POI S2 Ep19

Trojan Horse

題名は言うまでもなく「トロイの木馬」。余談ですがトルコのトロイ遺跡に行くとあるんです、トロイの木馬の復元像が。でもその姿はなんとなく間抜けでね…
今回は急展開かつ新たな展開が怒涛のように投げ出され付いて行くのが大変!私全然理解できてないので整理してないまま箇条書き以下のひどい文。レビューにもなってません

しょっぱなからリースの"Miss me already, Finch?"だもんなぁ!フィンチ、まったく相手にせず会話を続けてます(笑)
IT開発担当になったフィンチが胸に付けたタグの名字はスターリング(Stirling=ムクドリ)
今回はフィンチとリースがモニカを護るために代わる代わる現場に出るのがよかった
モニカがロスに渡したUSBメモリ。さてどうやってあれを手に入れようか?と思案してるうちにロスとすれ違ったリースがわざとぶつかって速攻手に入れて。いつも直球最短距離コースを取るリース(そして相手の都合は全く考慮せず)はある意味すがすがしい
リースの強硬手段を呆れたような嫌がってるようなフィンチの表情がこれまた絶妙で。この顔、初期はよく見られました
殺されたマイケル・コールの実家を見張ってたのはリースだけじゃなくてパートナーだったショウも。リースが言った言葉、"A friend once told me, in our line of work,~"で、彼の気持ちや考えを知ったショウが疑うべき人物ではなく信用してもいいのではないかという考えになったところへフィンチがマイケル・コールの汚名が晴れる記事を偽装して新聞に載せたことでショウが廃図書館に来た、でいいかな?他にも純粋に彼らがどんな仕事をしているのか興味が沸いたってのもあるだろうし、これは偶然だろうけどフィンチの後ろにあるボードに以前会ったルートの写真を見つけたから余計に興味が出てきたってのもあるかなぁ
モニカをかくまうために彼女を連れてきた場所として、フィンチのいくつかある隠れ家のひとつが初登場。S3からはここがメインかっていうくらいひっきりなしに登場するけれど、やっぱり廃図書館に敵う場所はなく
この家の間取りもよく分かんないんだよなー!入ってすぐ階段を数段降りるといきなりリビングがあってその続きに広いテーブルと"BRAY SUR-SAINE"の文字が入った古い大きな壁掛けの時計が床置きで立てかけてある部屋があるんだよね?今エピではさらにその奥は非常用みたいな出入り口があって外に出られそうな感じだし。キッチンやシャワールームなんかも隣接して付いてたりするのかな。広いテーブルの近くには暖炉もあったはず。やたらと大きいコンテナみたいな木箱が置いてあるけど中身はなんなんだろう?それ邪魔じゃないの?片づけないの?S3で使われた医療用ベッドはその大きなテーブルをどかして運び込んだの?つーかあんな大きくて重いベッド(医療用は重いのです……)、どうやってあの狭そうな入り口から搬入したのか…(ほんと本編とは全く関係ないどうでもいい話ですが間取りが気になって気になって)
モニカと気が合うフィンチにリースが「あとはおふたりで」って気を利かせて席を外すと「はぁ!?」な表情のフィンチがとーっても笑えます
今回の対象者モニカの会社が国に情報を売ってるのはグリアのデシマ・インダストリーズが後ろにいるわけで。モニカが勤めてたライラテック社のシステムにハッキングしたのはフィンチだけど、グリアはオルドスでラップトップを売った人間の名前は知っていても今回のハッキング相手がそのフィンチだとはまだ知らない
ファスコがいい活躍してます!疑ってはいたけれどビーチャーの潔白を非公式にとはいえ証明したんだもの
ビーチャー刑事の救助に間に合わなかったのもマシンの番号通知が遅れてきてるから。彼の死を知って苦渋の表情のフィンチとリース
それにしてもビーチャー刑事…シマンスキーに続いて残念すぎる。今まで白でも黒でもなくどっちなんだ?なキャラクターだったので、今回の退場は急な展開で驚きでした
ビーチャーを疑ってたカーターは自分を許せなかっただろうな。それがS3での彼女の行動の原動力になってしまっているんだろう
ビーチャーが撃たれた現場にターニーとシモンズがぬけぬけと一緒にいるのがまた腹立たしいわー!
HR、クイン、ターニー刑事、シマンスキー刑事、シモンズ、イライアス、ヨゴロフ、ファスコ。複雑に絡み合ってこの時点では私はイマイチ理解しきれてません
モニカとリースが一緒に夜遅くライラテック社に侵入してサーバーから直接データにアクセスする一連の流れがもう大変にかっこよくて!しかも暗闇にPCモニタの光だけが明かり代わりの青みがかった画面が映えて映えて
IT絡みだからフィンチがモニカと一緒に社に行くかと思いきや護衛を兼ねてリースが行くし、ベアーが頼もしい活躍!体格良さそうな警備員が3人もいるのに全員軍用犬にビビってます。しかしこいつら3人ともなんで一緒に行動しちゃうのか
リースもPC関連のことはけっこうあれこれ手掛けるしS1の初期はよく見られたからそういうのがまた出てきて嬉しい
社員のふりして社内に残ってたのは社長に雇われたと思われる殺し屋たち。モニカを狙って近づいてくる彼らにリース大活躍!アクションシーンの身のこなしが美しい上、相手を倒した後銃を構えて周りを見渡すリースのバストショットを左から右へほぼ180度、多分ステディカムで至近距離から撮影してると思うんだけど、このシーンのジム・カヴィーゼルがすんごい美しいのです!いやほんと、かっこいいというより美しい。ここ数話ほどはその美しさが半端なく際立ってる
なんでライラテック社の社長は自殺したのか分からん。あ、社の技術が国のスパイ行為に加担しててもう罪を逃れることが出来ないから?
モニカの再就職先はIFT。もちろんフィンチが手を回したんだろうね。それを聞いた隣にいるリースがにやっとしてる
グリアの電話の相手はコントロール?


