音楽が秀逸すぎ (RENT レント)

Rent (2005)


予告ですっごく盛り上がっちゃって、11月の再来日公演のチケットも無事取れちゃって、すんごい期待しちゃったんですが、うーむ、私の期待と見方が悪かったのか、思ったより良いとは思いませんでした。でも、曲が素晴らしかったので、そんなに評価が低いわけではないです。

設定が'89〜'90ってのもあって、やっぱちょっと雰囲気が古い感じがするのね。服装とか。特に、ロジャーの歌い方が、一昔前のロックスターって感じでいちばんなじめなかった…。80年代中頃のMTVとか、リチャード・マークスやボン・ジョヴィを思い出しちゃって。

反対に、もーのすんごくかっこいいかつかわいいのがミミ役ロザリオ・ドーソン。ロジャーに冷たくされて悲しそうな瞳と、魅力的な唇が素敵だったよー。

それにしてもこの映画はエンジェルに愛が注がれてますねー。最後、エンドクレジットの彼(彼女)の表情がフェイド・アウトして終わったから余計にそう思ったのですが。ほんとにみんなに愛されてた。あんな友達がいたら、と思わずにはいられない。

曲は本当に素晴らしかった。Seasons of Love だけでなく、"No day But TODAY" と歌う曲(これはなんという題名の曲なんだ?)もメッセージ性が強く、気に入りました。
Seasons〜の歌詞から思うに、私の一年はきっと映画で測れるんだろうな(笑)。

マークとロジャーの住んでた部屋が実は気になってます。ああいう、倉庫みたいな、ほんとは人が住む場所じゃないようなただのだだっぴろい空間、意味もなく大きい窓が好き。
それは「DIVA」で女の子がローラースケートをしていた部屋や、「ダイヤルM」で、画家がただ画を描いて、寝る為のベッドだけが置いてあるような、そんなひろーい空間を住まいにしているのって憧れ。たいていこういうところは、エレベータがまた業務用の、網状になった柵みたいなのをがらがらって開閉するだけなんだよね。
この映画でも、出入り口のドアは、引き戸で反対側に錘がついてたし。
ま、実際住んだらきっと冷暖房の効率はものすごーく悪いだろうけどね。あと、トイレやお風呂はなさそう。

何はともあれ、11月の舞台が楽しみです。

とっても大好き (Rachel Weisz, Burberry)


レイチェル・ワイズ。今まで見た映画のイメージがそれぞればらばらで全然一定しないのはなぜだろう…。しかも「チェーン・リアクション」と「コンスタンティン」でキアヌ・リーヴスと2回も競演しているんだねぇ!(驚)

でもでも、以前も書きましたが、今彼女の出ているバーバリーの香水の広告は、とーっても大好きなんです。こんな素敵な表情、目の前でされたらうっとりしちゃいます♪

ナイロビの蜂

うーん、期待して行ったが、難しかったのと、時間軸がかなり前後した内容で、全体像を理解することが出来ませんでした。
ですので、これは、と思った印象に残ったことのみを挙げておきます。

死産の悲しみが、夫は庭いじり、妻は製薬会社の陰謀を暴く情熱へと取って変わられていったように思えて。正直テッサの行動は、命を顧みず、といった感じで、見ているこっちも冷や冷やで、結果ああなってしまったのですが。
ジャスティンとテッサ、ふたりは同じ目的のために一緒に行動することはなかったけれど、子を失った悲しみを、お互い知り、理解し合い、癒しあう必要があったのかも。

スーツ姿が多く、せっせと庭いじりをしていたジャスティンが、妻の死の真相を追ってどんどん活動的になるにしたがい、格好がラフになり、日に焼けてたくましくなっていくのが好きでした。

私はジャスティンに、生き抜いてほしかったな。でも、彼にとって帰る「家」はテッサのところだから、あの選択になったんですよね。

原色が多いアフリカの大地が美しかったです。冒頭で、エイズを知るための劇が現地の人たちによって上演されていましたが、以前からプラン・ジャパン(旧 フォスター・プラン)でそういった活動があることは知ってましたが、今回実際に上映されているのは初めて観ました。映画の最初と最後に、世界食糧計画といった団体の協力があることも出てましたので、この映画のアフリカの様子は決してフィクションではないのですよね。

しかしレイフ・ファインズは「イングリッシュ・ペイシェント」からぜんっぜん変わってないような気がするのは私の目がどっか間違ってますでしょうか。むしろ若返ってるんじゃないかと思うくらい…(汗)。

ビル・ナイとピート・ポスルスウェイト(どうして私はこの人の名字をいつまでたっても覚えられないのか…)が出てたのにはびっくりしたぁ。

レイチェル・ワイズは今まで観た作品の中で一番美しかったです。
余談ですが、現在バーバリーの香水の広告に出てるレイチェルは、フェミニンな部分が強調されて、すーっごく可愛らしいです。この香水のポスターの彼女がいちばん好き♪

名誉学位 (Viggo, David Wenham)

指輪役者が続々と名誉学位を授けられております。デヴィッド・ウェナム、ヴィゴ、ショーン・ビーン。

ところで「名誉学位」って英語でなんていうの?
an honorary degree のようです。

デヴィッドは、黄色と赤のカラフルなガウンですね〜。かわいい。



下の人はなんかまた若返ってますよ(笑)。

グッドナイト&グッドラック

Good Night, and Good Luck. (2005)

主人公であるマローをヒーローに祭り上げるような描き方はせず、ただ事実のみをきちんと撮ったという感じの映画。

ジョージ・クルーニーがきっと好きであろう1950年代が描かれていました。タバコとお酒(ウィスキーかスコッチだと思うのですが…)が似合ってて、その組み合わせが渋いんですな。

また、オンエアがスタートする直前に、いつもプロデューサーのフレッドが、ペンでマローの足のあたりをとんとん、と合図されるのが、放映がうまくいくおまじないみたいに思えてふたりの信頼関係が垣間見られました。

劇中で流れるジャズもよかったです。実は最近、ジャズを聴いてみたいなって思ってるんですが、さて何から聞けばいいのやら。誰か詳しい方いませんでしょうか。

話を戻しまして。
テレビ番組は娯楽があればいい、クイズ番組はマローが司会する番組より視聴率がいい、という上司の台詞で、「クイズ・ショウ」(1994年 レイフ・ファインズ)を思い出しました。あれも視聴率を取る為に不正を行った番組の裏を暴く、という話でしたね。

映画の最後の方で、モローが言う、TVは娯楽だけではない。ゴールデンタイムでもっと政治や世の中のことが取り上げられ、真剣な討論や対談が行われてもいい、というのは現代、そして日本も同じなのでは。正直、今のTV番組って見る価値あるのかな?と私は疑問視しているので、うちはTVはありません。