the Game

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The Game (2014)


お友達のご厚意で、ありがたく見させていただきました。面白かったー☆

最近アメリカのドラマを多く見ていたので、久しぶりに見た英国ドラマ。70年代。スパイ。冷戦。画面、暗い…(苦笑)。ええのです、面白かったのだから。

国同士の駆け引きだけじゃなく、内部にスパイがいる、そいつは誰だ?という、「裏切りのサーカス」に似てる雰囲気あって、これ、好きな人は好きな世界ですよきっとー。
全6話で終わるのも、ダラダラしてなくていいな。しかし、政府の中枢では、すわ敵対国と全面戦争か否か、とかやってることを、一般国民はまったく知らされてないわけで。あんな密室で国の方向が決まるなんてかなわん。

主役ジョー・ラムにトム・ヒューズ。

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えらい美形で、グッチとかプラダの広告に出てきそう。いやー、こんなかっこいい人、自分の前に来られたら私、どうしていいか分かりません。最後にユリアと再会出来た時の笑顔が良かったんだけどね。怖いね、「で、この1年は何をしていたんだ?」って、何度も聞いてしまうのですよ。もう彼の世界は疑うことがデフォルトになってしまっているのね。

死んだと思ってたユリアが生きてたのにはびっくりでしたが。

MI5内のモグラはサラだったのですが、その夫アラン役のジョナサン・アリスが、非常に、非常に良かったです!!って、彼は他に「シャーロック」しか知らんけどさ!(来年公開のthe Martian"にも出てる)落ち着いてて、でもちょっと気が弱くて、他人との会話が苦手で、盗聴、そして「音」のプロ。愛する妻がスパイだったことを知って、自らが罪をかぶって出てくる、そんな姿が、とーっても彼に合ってました。

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ダディ役ブライアン・コックスも素敵。そういや、なぜ彼が「ダディ」と呼ばれるのか、の謎は結局解き明かされなかったなぁ。


Manners Maketh Man (キングスマン)

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Kingsman: The Secret Service (2014)


コリン・ファースが、彼のフィルモグラフィ上最高にアクションがキレッキレで、めったくそに人を殺しまくってた映画でした!!もちろんおすすめは教会のシーンです!!!

ていう感想!

いやいや、マシュー・ヴォーンの映画ってだんだん大がかりで派手になって、今回はちょっと雑にも思えたけれど、まー、アメリカ人を皮肉り、各国のお偉いさんたちの頭は吹っ飛んでるし、全世界で殺し合い、って、もう何が何だか!?でした。この映画において、キングスマンの敵は誰であっても、その辺はもうどうでもいいような気がした(笑)。

いきなりオープニングで、Dire Straitsの"Money For Nothing"が流れて、うわぁぁあー、懐かしー!と私が大爆発!(イントロだけだったけどね)。世界中で殺し合いシーンには、KC & The Sunshine Bandの"Give It Up"だし!!
思えば「レイヤー・ケーキ」でも、カフェでの乱闘シーンのスローモーションに、Duran Duranの"Ordinary World"を持ってきたのが、「このシーンにこの曲かぁ!」と、私には衝撃だったので、彼の音楽の使い方が私は好きなのねきっと。

「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー」もだけど、今、間違いなく80年代とカセットテープが来てるね。そうするとあと10年後には90年代ミュージックやCD、MDのブームが来るんですかね…。

スパイ映画の色んな小ネタがたくさんちりばめられているんだろうな、というのは感じたけど、実際には私は見てないので。何せ007はダニエル・クレイグのしか見てないし。そしてこの作品では「最近の007はシリアスすぎる」って言われてるし。
まぁこのあたりは誰かが詳しく解説してくれているでしょう。町山さんとか。

で、何が言いたいかというと、最初に戻るんだけど、コリン・ファースの姿勢の良い、美しいスーツ姿でさらにそれでアクションこなして、55歳英国紳士のプロモーション映画です。

しかし彼が退場した後は、いきなり若造のエグジーが活躍するんだけど、いやいや君いきなりそんなアクションばりばりできるのはちょっと違うでしょー!と違和感ありましたが。あ、でもね、キングスマンに選ばれるための試験でいろいろやらされるんだけど、6人の中でひとりだけパラシュートはありません!て言われて、残ったエグジーが、「自分にはパラシュートがない!」って信じちゃうの、興味深かった。言葉だけで、こんな簡単に信じちゃうんだな人間って、って考えさせられました。