このエピでの名台詞は間違いなくこれ

"A friend once told me, in our line of work, we walk in the dark. Doesn't mean we have to walk in it alone."

「かつて友人が言ったんだ。この仕事では暗闇を歩いている。だが一人ではない」。カーラが言った言葉をそのままリースはショウに伝えているんだけど、"We walk in the dark."は間違いなくカーラの言葉(S1Ep08)。でも"Doesn't mean we have to walk in it alone."は言ってない。するとこの言葉は"A friend once told me, "に繋がるんだよね。リースの友達は、多分今もフィンチひとり(「こんなでもひとりだけ友人がいるんだ」S2Ep01)。フィンチとリースはきっと色々色々話をしてるんだろうな、と行間を読みまくる次第
そして主語が"we"。カーラの言葉をそのまま言っているだけじゃなくて、リースとショウが同じような仕事をしてきたから同胞という意味合いで言っているのかもしれないし、リースはショウが仲間に入ることを歓迎しているからそのまま引用したのかな、とかね、台詞ひとつで色々考え(という名の妄想)が広がるね~
変えられない過去を抱えてリースが一般の人間(女性)とまっとうな人生を歩めるのかと問うたら、私はそれはもう無理だと思うの。だから彼の人生はこれからも闇。でももうひとりじゃない。ひとりだけど、ひとりということを知って認めている人間がいれば彼はそれだけで十分かな、と思うんだよなー!愛とか恋とかはあまり重要視してないのが私のジョン・リース観なのです

リースとショウの相性がしっくりこないのも私は彼女がダメな理由かな…。交式はこのふたりの関係をどのようにしたかったのかがイマイチ読み取れない。リースみたいな大人(な態度じゃない時もけっこうあるけど)、そして世の中や対人関係にけっこう醒めてる人間がショウと張り合うのがよく分かんないし、兄と妹な位置付けみたいだけどそれがフィットしているかと言われるとそうは思えないし。個人的にはリースってもし兄妹がいる/いたとしたら、姉か弟がいる感じなんだよねー。まぁこれは私が「姉がいる弟」ポジションの男性が大好きなのもあるけど

