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Captain! (PoC)




今朝の朝刊の一面広告はこれ!

PoC前売券、買いました 【追記あり】


前売券だなんて、購入したのは何年ぶりだろう。そして、ノベルティが目当てで買ったのなんて、生まれて初めてですよぅ!

最寄の映画館でこの人形を見せてもらったら、なかなか出来が良かったので、話題も兼ねて買いました。これで¥1300なら、安いのではない〜?
さっそく携帯ストラップに、と付けましたが、けっこう大きいかな。

前売券のスチール写真も初めて見るもの。よかったー、ウィルがちゃんといて(笑)。




【追記】
翌日職場に持って行きましたら、みんなが
「あー、ポクポンだ!可愛いー。それのジャック・スパロウバージョンなんだね」
と言うのを聞いて、初めて「身代わり人形」なるものの本当の意味が分かりました。
その人形の名称がどうしても覚えられなくて、仕事中ずーっと、
「えーと、ポンポコ?ポコペン?なんだっけ…?(汗)」
と悶々としてました。

しかもこの前売券、私は発売初日に買ったらしく、お店の人には、めっちゃ気合入れて買いに来た客に思われたのかなぁ、と思うとちょっと赤面。


人形の解説や前売券の説明はこちらで。

お父さんは頑張っている (ウェザーマン)


The Weather Man (2005)

若い頃の濃いニコラス・ケイジが苦手だった私ですが、最近年を取り、アクが薄くなってきた彼はちょっと気になる存在。
この映画は日本劇場未公開ですが、ちらほらと良い噂を耳にしていた「ウェザーマン」。これこれ、こういうニコラス・ケイジを見たかったのよ。

ピュリッツァー賞受賞の偉大な父、ひいき目に見ても出来があまり良いとは言えない子どもふたりと離婚(別居かも)した妻、の板ばさみのデヴィッド(ケイジ)。その上どうも彼はタイミングが色々と悪くて、嫁とも子どもともトホホな毎日なのですが。

アーチェリーがやりたい、と言っておきながら、1回チャレンジしただけで飽きて止めてしまう娘を励ますお父さん、なケイジが好きだなぁ。こう、決して器量良しの女の子ではないけれど、デヴィッドにとっては大事な娘。たった1回の挑戦で諦めた娘を、ふがいなく思い、でも一生懸命褒めて励ましやる気を出させようとする、そんな親としての気持ちが伝わってきましたよ。

また、いつも父の前では萎縮してしまうデヴィッド。自分の仕事や人生が、決して誇れるものではないことを何よりも自分自身がよーく分かっているから、父にとって自分は出来の悪い息子、と思われているようで、期待に応えられない自分を物悲しく情けなく思う彼の気持ちがよく描かれていました。


結局、妻は他の男と再婚、娘、息子とは週末しか会えないけれど、全国ネットのニュース番組内の天気予報士の職を得、N.Y.で新しいスタートを切ったデヴィッドは、決して不幸ではなく、むしろ吹っ切れた感があって、あぁ良かったな、って素直に思えました。


可笑しかったのは、デヴィッドが勤めているビルの隣に、彼が忌み嫌うファーストフード店(マクドナルド)があること。だから彼がビルに出入りする度にマクドの看板がちらちら映るのがね、可笑しくて。


でも、父ロバートもまた、もしかしたら彼自身の父と、息子のデヴィッドとの板ばさみだったことがあるかもしれない、そう思わせるまなざしが暖かかった。たぶんデヴィッドは肩の力が入りすぎているんでしょうね。でも人生をずっと長く生きて経験のあるロバートは、孫達にどんなことがあっても、声だけは冷静に、息子に何があったのか問いただす姿勢がよかったし、
最後、余命いくばくかと知っている彼は、息子に向かい、「人生はクソだ。だがお前にはまだ時間がある」と言ったその顔が優しく、切なくなりました。


抑えた演出、淡々と繰り返されるBGM、ニコラス・ケイジ、マイケル・ケインの演技が光る1本。決して派手ではないけれど、他の方にもお薦めしたいです。

アークエンジェル

archangel-poster.jpg


Archangel (2005) (TV)

謎の日記を追うはずが、スターリン、スターリンの隠し子、その子を身ごもった娘とその家族、と、新事実がどんどん出てきて、意外な方向へお話が進んでいくのが面白くて、これからどうなっていくのか!?と思いきや、最後が唐突に終わってしまって、私はもっと見続けていたかったお話でした。例えば、「アメリカに来ないか」とケルソー教授(ダニエル・クレイグ)に誘われたジニーダは、その後どういう決断をしたのか、とかね。
これはイギリス・BBCのドラマでしたので、話が1時間くらいずつで区切られてるのもまた見やすかったです。

また、ロシアがロケの映画(これはドラマですが)って、なかなか見る機会ないと思うので、ロシアの街中や地方を見ることができたのはちょっと嬉しい。
ケルソーと一緒に行動することになったジニータが、気の強い、ものをはっきり言う、でも見てて気持ち良い女性で私は好きです。

ダニエル、寒いロシアでスーツ姿でいるのはとーっても寒そう!でしたので、途中で厚手のコートや帽子を買って着用したときにはなんかこっちもほっとしました。


またまた大学の教授役のダニクレ。しかもアメリカ人の役で、ちょっと意外。髪が7:3分けで、ちょっと老けた感じがまたいいのね。
母国語以外を話す人になぜか胸キュン(古い)な私。それが渋いダニエルだったらもー素敵すぎ〜!な映画でした。


それにしても、

Fluke Kelso: You should do that more often.
Zinaida: What?
Fluke Kelso: Laugh.

ケルソー:君はもっと見せるべきだ
ジニーダ:何を?
ケルソー:笑顔

は今年の名台詞ナンバー1かも知れません!