ハリー(コリン)亡き後、エグジーの後継人、というか、父親のような役割だったマーリン(マーク・ストロング)。美しきハゲ。あ、彼もスーツ姿じゃなくても姿勢が素晴らしく良かった。そして飛行機を操縦してる時はちゃんとパイロット用のジャケット姿ってのが受けた。

で、マーリンですが。服装や雰囲気がQ@スカイフォールやんー!最近のスパイ映画の頭脳担当はこういう雰囲気が流行りなん?マーリンのマグカップには「M」って入ってないの?(苦笑)


個人的にはもっと映画館で大笑いしたかったけど、なんか周りのお客さんはすごい引いてたような。頭バーン!、花火ドーン!のシーンって、思いっきり爆笑でしょこれは。


楽しかったです。普段のストレスが吹っ飛びました。

オープンハウスロンドン2015

9/19、20にこんな素敵なイベントがありましてね…

Open House London 2015

それをロケ地ごとに紹介してあるページもありましてね…

映画・ドラマでめぐるオープンハウス・ロンドン2015

行ってみたいなぁってね…。

映画やドラマのロケ地を探すプロ、というか、それが職業?な方がいるのは知っているけれど、その建物や場所を見て、「ここは〇〇のあのシーンに使おう!」って、どうやったら思いついたり結びつけることができるんでしょうね?美意識が高かったり、目の前の空間や景色、建物を映像の中に落とし込むことが頭の中で出来る能力が高いってことなんだろか???なんか自分でも何言っているのかわからなくなってきたよ???

おバカな私は、ロケ地に行っただけできゃあきゃあ喜んでおしまいの人ですが…でも、L.A.に行った時、「スピード」(1994)のロケ地をほぼ回れた時は、大感激でした。その時撮った写真も大事に取ってあるよ。


ベン・ウィショーが2016年2月からN.Y.のWalter Kerr Theaterで、「るつぼ」に出演が決まったので、N.Y.にちらっちらっと視線を送りつつ…日々を過ごしております。

海外旅行でロケ地めぐり。最高だ。


エージェント・オブ・シールド シーズン1

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Agents of S.H.I.E.L.D. (2013– 2014)

私は去年、マーベルヒーローズの映画を、けっこう楽しんで見てたんだけど、その中に共通して出てくるフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)が好きで。でもロキに殺されちゃって、えーん悲しい!って思ってた。そうしたら、友人がこういうドラマがあるよって紹介してくれて。

全22話を完走しました!単純に面白かったし、なにより私はフィル・コールソンという人物が好きなのだった。誠実で頼もしくて信念を持って行動し、そしてユーモアがあって。好きな人がいたけれど、こールソン自身は死んだことになってる今も、その彼女のことをずっと見守っていたい気持ちを心の中に持ち続けて。こんな素敵な人、いいなぁ!

ってことで、ざっとですが感想。

まずね、これね、すっっごいお金かかってるドラマだなぁ!ってのが第一印象ですよ。視聴率を取らないといけないのは当然だけど、どの国のどんな人が見ても面白いように、すごく魅力的に作ってある。最初に、ガッと視聴者の興味をつかんで離さないように、話が徹底的に練りこんであって、アメリカのドラマはその辺り、本当にすごいと思う。

で、なんで死んだはずのコールソンが生きているのか?シールドの活動ってどんなの?仲間に入ったスカイの過去は?ヒドラっていったい何?と、多分本編のアベンジャーズ等を見ていなくてもちゃんと楽しめるし、シールドのメンバーが誰もかも見どころがあるんだよねー。これってすごいよほんとに。

登場人物の中で、私のいちばんのお気に入りは、そう、強くてかっこいい女性が好きなので、メイです、メリンダ・メイ!超強い。愛想はないけど優しい。こう、ごちゃごちゃ能書きは垂れずに黙って行動する人が大好きなので。もうツボツボツボ!さらに、メイを演じるミン・ナの実年齢が51歳って、もうありえないだろー!

そんなミラクルなキャスティングもありますが、他の俳優さんも、ウォード役ブレット・ダルトンは、まさに絵に描いたようながっちりした体形の、いい男!だし、スカイ役クロエ・ベネットはちょっとラテン系入ってるのかな?髪を下ろした普段の姿は大人っぽいけど、アップにすると、意外と可愛めの童顔だったりして。
フィッツシモンズ、とセットで語られる科学者ふたりは、実はフィッツ(イアン・デ・カステッカー)がシモンズ(エリザベス・ヘンストリッジ)に恋心を抱いているのがだんだん明らかになるのだけど、それが最終話で、「あなたは大の親友よ、フィッツ」「僕にとってはそれ以上だよ」の台詞に、泣けました~。
シモンズ役エリザベス・ヘンストリッジは、とーってもエマ・ワトソンに似てるよね?