そして廃図書館に易々と無断で入ってきた人間…これもダメ。あそこはフィンチとリースの聖域だったので、入って!来ないで!!お願いします!!!なんかさ、S1、2を大好きで見続けてきた視聴者の神経をいちいち逆撫でしてない?交式はこれをいい演出だと思ってんのかなぁ…こっちはそういうのは求めてないんだってば!分かって!
はー、こんなんでS5を冷静に見られるのかしら私は


そんなこんなでS2も残りあと3話まで来ました


POI S2 Ep18

All In

*S3の重大なネタバレありのレビューです

1度目見た時はあまり興味惹かれる内容じゃなかったように感じたのは、私がバカラやポーカー等のカジノでのゲームをよく分かってないからかな。2度目見たら、特にラストはこんなに切ないストーリーだったんだ
レオンが自分以上に自分を襲ってくる連中を心配してるのが笑える。俺に危機が迫るとあいつ(リース)がくるんだ…逃げろ…あんたら早く逃げた方がいいぞ!ってね
レオンが「フィンチ~!」って言ってる(笑) これ、字幕だけじゃなくて本当にこういう発音で言ってる(しかも語尾が上がってる)のがものすごくツボ
レオンの登場はこのエピが最後。残念
レオンの吹替は割と普通の声
フィンチのベスト、前身頃はグレーなのに背中側は真っ赤!そうとうなおしゃれさんですね
ヨゴロフって誰だったっけ?
リースとフィンチ、廃図書館とアトランティックシティをしょっちゅう行き来してるけどけっこう距離あるのでは?(調べたら、アトランティックシティはNYから約200km南下したニュージャージー州にありますが、ロケ自体はアトランティックシティではなくNYで行ってます)
私には隠密活動が合ってるのかも?と得意そうなフィンチでしたが実は対象者のルーにはバレバレ(苦笑)
ルーに名乗った苗字はクエイル(Quail=ウズラ)
なんで俺の後を付けてるんだ?ってルーに尋ねられたフィンチが少しだけ間を置いて私は国税庁の人間だ、と話し始めるのだけど、さてルーにはどう出ようか、とこのほんの間で一瞬思考を巡らせているのが分かるのがいい
テーブルに両手をちょこんと乗せるフィンチの仕草が相変わらずキュートだな~
ルーにカードで負け続けたフィンチがいかさまを疑ってバッとルーの両手首を掴むシーンが好き
ディーラーに扮したフィンチと伏せた目線がものすごーくストイックでそれがかえって煽られる。リースは解放されたセクシーだけど、フィンチには密閉されたセクシーさを感じる
ルーがフィンチの言葉に従って素直に街を出ていくわけないよねぇ
店員のIDカードを奪ったリースがディーラー・フィンチの押すカートにそのカードをスッと置く連携がスマートでね!こういうふたりが大好き
サーバールームを見つけたフィンチが"Ah!"って声をあげるんだけど、その言い方がものすごいフィンチらしくなくて面白い
今回対象者に肩入れするのは珍しくフィンチの方
あんだけ大勝ちしたらそりゃマクリスが素直にルーを帰すはずもなく。いつの間にやらフィンチも捕まっちゃってるし
ロシアンルーレットの銃を向けられ引き金をひかれても、顔色は一切変えず微動だにしないリースに彼の人生の闇の深さが垣間見える。でも実はルーが弾丸を抜き取っていたことをリースは知っていたかもしれない
ピアーズからもらったけれどフィンチが足で踏み壊した腕時計、再登場。こういう過去の小ネタを出してくるのうまい
「人を助けるにはなぁ、金がかかるの!」とヤケクソな言い方の吹替版レオンは最高です(笑)

