この秋注目の3人の男優 (Gerald, Eric Bana, James McAvoy)

同時期に2本(「P.S. アイラヴユー」「幸せの1ページ」)も映画が公開されるジェラルド・バトラー。

姉妹ふたりから愛されるエリック・バナ(「ブーリン家の姉妹」)。

しかし私がいちばん気になるのは「ウォンテッド」のジェームス・マカヴォイ。彼の作品を見たことがないので(「ナルニア」も「つぐない」もまったくのスルー。「ペネロピ」は観たかったんだけどね)、予告で見た彼のちょっとなよっとした、でもかっこよく決めるシーンにときめいちゃいまいました。作品自体はもしかしたらビジュアル重視かもしれませんが。

しかし彼のプロフィール見たら、思いきり年下だった…(汗)。


問題は、9/20公開のこの作品を私は観にいけるのかどうかです。ものすごい切実です(苦笑)。

無知でごめんなさい (Red Cliff)

古今東西、歴史モノには弱い私。

私「知ってる?今度『レッドクリフ』っていう映画が公開されるのよ。金城武とトニー・レオンが出るの♪」

夫「へー、そうなの。それってどういう話?」

私「三国志の中の『あかかべのたたかい』の映画化」

夫「それは『せきへき』だろ!」


…知りませんでした(死)。映画より前にまず原作読んだ方がいいですかね私!?

あと、監督はジョン・ウーなんですが、二丁拳銃と鳩は今回出ませんよね!?

大満足! (セックス・アンド・ザ・シティ)




Sex and the City (2008)

ドラマ終了から4年後の4人を、余すところなく130分間という上映時間で見事に描いた、私は上出来な映画だと思いました。しかもルイーズという、キャリーのアシスタントを務める新キャラクターが登場しても、ですよ。

間が空くのが4年、というのはもしかしてギリギリセーフな時の流れかも。そして、ドラマがヒットしたしー、映画も作っとく?みたいな適当さとか中途半端さはなかったのが私は良かったな。


ドラマの感想でもちょくちょく書いてたけれど、私はキャリーがあまり好きじゃない。よってミスター・ビッグも好きじゃない(むしろ嫌いだ)。なので、ふたりの結婚話は、あぁやっぱりね、な経過だった。だいたい、一番大事な言葉(=プロポーズ)を、自分から言うんじゃなくて、相手に言わせよう、言わせよう、な雰囲気がイヤ!なんでそういう、人生における重要な場面で駆け引きするの?と。だから、もしふたりの「結婚式」がうまくいってたとしても、その後きっと何かしら問題は起こったでしょうねー。
結婚式前夜にミランダがビッグに向かって「結婚生活は最悪よ」と言っても言わなくてもあぁなったと思うので、キャリーがミランダを責めるのはお門違いでしょう。辛口ですかね、私。


そのミランダ。スティーブの一度だけの浮気を半年以上許せない。それは、彼の浮気だけじゃなくて、他の3人にまくしたてたように、弁護士というハードな仕事、5歳になる息子ブレディ(またこの子がミランダそっくりの、赤毛に真っ白な肌で、本当に彼女の実子みたい!)の面倒、アルツハイマーの義母のお世話、と、確かにそれは大変だよ、な事情で疲れちゃってるのが余計に、スティーブのことを許せなかったのかも。相手を許し、信じ、その先の人生を一緒にやっていくのは確かにすごいエネルギーがいると思う。相手を裏切る代償は大きいですね。
でも私はスティーブって本当にいいヤツだし、ミランダとよく合ってると思うので、ブルックリン橋でのふたりの仲直りのシーンは大好き。


そしてサマンサ!もーサマンサの生き方ほどパワフルなものはない。病気と恋愛を一緒にしちゃダメよ、というミランダの忠告で気がついた彼女。そう、彼女は永遠にひとりの男性と一緒に生きられる女性じゃないんですね。それをスミスに伝えた彼女(「私はあなた以上に自分のことが好きなの」)は、どこまでも潔く、相手もまた納得できる理由でした。スミスが贈った指輪をそのまま素直に受け取ったところが、以前のサム姐さんとは違うところかな。
スミスのこと、ホントに好きだったと思うのよ。そうでなきゃストレスを食欲で解消して5年で7kgも太らないでしょ。
映画のラストは、N.Y.に戻ってきたサマンサの、なんと50歳の誕生日のお祝いで終わるので、これまたびっくり。


