愛は強し (フィリップ、きみを愛してる!)

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I Love You Phillip Morris (2009)


主人公ふたりがゲイ、というのはちょっと特殊かも知れないけれど、しかしまぁ、スティーヴン・ラッセルの口八丁手八丁、あの手この手での会社での詐欺や脱獄。頭のいい人なんだなぁ!と感心してたら、彼のIQは169だそうで。

頭の良さをいかしていたなら、それなりにリッチな人生を送っていただろうに、多分彼は虚言癖もあるのかな?きみは本当の自分が分かってないんだ、とフィリップに指摘されるまでもなく、嘘の多い人生なんだよなぁ。

それがフィリップという運命の人に出会っちゃって、もう大爆発!彼のためなら何でもするよ、という献身的な愛。しかしその方法が、詐欺だからなぁ…。フィリップに愛想尽かされても、何度捕まっても、スティーヴンにとっては、ただ一言、愛してる、とフィリップに伝えるためだけにやってることなんだよな。それの何がいけないの?と、全く疑ってないのがスティーヴンという人物なんだろう。


キャストのジム・キャリーとユアン・マクレガーがもうぴったり。ジム・キャリーは、「マスク」みたいなこってこてよか、少し力抜いたほうがこっちも気楽に見られることないか?特に日本人としては。

しかしこの映画のユアン・マクレガーが可憐過ぎて困る。めちゃめちゃかわい子ちゃんじゃんかー!目が、目がきらきらしてるのー。まごうことなき乙女だ。

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あとね、すごい理解あるスティーヴンの奥さん。なんだろ。自分の夫が、結婚して子どもまで持った後に、実はゲイです、という事実に打ちのめされはしなかったのかな。別れてもいい関係を築いてるんだよな。


全体的にユーモラスで、見てて明るくなりました。いやー、愛の力って、すごいね!

デフォー! (処刑人)

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The Boondock Saints (1999)


カルト的な人気を誇る作品と聞いていたんだけれど、多分私は主人公ふたりがもっとおっさんだったら大好きな作品になってたかも…ね。

ショーン・パトリック・フラナリーって、ヤングインディ演じてた人だ!懐かしい~。お久しぶり~。

弟役ノーマン・リーダスは初めて見た。けっこう男前で、ブレイクしそうにみえるけど。まぁハリウッドでは男前だけでは売れないからな。


で、この映画、何がいいって、ウィレム・デフォーだよ。CDウォークマン(iPodじゃないのね。まぁ1999年の作品だから仕方ないんだけどね)でクラシックを聞きながら現場の捜査に入る姿は、ちょっと変人だけれど切れるFBI捜査官なのね、くらいに思っていたけれど。

途中から、マクマナス兄弟の犯行を再現する様は、もう髪振り乱して、着ているシャツもネクタイもよれよれになっての大熱演!こっちはそれが大爆笑!

悪を討つという点で兄弟と接点を見出し、ふたりを救うために女装で現場に侵入するデフォー。意外と似合うし、スタイル良すぎ。


いやー、楽しませてもらいました。

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あまりにも素敵過ぎる

Empire誌の The 20th Birthday Portfolio より。

http://www.empireonline.com/gallery/gallery.asp?GID=2353


映画の名シーンを、キャストが普段着で再現。

の、雑誌に載った以外のものも含めて完全版をwebでup(多分)。


これね、もう、みんなどれもキマり過ぎて素敵。やっぱ職業が俳優なだけあって、違うよね!

個人的に特にお気に入りは。

Keira Knightley and James McAvoy from ATONMENT

KeiraKnightleyandJamesMcAvoy_ATONMENT


小道具(手紙)、立ち位置、視線、たったそれだけでこんなに雰囲気のある写真になるなんて。さすが役者。

いやー、いいもん見せてもらいました。Empireっていつも面白いランキングや企画するよね。



すべて彼女のために

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Pour elle (2008)

こ、これは…面白かった!特に後半は、ストーリー展開に心臓が口から飛び出るほどドキドキしました。こういうドキドキは大歓迎だ。


冤罪で懲役20年の刑をくらった妻を救い出すために夫がしたことは、なんと脱獄。妻の無罪を晴らそう、とかじゃないのがすごい。直球。どストレート。

こつこつと時間をかけ、綿密な計画を練って、そろそろ実行という時に、妻リザの、他の刑務所への移送が決まり、急に計画を実行せざるをえないあたりから、ジュリアンは金の入手のために銃を握り、2人殺し、妻の実家の売却を急がせたり、と、果たしてうまく行くのか!?と目が離せない。彼はごくごく普通の一般市民。うまくいかない可能性の方が高いと思うのよ。

血液検査結果の偽造、病院に侵入して妻を奪回、息子を連れて家族で逃亡。もう、いつ捕まってもおかしくない、ぎりぎりのところで彼らは国外に出られた。もうホントにほっとしたよー!!


ジュリアンが脱獄経験者からもらったアドバイス。「大変なのは、脱獄後の生活」。エルサルバドルで彼らの人生はどうなるのか。そういう不安も抱えつつの終わり方。せめてあの息子が、両親と一緒の幸せな人生を送れることを祈るよ。


ジュリアンのボストンバッグの中身から、国外逃亡の計画を図らずも知ってしまったジュリアンの父。知らぬふりをしたままの、最後の別れに…涙。親はどんなことがあっても、子どもの幸せを願うんだ。