このエピの見どころは言うまでもなくラスト
死んだ奥さんにはもう二度と会えないルー。フィンチのことも自分と同じ境遇の男だとルーは最初勘違いしてたんだね。でもフィンチの場合、相手は生きている。それを知ったルーの、「今すぐ会え。会いに行けるうちに会って来い!」という言葉。でもそれはフィンチには不可能なこと。ここの流れとエマさんの台詞なしで微妙に変化する表情が素晴らしい
「リーは知らないが俺は知ってる」
「大切な人と一緒に年を重ねられない者もいる」。リースにとって最愛の人だったジェシカはもうこの世にいない
「共に年を取るよ、離れた場所で」。愛するグレースと一緒には人生を歩めないフィンチ
「そしてなにより、考えないに限る」…でもその後そっとPCのフォルダ内にあるグレースの写真を呼び出して見つめるフィンチ。何か言おうと口を開きかけるも止めてその場を静かに離れるリース
フィンチとリース、どちらも伴侶となるはずだった相手と幸せになれる道を絶たれた死人の男たち。これが切なくないと言ったら何を切ないと言うの
グレースに対するフィンチの想いの深さと、自分の存在が彼女に危険をもたらすことを分かりすぎるほど分かっていたフィンチ。S3Ep22でグリアに浚われたグレースと交換でフィンチがグリアの元に行く部分を思い返すと、このエピでのフィンチの感情はそのままスルッとS3に繋がる。S3Ep22内での
「グレースを少しでも傷つけたら…全員殺せ」
「行くなフィンチ。もう一度考えよう。今より最悪な状況もあった」「これ以上に最悪な状況はないよリース君」
これらの台詞もこの一連の流れの中でだとすごく納得。なのでこのS2Ep18からS3終盤は、あまり時間を空けずに持って行った方が実は良かったのかもしれない。S3Ep21ではマコート議員を絶対に殺さないと譲らなかった上、リースとショウとはその後の行動を別にしてしまったフィンチなのに次のエピでは「全員殺せ」と言ったのが私には納得できなかったので、今とってもすっきりした気分

フィンチとグレースの結末はどう決着を付けてくるのか、S5が楽しみなようであり怖くもあり

そしてまさかのシマンスキーが殺されてしまったのにはうわー!ショック。好きな刑事さんだったし本当にいい刑事だったのにー!!ほんとショックです…
そしてターニーがクインとグルだったとは!なんだよあんたはいい刑事じゃなかったのかよー!


このエピはちょっと詰めが甘いと思う。街を出て、カジノのオーナーのマクリスには死んだと思わせたはずなのにちゃっかり戻ってきてカードゲームで派手に勝ったり、レオン、フィンチ、リースの全員が捕まって椅子に縛り付けられてるのに手段が描かれることなくリースがあっさり拘束を解いてるし、カジノの描写もなんだかこぢんまりして地味。まぁ今回の対象者はおじいちゃんだったのもあるからかしら。フィンチのパートはものすごく切なくて素晴らしいので、ルーのパートをもう少しピリッと緊張感持たせたらいいエピソードになったんじゃないかな

エレメンタリー シーズン1

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Elementary Season 1 (2012–2013)

実は去年の秋に見始めていたのですが、同時進行で見ていた舞台が同じNYの「パーソン~」に惹かれたのでこちらは中盤あたりで視聴が止まっていたのです。が、先日見た「シャーロック/忌まわしき花嫁」があまりにも面白くなかったので、突然NYのシャーロックに会いたくなった。後半(つまり私が見てそれっきり止まってた次のお話から面白くなってた…!)、15話あたりでシャーロックがワトソンに、自分の支えとなってほしい、と素直に気持ちを吐露した辺りからやっと話にスピード感が出てきたのが私の印象。非常にスロースターターなドラマです~。
21話あたりでモラン(ヴィニー・ジョーンズ。「大脱出」で看守やってた人だ)が再登場、その後一気に話が急展開なのが見応えありました。ふたりの上司的なポジションのグレッグソン警部やその部下のベル刑事等、出てくる人みんなまっとうで落ち着いて見られるドラマ。ここんとこ見てるドラマの登場人物が極端に変人ばっかりだったからそう感じるのかもしれない(苦笑)。

ラストは死んだと思っていた、そしてシャーロックが薬物依存に陥った原因となった死んだ恋人アイリーンが生きててさらにアイリーン=モリアーティ、っていう!驚きの展開でしたが彼女があっさりつかまってクリフハンガーじゃないシーズンフィナーレだったので、ほんとこのドラマ落ち着いてるなぁ…という印象。

