美人女優はミュージカルでハジける (プロデューサーズ)

The Producers (2005)

ユマ・サーマンの魅力でおっけーな映画でしょう!ニコール・キッドマン@ムーラン・ルージュ! みたいに、もう美人という形容詞の更に数段上をいっている美しい女優さんが、ミュージカルで歌を披露、コメディエンヌな部分も公開、だなんて、とってもおいしいですよねー。それがまた新たな面を見れて、ますますファンになってしまうという素晴らしい循環でございます。
金髪でグラマー、怪しいスウェーデン語と英語、もうユマがそれを楽しそう〜に演じているのがこっちにも伝わって来ました。

マシュー・ブロデリックはお久しぶり。ウィル・フェレルがかなりいい味!「奥様は魔女」がコケにコケたけど、こういう感じだったらもっと人気でるのに…て感じです。

ミュージカルですので、登場人物が急に歌いだすのがイヤ、でなければどんな人が鑑賞しても大丈夫じゃないでしょうか?
ミュージカル映画を映画館で初めて観たので、迫力にびっくり。「シカゴ」や「ムーラン〜」も映画館で観てたらもっと素敵だったかなぁ!

クジラの島の少女

Whale Rider (2002)

ケイシャ・キャッスル=ヒューズの登場に、はっと息を呑む美しさを感じた、それがとても印象に残る映画でした。通った鼻、くるくるの巻き毛、健康的な肌が、人として美しい、という感じで、素敵な子だなぁ、と。

自分の血、文化、伝統、祖先に誇りを持ち生きていくけれど、ただひとつ、自分が女だからという理由で、祖父に認められない少女。原題の"Whale Rider"の通り、鯨の背に乗って、海へと向かったパイケアが海岸からは小さく見え、その姿は悲しく寂しそうにも見えて、泣けました。

マオリ族の方にとっては、宝物のような映画ではないでしょうか。
また、監督のニキ・カーロもマオリ族だということを初めて知りました。「スタンドアップ」が急に見たくなったよ。

生き抜くのに一番大事なものは (運命を分けたザイル)

Touching the Void (2003)

サバイバルできるのか!?という不安や緊張感が最後までずっと続いて、見終わったらかなり疲れる映画でした。←悪い意味ではないですよ!

生き抜くために一番大事だったのは、最新の登山用品でもなく、飲料・食料でもなく、意志の力だということに感銘を受けました。絶対にあきらめない、希望を捨てないでがんばった(実際は「がんばった」どころじゃない死闘ですが…)ジョー・シンプソンが本当にすごかった。

祝・昇格


といってもドラマの中の話ですが(笑)。4話目の今回で、無事少佐に昇格。オメデトウ!

今回のシャープは、なんとテレサ撃たれて死亡。最初からコトがやたら早く進むお話ですが(だって1話目でシャープとテレサが出会って、2話目でもう子供が出来てるんですよ!)、さすがにこれにはびっくり。
オクタビア役のピート・ポルスウェイトがすんごい嫌な奴の役なので、「ユージュアル・サスペクト」や「父の祈りを」、「ブラス!」の彼を見てきた私は辛かった…。なので銃殺されてもう出てこないのにはなんとなくほっとしちゃいました。

この回はエリザベス・ハーレィも出てて、なんかお得な感じ。
「選ばれし者」である第95ライフル部隊ですが、ハーパーだけでなく他のみんなも活躍してほしいなぁ。個人的にはパーキンスがお気に入り。

しかしシャープはなぜいつも軍服の前がはだけているのか!?ショーン、戦場で色気振りまいてどうする(笑)。

しっとりと (やさしくキスをして)


Ae Fond Kiss... (2004)

ケン・ローチの作品を久しぶりに見ました。
ずっと前に見た「レディ・バード、レディ・バード」があまり悲惨なお話で辛かったので、それよりは軽い感じの作品にほっと一安心。

でも描かれているのは、身分、世界の違いや、お互いがそれを理解しあう難しさ。

カシムが、家族、人種を選んでロシーンと別れるか、映画のようにロシーンとの人生を選択するか、どちらも私はありだな、と思います。
まだ若くて世間を見ていない20代の前半(カシムってそのくらいの歳だと仮定して)って、やっぱり若さゆえ突っ走ってしまう部分もあるし、家や環境から来るしがらみって、絶対になくならないものなので、そっちを優先する生き方もまたあり、だと。自分自身が結婚する時、親しい人からの反対にあって本当に大変な思いをしたし、今でも未解決でいる部分もあるから、余計にそう思っちゃうのかね。

原題の Ae Fond Kiss... が古い英語で、どういう意味なんだろ?と不思議でしたが、劇中コンクールに出る予定の女生徒が歌う歌詞の出だしだったんですね。この曲がまた、ロシーンとカシムの行く末を暗示しているような撮り方で、シーンによっては歌詞がひどく悲しく響くのでした。