言ってる時のかっと開いた目が全然違う。この人は怒ると瞳孔開くよね。
当時の服装がまたおしゃれで同時にちょっとかわいいというか、州知事なだけあってきちんとした三つ揃いのなかなか高価なスーツという素敵なお召し物な上、ズボンの丈短め、白いシャツの襟が丸襟の時もあったり。シャツの腕部分は生地が薄くて長さも幅もかなりゆったりしていて、さらにカフスの幅が太くて独特なスタイルでした。こういう格好今まで見たことないなぁって思ったらなんか頭爆発しそうになった。
そして特筆すべきはあの髪の色。以前よりぐっと白が多く混じって少し長めの髪をポマードで押さえて後ろに流しているのが大変に大変に素敵でした。後ろ髪は伸びるとちょろんとカールするのもいつものことですね。あの髪の色、ほんと独特だよね。年齢相応の白髪になってきたし、それに光が当たると言葉がないくらい美しくて美しくて、もうどうしてくれようかと。
そしてラスト、これから縛り首になるっていうのになにその表情! そこにライティングか自然光かは分かんないけど髪や目に絶妙に光が当たって、はー……もうため息しか出ない。こんなに彼が美しく撮れているのがフィルム撮影のおかげだと言うならコダック社万歳だ。株でもなんでもいいからぜひ貢がせてくれ。
とにかく眼福以外のなにものでもありませんでした。そして大画面で見れたことで、あーわたしは彼の新しい作品に飢えてたんだなーとしみじみ思いました。完成した作品の中に彼の姿を見るのは本当にひっさしぶりですもんね。
ちなみにカヴィーゼルの役名はJimmy Bierce (ジミー・ビアース) なんですが、当初のクレジットではJames Reece (ジェームズ・リース) でした。スペルこそ違うけどさすがにそれはアレだよねってことだったのかどうかは分からないですが、途中で変更されました。いくらなんでもその苗字は心臓に悪すぎる。




過去にフランス映画祭横浜に数回行ったことがある経験からして、たとえ映画祭で上映され、作品が好評でもその後日本公開やDVD化もされないままその作品を二度と見ることができないのはザラっていうのは身をもって経験済みでしたので、今回そうとう悩みましたが思い切って観に行きました。
行く前は、苦手なジャンルの西部劇だしカヴィーゼルの出番が合計10分もなかったらどうしよう(クレジットは3番目なのでさすがにそれはないだろうけれど)って不安でしたが、ふたを開ければそんな不安はすぐに吹っ飛びました。本当に楽しめるお話で、わざわざ足を運んだ甲斐がありました。この映画を大きなスクリーンで観ることができて本当に良かった!


おまけ
コダックフィルムで撮影された映画一覧!
https://www.kodak.com/JP/ja/motion/customers/productions/default.htm


ラ・ラ・ランド



La La Land (2016)

夢見る若い男女のおとぎ話。そして舞台はハリウッド(「『ラ・ラ・ランド』はハリウッドを指している」)。古き良き50年代を懐かしむ映画でもありました。これ、間違いなくアカデミー会員に受けそうなのと(レイティングもGだしねー)、2012年の第84回アカデミー賞作品賞の「アーティスト」(2011)に非常に似たものを感じました。ミュージカル映画だし、昔のいろんな映画にオマージュを捧げているシーン、私が知らないだけできっといっぱいあると思う。ポスターにもなったあのシーン、最初にセバスチャンが電灯の周りをくるりと回るのは、まんま「雨に唄えば」のワンシーンだもんなぁ。
ラストはミア(エマ・ストーン)とセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋は成就しなかったけれど、お互いの夢だったミアの女優とセバスチャンのジャズの店を持つことは叶ったんですよね。パーフェクトな結末ではないけれど、でもこれくらいがほどよくていいな、なんて思いました。それに「もしふたりの恋が続いたら」の世界はラストでミアがセバスチャンの演奏を聴いている間に空想として描かれたしね。ちゃんと見せてもらったのです。

それにしても、先日見たばかりの「シング・ストリート」と共通点が多くてびっくり。A-haの"Take on Me"や、「理由なき反抗」のジェームズ・ディーン。もしかしてジョン・カーニーってデミアン・チャゼルより一歩先取りしていたのかしら?

そしてこの映画、ポスターですでに8割がた成功してるようなもの。実際このダンスのシーンはポスター用だけのポーズではなく劇中にちゃんと出てくるし、そしてその時の夕暮れの色の美しさと言ったら。これは本当に素晴らしかったです。


La La Land Soundtrack All Songs Mix | Oscar 89th Music Original Score WIN!!! 2017


リリーのすべて


thedanishgirl-poster.jpg


The Danish Girl (2015)


無事手術を終えて、リリーはその後の人生を自分らしく生きていったと思っていたので、二度目の手術が事実上失敗に終わって亡くなってしまったのには、ものすごくショックを受けました。だからラスト、生まれ故郷をリリーの幼馴染ハンスと一緒に訪れた妻のゲルダが身に着けていたスカーフが、強風に乗って遠くへと飛んで行ったシーンは、やっと幸せになってすべての事から解き放たれたリリーの精神だったんだな、と思うとこれはとても泣けました。

リリーはアイナー・ヴェイナーという男性として生まれ育ったけれど、私はリリーはアイナーの中にいたもうひとりの人間で、それが女性だったから辛かったのでは、という解釈をしましたが、こればかりは当事者でないと分からないのかなぁとも思いました。アイナーは自分ではない。本当の自分はリリー。それを抑圧してずっと生きてきた。男性としてアイナーはゲルダを伴侶に選びましたが、私、最初の方この夫婦あんまり合ってないのでは?と思いながら見ていたのだけれど、もしかしたらアイナーは自分が女性的だから、強く、少し男性的にも感じられるゲルダを無意識に選んだのかな、とも感じました。そして最後まで見ると、彼女のその強さはアイナーにとって最後は救いだったと思う。リリーは彼女を妻というよりも、よき理解者になってほしかったんだろうし、事実ゲルダはリリーになったアイナーを、最後まで見捨てることなく傍にいてくれたのは、リリーにとって幸せなことだったと思う。