イギリスBBC版現代シャーロックは社会不適合者をメインに据えているけどこちらは薬物依存の克服・継続がメイン。しかしジョニー・リー・ミラー演じるシャーロックはもうあと何かひとつかふたつ、魅力がほしい。惜しい。相棒のジョーン・ワトソンは本来のジョン・ワトソンから女性に変更した時点で十分魅力があるので。ルーシー・リューは知的な雰囲気がとってもいいですね!
願わくばシャーロックとジョーンはこのままの関係でずっと行ってほしんだけどな。男女問わず「友人以上恋人未満」って一番微妙で危うくて綱渡りしてる状態の関係が大好きなので。

そういえばベネ@BBCシャーロックとジョニー・リー・ミラーのふたりは舞台の「フランケンシュタイン」で共演していた仲ではないか、と突然思い出したり。


ということで、〆はまたこのCMを貼っておこうっと。

Prime Crime: Person Of Interest and Elementary

最後、ジョーンの"...Awkward(気まずいわね…)."の台詞がダメ押しです。たった30秒の中にそれぞれのキャラクターの個性が活かされてる上にこれほんと何回見ても笑えるわ。

poi_elementary_cm.jpg

POI S2 Ep17

無事日本でのS5の放映が決まりました(ソースはこちら)!8月スタートで全13話なので、10~11月に終了かな?それまでは全力でネタバレ回避!私の最初で最後のPOIリアルタイム視聴になります。寂しさもあるけど、楽しみ。

今日は一日雨だったのでこのエピソードを見るのにぴったりの日。

Proteus

私は子供の頃から「暗い部屋、しかもそこに誰かいる!(そしてそいつはたいてい悪人)」という状況が大の苦手で怖くて仕方ないのでこのエピも実は苦手。とにかく怖かった。夜に見てるから余計に怖いんですけどね
今回の犯人。殺してその身分を次々乗っ取って逃亡ってほんとどうかしてる。こういうのって得体のしれない人物で本当に気持ち悪い
嵐で大荒れのNY。3日も番号が出ないので映画を観に行くんだけれど、えっじゃあこの人たち今まで3日も空けずにしょっちゅう出る番号に応対してたんだ!?そりゃすごいハードワークだよ。やっぱたまにはふたりで休暇でも取らないと
ふたりが映画を見に行ったCinema Village。実在してる映画館です。見たのは「羅生門」と「雨の中の女(The Rain People)」。これって両方とも雨のシーンが出てくるからこの作品を選んだのかな
最近はシネコンばっかりだからこういうレトロな映画館、素敵
フィンチの足を気遣ってだからだけどさ、男ふたりで一つの傘。もちろん傘を持つのはリース。当然距離が近い近い!もーほんとどういうドラマなのこれって



この映画館、ドラマで見ると私には大きな劇場に見えたし劇場前の道路も片道2車線はある大きな道路なんじゃないかという印象だったのですが。このGWに実際にここを訪れた方が撮った写真を見たら、こぢんまりとした映画館だし前の道路もとても狭くて驚きました
今回は暴風雨なのでリース君はいつものスーツの上にレインコートを羽織ってます。これかなりおしゃれなコートに思える
ジャック・ロリンズの家の地下で遺体を燃やして残った歯をフィンチが見つけるシーンがもうだめ…怖すぎる!しかも停電で真っ暗だし
嵐で島から出られなくなって、取り残された人たちが地元の小さな警察署に避難してくる密室でのお話はアガサ・クリスティっぽい
リースは嵐の中同じくジャック・ロリンズの捜査に来たFBI捜査官アラン・フェイヒーと協力して避難してきた人たちを保護かつ犯人捜し
ひょいっと帽子をかぶって何事もないように雨の中へ足を踏み出すリースは本当にかっこいいね!レインコートの立ててる襟もおしゃれでよく似合ってる
嵐の中をセスナで飛んできたストーム・チェイサーのハロルド・ガル(Gull=カモメ)。水上に危険な着陸をしたってことで副署長のシュミットに逮捕されて手錠を掛けられちゃってるんだけど、外から戻ってきたリースがその姿を見て、あんた嵐の中ここでなにやってるんだフィンチ!?っていう顔してるのが笑える

