2011年!

今年観た映画は51本(見た映画の一覧はこちら)。一週間で1本、という感じしょうか?

来年は少なくなるね、間違いなく…。


さて恒例の今年のベスト。順位付けはしていません。

<作品>

ザ・バンク 堕ちた巨像

フローズン・リバー

X-MEN:ファースト・ジェネレーション


<男優>

ジェームス・マカヴォイ

<女優>

メリッサ・レオ

<監督>

該当なし

<音楽>

アジャストメント


~番外~

<ベストカップル>

デヴィッド&エリース (アジャストメント)



では良いお年を!来年も素敵な映画に出会えますように。

親と子とロボットと (リアル・スティール)



Real Steel (2100)

ダメダメなお父さんと、母を亡くした子と、旧世代のロボットが底辺から這い上がってトップを目指す!という話自体はいいと思うんだけど、私は子役があんまり受け入れられなくて。まぁ11歳ってことで、難しい年齢なんだろうけれど、なんかあのこまっしゃくれた感がダメで!

ヒューにもっとスポットを当ててほしいっていうのもあったけど(十分当たってると思うけどさ)。

最新のコンピュータ制御のでかくてかっこいいロボットに比べると、旧世代のATOMの何ともボロッちい、しかもスパークリング、練習用に作られたものが、あそこまで駆け上がるってのが泣けるわ。

そしてもう引退したプロボクサー、チャーリー。ラストは、音声機能がぶっ壊れたATOMにコピーさせるために、チャーリーがリングの外で戦う姿が良かった。その姿に、ベイリー(エヴァンジェリン・リリー)も、ATOMにではなく、チャーリーに声援を送ってたよね。あれが泣けたな。ゼウスとの戦いは、ATOMだけじゃなくて、チャーリーの人生再生でもあったんだ。


エヴァンジェリン・リリーは、ボクシング場を引き継ぐ娘、アトム対ゼウスの試合の時の威勢のいい応援姿が良かった。しかしラスト、リングのチャーリーに抱きつくのはそのまんま「ロッキー」やんけ、と思ったけど。

それからアンソニー・マッキーは、「アジャストメント」の時なんかより全然イキイキしてたな(苦笑)。


Watch me!!

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ザ・タウン

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The Town (2010)

ベン・アフレックの監督作品デビューの「ゴーン・ベイビー・ゴーン」があまりにも素晴らしかったから、ちょっと期待しすぎちゃったかな?私としては話の展開はごく普通だと思ったよ。


いつも4人で組んでしてきた強盗。最後の大仕事で3人は射殺、残ったリーダー格のダグ(ベン・アフレック)だけが逃げきったのだけれど、あれほどの犯罪、執拗に追うFBI、ダグが逃げたのは遠くと言ってもアメリカ国内。捕まるのは正直時間の問題じゃないのー?と思っちゃうんだよね。

ダグは今まで生まれ育ったチャールズタウンを出たことがない、と言っていたし、まずは街を出るのが彼としては優先事項だったんだと思うけれど。


ダグがクレアと一緒になれる人生は確かに無理かな…。彼女に残したお金が、予算不足で長いこと閉鎖されてたアイスリンクを復活させることに使ったのは良かったと思います。


もうひとつ、この映画を見たかったのは、ジェレミー・レナー!「ハート・ロッカー」以降、売れに売れてるじゃあありませんか。実は今公開中の「ミッション・インポシブル/ゴースト・プロトコル」も、このシリーズは1作目しか見てないにもかかわらず、観たい!だってジェレミーが出てるから。予告観た限りでもかっこよかったし。

こう、すごく男前でもないし、背が高いわけでもないし(あ、これはベン・アフレックがでかすぎるからか)、なんだけど、味がある俳優なんだろうなぁ。
そのジェレミー演じるジェムが、自分の妹の娘の父親はダグだとやたらと言う(そして当然ダグは否定)んだけれど、どこの馬の骨かわからん野郎より、自分の幼馴染、そして妹もしたっている相手ならまだ許せる、という兄の心なんかな…と。

その妹役、蓮っ葉なブレイク・ライヴリーも良かった。私は「旅するジーンズと16歳の夏」から好きな女優さん。「ゴシップ・ガール」は見てないけど。


揃いも揃って悪人面

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旅立ちの時

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Running on Empty (1988)


過去に犯した犯罪で指名手配中の両親とともに、全米を転々とした生活を送る少年のお話。

親の都合で自分の生活が左右されるのって、ある程度の歳になればイヤになるだろうし、家族仲も(反抗期にもなるしね)悪くなりそうなものなのに、この家族は結びつきが強いから(「僕たちは団結(union)してる家族だから」と言ってた)、好きになった相手や、自分の進路に大きな転換が来ても、それでも家族を優先しようとする考えや行動は、すごいな、と思うと同時に、すごく我慢してやいないか?とも思うんですよ。優等生、というか、彼にとって一番大切なのが家族、と、ホントに思っているのがすごい。

少年の自立を、両親は自分たちの過去とは別に考えていかなきゃならない時期が来たんだろうとも思う。だから母親のアニーは、10年以上も会っていない父親と再会し、息子を頼むとお願いする。

アニーの父親も、娘に会えないってことは、孫にも会ってないってことで。どちらの立場に経っても辛いし、厳しいことを言ったあとでもやはり父親は父親。孫を預かることを承諾した後に、娘を案じて震える声になるのにはこちらもぐっときた。

主役は少年ダニーなんだけど、なんかもう私が親目線で見ちゃったから…ちょっと変わった感想かな。


ダニー役リバー・フェニックス。生きてれば今年41歳。レオナルド・ディカプリオやマット・デイモンらと同世代で活躍してたのかな、と思うと、彼のキャリアが1992年で終わってしまったのはやはり残念。

ペネロピ

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Penelope (2006)

人々は自分とは違う者をどう見るか?がテーマ。

ペネロペもびっくりな容姿だけど、この映画に出てくる記者のレモンも低身長症だし、正直見慣れるか否かだと思うんですよ、障害って。

だからこの話も、ペネロペはこの鼻の姿でも自分は自分、と容姿を受け入れた結果、鼻は元の姿に戻ったんだけど、ハッピーエンドな映画とは違って現実は、障害はなくならないことの方が多いわけで。だからこれでもしラストが、呪いどおり名門の殿方と結婚して鼻が元に戻りましたよ、な終わり方だったら私は即見るのを辞めてたな。


最後、小学校の先生になったペネロピが、生徒たちに豚の鼻の女の子の話(つまり自分のこと)をして、子どもたちに感想を聞くと、ひとりの男の子が

「呪いを生み出すのは僕たちの心だ」

It's not the power of the curse - it's the power you give the curse.

て言うんですけど、もう、この子の言葉がまさしくこの映画を一言で表してるな、と。そう、差別や偏見は、私たちの心の中から生まれるんだと。


で、最後はお互い気になってた相手と…、と王道なラストだったけれど、うん、好きな部類だな、こういう話。

ペネロピの部屋のインテリア(というかもうあれはすでにひとつの世界でしたが)が、アメリっぽい。


なんかジェームス・マカヴォイがこんなに若かったっけ?しかも坊ちゃんな髪型に、前髪下ろしてるから、輪を掛けて若く見えるな、と思ったら、2006年の作品なんだ。
「ウォンテッド」が2008年だから、さらに2年前だったのか。「ペネロピ」の日本公開が「ウォンテッド」と同じ08年だったから、んんー?と思っちゃった。

彼、めっちゃ王子様キャラでしたね☆ かっこいい、というより可愛い、という感じでしょうか。…私より年下なのかー!!(ちょっとショック)

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