バレンタインデー



Valentine's Day (2010)


一言で言うなら「『ラブ・アクチュアリー』になれなかった映画」。

アンサンブルキャストの良さが生かされなかったのと、各人のエピソードに魅力がなかったのが原因かな〜。そしてエピソード毎のつながりがどうもしっくり来なくて。ブツ切りな話が続く感じ。「ラブ・アクチュアリー」にある「普段なら無理だけど、今日はクリスマスなのだから」という特別感や、人と人がつながる時に生まれる温かさがあまり感じられなかったのですわ。

なんでシャーリー・マクレーン演じるおばあちゃんがあんな真っ赤な舞台衣装みたいな服で夜の屋外映画鑑賞会に現れるのか?すごーくヘンに思った。

キャストはアシュトン・カッチャーとジュリア・ロバーツが良かったです。アシュトンはなんかいつもいいんだよなー。
そしてこの映画、エンドロールにNG集が流れるのですが、ジュリアのはジョークだよね!?「プリティ・ウーマン」から20年。誰かあの面白さを一緒に分かる人募集。


それにしても私は年が明けてからちっとも「これは!」という映画に出会えません。なんでやー。

新しい人生のスタートだ (50歳の恋愛白書)



The Private Lives of Pippa Lee (2009)

妻とはこうでなければならない、とか、若い時はメチャクチャだったけど、もう今は母のようにはならないでおこう、とか、その他もろもろ、とにかくたくさんのしがらみや理想をもう追わなくていいと知ったきっかけがきっと、夫の浮気と死だったり、近所に出現した気になる年下の男性だったり。ピッパにとってはきっかけが何であれ、次の新しい人生を、今度は本当にこうしたい、と思える方向へ進める機会を彼女は神様からもらったと思うんだ。

ピッパの夢遊病の症状は、あーこの人たぶんストレス溜まってるんだよ…と私は思いましたが…。その状態のピッパがお店に来てもごくフツーに応対するアルバイト店員トッド。すごいぞ(笑)。


この映画のロビン・ライト・ペンは、「こわれゆく世界の中で」に次いで好きです。なんとなくはかなげなんだよね、この女優さん。
そしてキアヌ。いやー、久しぶりにいいキアヌを見たよ!(「いいキアヌ」って何だよ、て感じですが) 35歳にしてニートですが、とってもハートは優しいのさ。
他にもピッパの母がマリア・ベロ、ピッパの夫の元妻にモニカ・ベルッチ、夫の浮気相手にウィノナ・ライダー、若き日のピッパにブレイク・ライヴリー(「恋するジーンズと16歳の夏」でびっくりする美人だったからよく覚えてる)と、なんだなんだ、さりげなく何気なくすごい豪華キャストじゃないか!


そしてキャッチコピーの

人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう。

が実は私はすごく好きだ。そっか、私がもし70歳で死ぬとしたら、もうやりたいことだけやっていい歳なんだな!なんて自己肯定してみたり(笑)。そしてもしも、50歳になった時、この映画を観る機会があったらちょっと幸せかも、なんてね。



来た!(Green Zone)

「インビクタス」鑑賞前の予告で大いに盛り上がったのは「グリーン・ゾーン(Green Zone)」(5/14公開)。ポール・グリーングラスとマット・デイモンが組めばそりゃ期待しますよ!まさかこんなに早く日本公開されるとは思わなかった(嬉)。
しかも音楽はジョン・パウエル。映画館の帰りにサントラCD買ってる自分が目に浮かぶ。

公式サイトはこちら

予想通りに話は進む (インビクタス/負けざる者たち)



Invictus (2009)

史実を描いた映画の宿命かもしれないけれど、予想通り、予定通りに話が進むので、結果ももちろんこうだろうな、と思ったところに着地するわけで。ネルソン・マンデラ役にモーガン・フリーマンをキャスティングしたのは勝ちだが、お話自体はごく普通でした。なので、アカデミー賞にモーガン・フリーマンとマット・デイモンの両方がノミネートされたのはちょっと点が甘いかな、と。決してふたりの演技が駄目という意味ではないです。

東森イーストウッド節が見られなかったなぁ。別にイーストウッドが監督じゃなくてもいい、と思ってしまった。そのくらい普通。ただ、見た後色々考えさせられる、または衝撃を受ける最後、な作品も多い彼だから、こういった爽やかな感じのお話もまた良いのかもしれない。なにせ私はまだ「グラン・トリノ」も「チェンジリング」も観てないので、偉そうに感想書く立場でもないよな、と。


モーガン・フリーマン演じるマンデラを中心とした、ラグビーによって国をひとつにしようと試みるお話ですので当然彼が主役。私は彼の演技はとてもいいと思ったよ。だから余計にストーリーが普通すぎてもったいなかったと感じるのかも。逆にその普通さが素晴らしいのかもしれないの…かな。

マットはそのラグビーチームの主将役なんだが、最初私は、年齢から言って彼はそのチームの監督役だと思ってたから、現役の選手か!とびっくり。がんばるなぁ。マットはちょっと若く見えるので違和感はなかったけど(ちなみに今年で40歳だ)。この映画ではとにかくサブの立場で静かな静かな感じのマットでした。


ラグビーと言ったら「スクール・ウォーズ」の世代なので、あれより感動できる話で見たかった!てのもあるかもね(笑)。

試合の音!音はすごかった。これは映画館で観るべきだな、と思ったのはその音によってかもし出される迫力。


最後に…劇中に出てきた詩はウィリアム・アーネスト・ヘンリー(William Ernest Henry )の「インビクタス(invictus)」

It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll:
I am the master of my fate.
I am the captain of my soul.

門がいかに狭かろうと
いかなる罰にくるしめられようと
私はわが運命の支配者
我が魂の指揮官なのだ



超期待!! (2010 Academy Awards)

発表されましたアカデミー賞ノミネート。そう、キャサリン・ビグロー監督の作品「
ハート・ロッカー」が9部門ノミネート!!「ハートブルー」から19年。骨太の作品作りでかっこいいな、と思ってましたがとうとう来ました。うれしーい!

他にもサンドラ・ブロックの初ノミネート、「インビクタス」からモーガン・フリーマンとマット・デイモンのふたりがノミネート、と、発表当日が今から楽しみであります!