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これを見ても分かるようにS1、2はリースとフィンチは必ず一緒に行動してて、離れていても常にインカムで連絡取り合ってるし("You there, Finch?""Always, Mr. Reese."。この"always"が最高すぎる)、フィンチの後を引き継いでリースが尾行を続けたり、いざという時はお互いが相手のために他を置いても真っ先に駆けつける。それが本当にこのふたりにはしっくり来るし連係プレーのスマートなやり方がかっこよくてスタイリッシュで。こういうのをずっとずっと見ていたかった
フィンチが犯人はFBI捜査官フェイヒーだと気付いたシーンがこれまた怖くてね!ものすごいベタな表現だけど、停電で真っ暗な部屋に落ちた雷の光で部屋の中が照らされるとフィンチの後ろにはそのフェイヒーが…!ていうシーン、怖すぎる
漁の収穫物と偽ってマリファナを扱っていた漁師がいきなり銛(?のようなもの?水中銃ってことが後述されるんだけどそれは何?)をリースに向けて撃ってきて。この時のリースがムッとした表情でその銛を見つめた後すぐ視線を漁師に向けてニヤッとする余裕さ。悪い笑み!
「同類は見抜ける 君も”成り済まし”だ」
君に私の身分を乗っ取ることなんてできない、とフィンチ。フェイヒーとは格が違うけれど、フィンチもまた偽の人生を生きていることをフェイヒーに指摘されて。フィンチも道を間違えていたらフェイヒーのような人間になりえたことを示唆してる
フィンチのことをそのように見抜けたなら実は偽フェイヒーはリースのことも途中から偽の捜査官だと見抜いていた…?
フィンチの口調を真似して話すフェイヒーがもう気持ち悪くて。すごくいやー
偽フェイヒーにメガネを取られたフィンチが、いつものスーツ姿じゃなくてジャケットを着てるのもあってここはめちゃめちゃ「LOST」のベンジャミンに見える(と言いながら実はLOSTは未見ですが)
リースを殴った漁師が彼をロープで引きずって運ぶけど、188cmの男性を引っ張るってそうとう力がいるよな
間一髪でフィンチを助けたのはカーター。リースが不在の時に助けてくれるのはカーターだとなんかすごく嬉しいのよね
「あいつ水中銃で撃って来たぞ」「初めてかねリース君?」「…実は違う」…いったいどんな人生を歩んできてるのよリースは

今回は雨の中、古めかしい映画館から始まって事件も古典的なミステリー。クラシックな回でした

SUITS シーズン1

知人から薦められて見ました。私何を勘違いしたのか、S4で完結してると思ってたんですよ。どうやら「ホワイトカラー」とごっちゃにしてたみたいで。本国は只今S6が決まったんだっけな?順調に継続中です。あー終わってないドラマに手を出してしまった…。

主人公が弁護士なのにドラマの題名が"Suits"って、セクシーよね。スーツを着た時のマナーで、座ったら上着のボタンを外し、立ったら留める、その所作が私はものすごい好きなのです。ふふふ。

さて海外ドラマは知ってる人は知ってるけど私は最近まで知らなかったのが、まず1話目(パイロット)を作って視聴率や局のトップが継続するかどうかを決めて初めてシーズンとして続けられることができるとのことで。そういう意味ではこのドラマの1話目は非常によく出来てる。超やり手の敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターと、頭は良いものの、テストの替え玉を引き受けたり友人の頼みでドラッグの取引に手を出してる未来が描けない若者マイク・ロスという全く接点のない対極の世界に生きているふたりがどう出会うのか?という問題を鮮やかな手腕でクリアしてるのが見ごたえあって素晴らしかった。このドラマ、ダグ・リーマンがプロデューサーに名を連ねているけれど、彼は監督じゃなくて制作に廻った方がいいなとつくづく思う。

そしてこのドラマは1シーズン全13話。えーもう終わっちゃうの?もっと見ていたかったな、と思える長さなので、実はこのくらいがちょうどよいのかも。全22~23話って、そうとう脚本が練られて面白くないとどうしても中だるみしちゃう。