ラストはそんなにクリフハンガーではなかったので、最近ちょっと目につく、いかにも、次シーズンも見逃すな!的な終わり方じゃなかったのでちょっとスッキリかな。それでも、スカイの出生の謎や、裏切者ウォードの処遇はどうなるのか、とかね、気になるところはいくつもあります。

あーそうそう、ビル・パクストンが出てて、おぉ、久しぶりだ!彼演じるギャレットの最期がまた笑えて。人体改造でもう何がなんだかな状態、本人も、俺は無敵だぜわはははは!となった次の瞬間には、コールソンにバシュッと撃たれて秒殺終了。コールソン、その銃を探してたようで、「あー、あったあった、やっぱりここにあると思ったよ。おーい、あったぞー!」って、何事もなかったように立ち去っちゃって。大笑いでした。こういうユーモアが欲しいの私!


最終話にはついにフューリー長官(サミュエル・L・ジャクソン)が登場したんだけど、その吹替が竹中直人で、「はい!?」でした。ちょっと合ってなかった…。

いつかシーズン2が放映されるのを心待ちにしてるよー。

あ、キャストの皆さんは仲良くて、みんなできゃっきゃしてる写真が検索するといっぱい出てくる。和む…特にクロエ・ベネットとクラーク・グレッグのふたり…(苦笑)。


パーソン・オブ・インタレスト シーズン1

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Person of Interest Season 1 (2011–2012)

You are being watched.

こんだけネットが発達してると、誰かがどこかであなたの情報をしっかり見ててもまったくおかしくはない身近さと、犯罪が起きる前にそれを未然に防ぐ、というアイデアが面白い上に、該当者が加害者なのか被害者なのかが分からない、というのがスリリング。

そして、主役2人の、個々の魅力と、その2人が組んでのケミストリー。ふたりに関わってくる刑事ふたりもまた、片方は、自分の仕事に誠実に取り組んできた者、もう片方は、悪事に手を染めた汚職刑事、という、対になってる組み合わせが面白くて。
でもどんだけキャラクターが際立っていても、それを活かさないことには話にならないので、やはり脚本が秀逸なのでしょうね~。


最初はフツーに「面白いなぁ」くらいに見てたんですが、10話目の"Number Crunch"で、うわー、これめっちゃ面白い!と心奪われました。

撃たれたリース、車を飛ばして助けに来るフィンチ(普段冷静であまり感情を表に出さないからね)、フィンチがリースに肩を貸して、車に乗せようとしたときに現れたカーターが、とうとうリース(スーツの男)と初めて顔を合わせて正体を知るのだけども、そのままCIAから逃がす、という流れが、素晴らしくって。

撃たれたリースが非常階段を下りながら、フィンチに、「俺にもう一度生きるチャンスをくれて感謝してる。ありがとう」でもフィンチは、「まだ終わってない!今行く」の台詞に泣けました~。

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このシーンで恋に落ちた。


リースのキャラクターは、ちょっとジェイソン・ボーンに似てるかな。愛する人を失ったこと、もう一度人間性を取り戻していく辺りが。あと超強い(苦笑)。


そして10話あたりからファニーなシーンやユーモアもちょくちょく出て来て、方向性が固まってきたと言うか、スピードが出てきたように感じました。


あとは好きなエピソードをいくつか。
11話目の"Super"。撃たれてけがして動けないリースが車いすに乗って、住んでるマンションの管理人をカメラ持って監視するって、これはまんまヒッチコックの「裏窓」ですね!
そして、この回は、リースがPCの前に座って調べ、フィンチが現地に向かう、という、いつもと役割分担が逆なんですわ。もーおかしくって。そしてフィンチはなぜ執拗にドーナツクッションを勧めるの(笑)。

その管理人、以前本当にマイアミでクラブを6つも経営してペットに豹を買っていた金持ち。今回ばかりはフィンチもリースも驚きを隠せず、「人は見かけによらないものだね…」。