他の3人に比べると、シャーロットはいちばん充実して幸せな日々を送っている人物かな。ハリーはホントにいいダンナやね。それに加えて実子を持てることになっただなんて、彼女が辛い年月を送ってきたことを考えると、涙、涙です。
ビッグに再会したシャーロット、前々から考えていた、嫌味たっぷりな決め台詞を彼の前で吐くのだけれど、その姿がまた妙に可愛い。


豪華な衣装の数々は、私にはあまりよく分からなかったけれど(でも、雑誌「VOGUE」の撮影の為に着た、一番最初に出てくるヴェラ・ウォンのウェディングドレスは素敵だった!)、エンドクレジットに流れる、キャスト以上にたくさんのブランド名に圧倒されました。
ブランド物のバッグをレンタルできるシステムがあるんですねぇ!日本にもあるのかな?


華やかなオープニングのテーマ曲もこの映画の雰囲気にぴったり。たいへん満足な映画でした。


女はしたたかで強いのだ (女はみんな生きている 再見)

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Chaos (2001)

「サン・ジャックへの道」の監督が撮ったのですが、私はこれを映画館で観てまして。懐かしくてもう一度見ちゃった。


これ、娼婦ノエミの壮絶な人生を描いているから、シリアスな展開に持って行こうとすれば出来るのに、どことなくコミカルに仕立て上げたのが、逆に見るこちらは「次は!?どうなるのー!」とドキドキハラハラ、ストーリー展開がものすごい面白いんです。映画館では、レディースデイで1000で観ましたが、それ以上の価値があったな。

ノエミの頭のよさ、ごく普通の主婦エレーヌの行動力、ふたりの隠れ家としてだけでなく、ノエミの独白をただ優しく見守るように聞いてあげる、エレーヌの夫のお母さん。ノエミの説得で、姉と同じ道を進まないことを決意した妹・ゾラ。誰もが素敵な女性なのですよ。

もしかしてこれって、男性が見ても全然面白くない話なのかな?エレーヌの夫と息子、ホント何にもできない2人…。こんな役立たず夫&バカ息子イヤだよぅー。


音楽もしゃれてて、テンポ良く見られる作品。私はみんなにお薦めしたいわー!

歩け歩け (サン・ジャックへの道)




Saint-Jacques... La Mecque (2005)

こういう映画を観ると、外国に行きたいなぁって思hう〜。

さて、この映画では、亡くなった母親の遺言で、フランスのル・ピュイからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ(仏語読みが「サン・ジャック」)まで1500kmの巡礼路を歩くお話。仲の悪ーい3兄弟。長男は社長でリッチだけど、妻はアル中のピエール。長女のクララは学校の国語の先生なだけあって弁は立つ(まぁフランス人はみんなそんな感じですが)。末っ子のクロードは、1ヶ月に渡る旅だと言うのに何も荷物を持ってこない飲兵衛(そして彼は最後まで手ぶらだった!)。

最初はこの3人プラスガイドで旅をするのかと思いきや、3人はツアーに参加するんですね。ですので他にも5人、一緒に歩く仲間がいるのだが、合計9人の旅の道中、非常にバランスよく9人の性格やバックグラウンド、悩み等が描かれており、感心。
私はやっぱり、字が読めるようになった失読症のラムジィのエピソードが好きだな。
そして、この旅の間だけだろうな、と思いつつも、兄弟3人の歩み寄り。特に、隣の部屋がうるさくて、妹の部屋に入れてほしい、けれどドアをノックできないピエールを、何も言わず自分の部屋に、横暴な振る舞いではあるけれど入れてあげるクララ。あのシーン、好きです。兄弟って、いても大変なんだね…(私はひとりっ子)。


この兄弟のいがみ合いったら最初はすごくて、ガイドのギイは、「少しは美しい風景を見たらどうだ!?」と怒っちゃうのですが、私もギイに全く同感。この自然の美しさには本当に目を奪われました。まぁ、1日に何十kmも歩かなきゃいけない状況だとそんなことに目がいかないのだろうけれど、厳しさも含む自然の美しさに、私もちょっと巡礼の旅がしたくなったりして。日本で言うと、四国お遍路さん巡りですかねー。

でもね、何も考えず、無心でただひたすら歩くっていう行為は、大事だと思います。人生にそういう経験が1度や2度くらいあっても決して損ではないと思うな。




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