1話目で、ピアソン・ハードマンの経営を引退したハードマンと話す共同経営者ジェシカ・ピアソンが、「(事務所の後を継ぐ人間は、)私の心の声はハーヴィーだと言っているの」という台詞から、このドラマの最終目的地はハーヴィーが事務所のトップに就くことかなぁ。それに至るまでの過程をあれこれ描いてくれるのかな、と推測してます。

マイクの学歴詐称はどう解決するのかと思ったら、ある依頼人がハッカーで、問題解決のお礼に彼がハーバード卒という学歴をデータ操作してクリアしたけけど、アメリカのドラマは凄腕ハッカーが出てくる度合いがちょっと多すぎやしないか(笑)。まぁ今はデジタルデータが色んなことに使われるから仕方ないんだけどねー。でもハーバード卒なのはデータの上だけでのことだから、当然同窓会もどきに出席しても周りから疑いの目を向けられるし、頭が良くて勘が鋭いジェシカは早い段階でいつか絶対気付くと思う。

メインの登場人物は6名。誰もかれも魅力的で、その中でもヴィラン気味に描かれてるルイスは実はシーズン重ねるごとにだんだんいい奴になっていくんじゃないか、なんて勝手に予想。
マイク・ロスは見てて好感持てるように描いてあるから見続けていられる。彼は一度見たもの、読んだものは写真を撮ったように記憶することができるんですね。すごい才能。羨ましい…。
ハーヴィーもまた、冷酷冷徹、今まで戦った裁判は全勝っていうおっそろしいほどに仕事が出来る、そして年収もものすごい額を稼いでるのは間違いないNYでトップの弁護士。そんな彼にもジェシカには頭が上がらなかったりと時々隙があるのがこれも見てて楽しいし、彼の過去がこれから色々出てくるんじゃないかと思うと期待しちゃう人物。ハーヴィーとマイクのコンビもいいと思う。この先もこのテイストで行くのかどうかは分かんないけど。
しかしそこまで有能なハーヴィーが、ハーバードを出てないマイクを雇う理由がちょっと弱いと思うの。だって彼の学歴詐称がバレたらハーヴィーの身も当然危機にさらされるわけで。そこまでして彼を取ったのは何か別の理由があるのかなぁと勘ぐってもみたり。
秘書のドナはハーヴィーがまだ検事補だった頃からずっと仕事を一緒にしてるんですね!ハーヴィーが弁護士に転身しても彼女も一緒に職場を移ってきた、そこまで彼女が信頼を置くハーヴィーという人間の奥をもっと覗いてみたい、と思わせるエピソード。
事務所の経営者ジェシカ。ものすごく強い目力。彼女のスタイリッシュな服や言動、揺るぎない自信、仕事への思い、それでいて他者への思いやりに満ちていて素晴らしい女性。ハーヴィーはもう少し冷酷に描写されているのでよけいそう感じる。
パラリーガルのレイチェル。私は彼女が好きだな。マイクと同い年くらいかな?どうしても弁護士の試験に合格できないコンプレックス、まだまだひよっこのマイクをちょくちょく助けてあげてるけど一定の線はきちんと引いていて。でも後半はだんだん距離が縮まってきて。職場が同じで話が合ったり助けて助けられたりで、まぁ恋に落ちるのも時間の問題よね、マイクとレイチェル。

そして女性陣はみなさん毎日職場で素敵な服ばかりで、夜はそのままパーティに出席できるんじゃないかと思うくらいゴージャス。みんなこんな服装がデフォルトなの?もちろんドラマとしてデフォルメしてあるんだろうけれど、それにしてもホント素敵だしかつびっくり。

そして映画ファンの私には見てて楽しい、ちょくちょく挟まれる映画の小ネタ。そんなにマニアック過ぎず、ウィットが効いていて小気味良いのが見てて楽しい。マイクって若いのに古い映画にも詳しいからそうとうマニアだよね?

マイクを巡るジェニーとレイチェルの関係はどうなるんでしょうね。そしてマイクの友人トレヴァー。自分の彼女をマイクに取られたからって彼の職場に詐称をバラしに行くってどんだけ器が小さい男なの。もうこんなやつ友人じゃないよマイク!

1話完結で安心して見ていられるわ、と思ったらまさかのクリフハンガーで1stシーズン終了!煽るねぇ!続きが楽しみです。