笑える回なら、17話目の"Baby Blue"も良かった。これは赤ちゃんが出てくる回だから、見てる人みんなが「可愛い!」って思わず目じりが下がってしまうよね。赤ちゃん、めっちゃ可愛いし。
「ちょっと早まってしまったようだ」って、フィンチ、生後6か月の赤ちゃんを、命を救うために連れて帰ってきちゃった…(笑)。
もうこの回は台詞が爆笑に爆笑で。
「ジョン!?ジョンに赤ちゃんを預けてきたですって!?」と、目をひんむくカーター刑事。「適任じゃないのは分かってる」とフィンチ。適任じゃないリースくん…(笑)。

「ここを、こうして、こう。さ、出来ただろ」とおむつを替えたフィンチに、「さすがMIT卒は違うな」とジョン。

赤ちゃん用品をレジに持って行ったフィンチと、後ろにいたカーターのふたりに向かって、レジの店員がにっこにこで「お一人目ですかぁー!」と。それを微妙な顔で聞くふたり…。

本で作ったサークル(!)を突破して、武器庫の催涙弾で遊んでいたレイラ(赤ちゃんの名前ね)。「あれほど武器庫は安全なところに移すよう何度も言っただろう!」「いつかやろうと思ってたんだよ」「きみはいつもそうだ!」「だいたいレイラを連れてきたのはあんただろう!?」「もういい!レイラはおばあちゃんの家に連れて行く!」って、もうそのまんま夫婦喧嘩の会話と全く同じなフィンチとリース。

そしてそして、カーターに会うために赤ちゃんを街に連れ出したふたりなんだけど。リースは黒スーツにコートっていう、いつもの戦闘モードなのに、抱っこひもに赤ちゃん入れてる姿!いやもう、シリアスなサスペンスドラマでこんなシーンが見られるなんて!最高に最高に素敵な回でしたわ。
ちなみに生後6か月であんだけハイハイしてどこか行っちゃうって、けっこう活発な赤ちゃんだなーって、今9か月になる赤子を育ててる私は思いましたよん。
この回は珍しく、イライアスにリースが「負けました」な回なのも面白かったな。


なんだか"Baby Blue"の感想が長くなっちゃったけど。

ジョン・"スーツの男"・リース。「ジョン」って、それ絶対偽名でしょ~!?ってしばらく疑ってたんですけど私。
そのリース役ジム・カヴィーゼル。髪にちょっと銀髪が混じって、渋さが光るわ。目がなんかいっつもきらきらしてて、まつ毛バサバサで。基本シリアス顔なので、ときどき見せるニヤリとした表情がいい。
色々調べてターゲットにじっくり近づくも、最後は割と腕力と銃でリース君が解決って回もけっこうあります。


善と悪の間で揺れるファスコの葛藤がよくて、太目でさえないおっさんファスコがかっこよく見えてくるし、CIAのスノーは、なんとなくビリー・ボブ・ソーントンに似てるな、とか、あ、あとね、ゾーイ・モーガンがかっこいいです!出来る女モーガン。そしてなぜかリースとウマが合うのか、何回か一緒に組んで仕事してるし。




さて、私は今同時並行で、「エレメンタリー」ものんびりと見ているのですが、そっか、舞台が同じN.Y.なんだね、ちょっとごっちゃになりそう、と友人につぶやいたら、こんなものを教えてもらっちゃいました。

Prime Crime: Person Of Interest and Elementary

フィンチの"...So do I."と、その後のリースの表情に大爆笑。

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あ、あと、ep21の題名が"Many Happy Returns"で、なんで「シャーロック」のS2とS3の間のミニエピソードの題名と一緒なんだろう、偶然?と思って調べたらですよ。なんと、Many Happy Returns (of the day)"で、たくさんの良いことがありますように=誕生日おめでとう、という意味なんだそうです!えー、知らなかったよー!もう卒倒しそうでした。
こんなことも知らない私って、英語勉強してます、だなんてほんと言えないー!このドラマも吹替で見てるしなー。

ニューヨーク。今までも映画を通して色んな場所を見てきたけれど、今回印象的だったのは、クイーンズボロ・ブリッジ(Queensboro Bridge)と、それを望む公園(Queensbridge Park)。リースとフィンチがベンチに座って語るシーンが1話目とあと他の回にも出てきた場所。行ってみたい。

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引き続きシーズン2も見たいですが、DVDを買うべきか、オンデマンドで見ようか、それともレンタル?どうしよっかなー、って今悩んでます。幸せな悩みですな。