女性性を圧倒的な演技で魅せてくれたエディ・レッドメイン、夫を理解しようと務め、それでも女性としての本心、妻としての希望や描いたであろう将来の夢を諦めないといけなかった妻ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデルのふたりは素晴らしい演技でした。
もうね、エディの演技がすごい。男性が演じる、柔らかな雰囲気の女性。それがこの映画のかなめであり、その美しさや可憐さにただただ圧倒されました。はかなげなのに、演技は力強い。ものすごいものを見てしまった、という感想でした。


ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

rogueone-poster.jpg


Rogue One (2016)


「犠牲」と「希望」の話でした。Ep03「シスの復讐」とEp04「新たなる希望」をつなぐお話。

ローグ・ワン。ならず者の彼らは、この物語では皆名前こそあったけれど、誰一人生き残ることはなく死んでいった(行動を共にしたドロイドまで!)。それでもデス・スターの設計図を奪うという目的は見事に果たし、そのデータを1枚のカードに入れて名もなき兵士に託していった。それを受け取ってオルデランに向かうのは、若きレイア姫。そして物語は「新たなる希望」と名付けられたエピソード4に繋がるのは素晴らしいラストでした。これ、「ローグ・ワン」の後に間髪入れずエピソード4を上映するべきなのでは!?20世紀フォックスのあのファンファーレとSWのテーマ曲が流れたらきっとみんな泣く。私は泣くぜ。

誰もがヒーローになれるわけではない。死んでしまったらそれこそ無。何も残らない。それでも何かのために、文字通り命を懸けて戦った人たちがいたよ、という、裏方にスポットを当てた物語でした。

前半は色んな星や場所の説明に費やされた分、ストーリーの展開が遅く感じてちょっとテンポ悪いなぁと感じました。正直そんなに場所をバラけさせずもう少しシンプルにできなかったのかな、と思う。
主人公はジン(フェリシティ・ジョーンズ)だけど、残念ながら私は彼女に感情移入が出来なかったのもノリきれなかった原因かなぁ。特に父親ゲイレン(マッツ・ミケルセン)の死と別れはあまりにも鉄板な表現で、もうちょっと他の演出方法はなかったのか…?と思わざるを得なくて。そういう意味ではマッツの使い方ももったいなかった。マッツはもうすぐ公開の「ドクター・ストレンジ」でも悪役ですが、小規模映画の方が合うように思うんだよね。
しかしながらジンと共に行動するキャシアン・アンドー役ディエゴ・ルナが最高でした!あのちょっと暗めの憂いのある瞳がどこか冷めていて、それでいて決して大げさでもなく、自分に課せられたものをやり切る人間性がよかった。彼、もっと注目されてもいいとずっと思ってたので、この映画でほぼ主役だったのはものすごく嬉しかった。
そしてふたりのお供のドロイドはK-2SO。彼、すっごく英国執事な話し方でしたねー!雰囲気がとってもマーベルコミックのジャーヴィスでした。
あとボーディー役リズ・アーメッドって、「ジェイソン・ボーン」(2016)でSNS会社の社長やってた人か!
しかし本編のスピンオフなのに、全作中でいちばんダース・ベイダー卿が怖かった!ジェダイは滅び、彼の強大な力を止めるものは誰もいない世界でどの星もどの星もみな彼に支配されていく様がラストの姿を通して見事に描かれていて。改めてすごいキャラクターだと思わずにはいられなかった。


それにしても、決死の思いでパラボラアンテナがある塔に登ってデータを送信して最後は命を落とすって、私それつい最近似たようなのを某ドラマで見たね、うん。

今年はこれが映画館で見る最後の映画になりそうです。今年初の映画館は「フォースの覚醒」で幕を開けましたが、〆も「ローグ・ワン」となり、よい終わり方となりました。年末のベスト選出が今から楽しみ。

ロスト・ウィークエンド

longweekend-poster.jpg


Long Weekend (2008)


ジムはすごーくクズな夫ピーターの役でした!以上!(笑)。つまりそういう感想しか出てこない映画。
これ、TVで放映されたらぜひ「エージェント・オブ・シールド S2」のランス・ハンター役の時の滝さんの声で吹替えてほしいです!ぜっったい合うはず。



冒頭からこの着崩したジャケットとシャツ姿(ちょっとイタリア系に見える)に加えて、一部分だけ金色の微妙な髪の色がさらにちゃらちゃら感を助長してて、クズ度200%って感じでほんっと最高(誉め言葉)。結婚後も奥さんに相談なく何度も転職繰り返してはどんどん給料が下がるタイプの夫だよねー。

あとこの映画で水中銃がどういうものかやっと分かった。もしかして、POIのS1Ep07でモンテ・クリスト伯の本が出てきたみたいに、S2Ep17での「あいつ水中銃で撃って来たぞ」「初めてかねリース君?」「…実は違う」という会話はこの映画へのオマージュだったりして。
あと犬! また犬が出てきました。犬と相性がいい役者なのか。

高解像度の画像があるけどめちゃくちゃネタバレしまくってるサイト

https://imagemfilmes.com.br/filmes/103048/isolados


というわけでジム・カヴィーゼル祭り第3弾はこれにて終了。たいした感想は書いてませんが、けっこう楽しかった…♪