POI ちょっと小ネタ

・ジョン・ノーランのポートレート(?)。もし本編でもこんな笑顔を一度でも見せてくれたらわたしはグリアのおじーちゃんをちょっとは好きになれたかもしれない。にしてもいい笑顔だなー!

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・こういうのを読むとキャストもあの廃図書館を気に入っていたのを知ることができて、とてもとても嬉しく思う

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ダウントン・アビー シーズン6 (Final Season)

Downton Abbey Season 6 (2016)

大団円のグランド・フィナーレでした。そして最終話はお約束のクリスマススペシャルなので、お屋敷には恒例の大きなクリスマスツリーが飾られ、闇夜に浮かび上がる雪の積もるダウントン・アビーのなんと美しいことか。
すべての問題が解決し、誰も死ぬことのなかったファイナル・シーズン。こういうお話はいつまでも続けられることもできるし、いつやめてもいいストーリーかなと思うので、S6で終了でも私は特に不平不満なく満足でした。いいドラマだったね。

そして意外や意外、印象に残った人物はと問われたらトーマス・バロウなんだよねー!S1のトーマスはオブライエンさんと組んでさんざん色々なことをやってましたし、グランサム卿と親しいベイツさんを目の敵にしていたのですが、いまや改心してすっかりいい人に。おそらくパーキンソン病を発症したであろうカーソンさんの後を継ぐことになったのは、なんとトーマス!というくだりには非常に驚きましたが、カーソンさんにせっつかれ就職活動をして、新しい屋敷で働きはじめたトーマスはしかし暇すぎてやりがいを感じられることがなく、ダウントンを懐かしく思っているようで。
まぁカーソンさんから見たら自分の後釜がトーマスって絶対気に入らないだろうなとは思うけれど、でもでもトーマスは自分の性的傾向が理由でずっと悩んで自分に自信が持てない人物なので、せめてダウントンで生き甲斐と居場所を見つけてくれれば、と思う。それに伯爵の提案でトーマスが後を継ぐことに決まった時「私が彼を育てたんですから」という言葉はちょっと心打たれました。
メアリーの息子ジョージはトーマスによくなついてたし、トーマスって子供と遊ぶの上手だよねー!お屋敷のこともよく知ってるし、なんだよ実はものすごく適任な人物じゃん。
ずっと先の未来に、カーソンとメアリーの関係がそうであったようにトーマスもまたジョージ坊ちゃまの成長を見守りながらずっとダウントンにいてお屋敷とともに年老いていくんでしょう……?やばい、想像しただけで泣けてくる……。


良質なドラマを最後まできっちり放映してくれたNHKさんありがとう!そして吹替のうまさには本当に楽しませてもらいました。声優のみなさんありがとう!
全6シーズンあったドラマ。でもやっぱりいちばん印象に残った台詞はあれですね。バイオレットおばあさまの「しゅ、週末って何?」でした!




シャーロック シーズン4

Sherlock Season 4 (2017)

Ep03のラストシーンを見たら、このドラマはもうこれが最後でいいかなって。
あとEp03は森博嗣の「すべてがFになる」だなぁと思った。日間賀島~。

……うーん、原作があって、それはとても有名な「シャーロック・ホームズ」で、そして私はまったく原作に詳しくないしあれこれ細かい点を突っ込むことなどできないのであくまでドラマの感想だけど。
……あのね、メアリー、出しゃばりすぎじゃないですか?死んでなおDVDや幻影として出てくるし、Ep02では死んだ彼女がジョンにあれこれあれこれ話しかけてくるのがもううるさくてうるさくて我慢ならん!てなって、最後のほうはゲンナリでした……。あれがなければもう少し好意的に見ることができたと思うのですが。
彼らの周りには友人だったり仕事仲間だったり色んな関係のひとたちがいるんだけれど、シャロとジョンのいちばん近い距離にいる人物が、見ているこちらの共感を得られない人物なのがもう苦しくて苦しくて。違う、そうじゃない、あなたじゃないの!と言いたくなってしまうのです。
ふたりが立ち直る過程がメアリーによって、というのもダメで。今までシャーロックはジョンに依存気味な傾向だなぁと思いながら見てたけど、Ep02見たらジョンもじゃん、共依存じゃん!って。わたしは自立した大人の男が好きです。そのせいもあって、ハドソン夫人のかっこよさが際立ちました。男前じゃー!
ジョンも妻を亡くして悲しみにくれているのは分かるけど、育児に向き合わずロージーのお世話を他人に任せてしまってるのでなんだよ男はいい身分だよなぁと正直思いました。

んんー、きっと私だけじゃないと思うけれど、S1、2の時のような、事件が起こってシャーロックとジョンのふたりで解決をする。レストレード、ハドソン夫人、マイクロフト、モリー、アンダーソンといった人たちが彼らを取り囲み、その人たちと関係を築き上げ、それが様々なかたちに変化していく、そういうドラマじゃダメなのかな?私の頭が悪いからだんだん話が難しく複雑になっちゃって、以前のような展開を求めちゃうのかな?

それにしてもS4は画像の美しさが非常に際立っていました。特にEp02における青色は素晴らしく美しかった。
あと、ふたりが会話をしながら夜通し街を歩くっていうのが個人的に大好きなシチュエーションなので(「ビフォア・サンライズ」(1994)は最高ですね)、シャーロックとフェイスのふたりが夜~夜明けのロンドンを歩き回るシーンが大好き。

個人的にはEp02に出てきた台詞、
"Your life is not your own. "
きみの命はきみのものではない
は他のドラマの別の登場人物のことを思い出して胸にずっしり来ました。色んな意味で。

派手に爆破された221bはもとどおりに修復され、またこの部屋を依頼人が訪れては事件を解決していく様子が描かれたけど、引っ越したりシャロとジョンの関係が解消されるのではなく、ふたりの関係はあの爆破でいったんリセットされて、再び同じ場所で一緒にやり直すことを意味していたと思うな。

モリアーティの吹替はなんとマーベル映画のコールソン役でおなじみ、村治学さんでした。言われてようやく気付いた次第。全っ然違うね!さすがプロのお仕事です……感嘆。

エンド・オブ・トンネル


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Al final del túnel (2016)


ストーリー展開にもうひとひねり欲しかったな、という感想。
事故で車いす生活になったホアキンが自分の家の隣で銀行強盗をたくらむ一味が出入りしているのを知って、家の下を通る彼らが掘ったトンネルを利用して彼らが盗もうとしている金を横取りしようとするのが話の発端なんだけど。まず隣人たちの事情が気になって盗聴盗撮をするのは分かる。興味がひかれるから。で、次に自宅の2階とバルコニー部分を賃貸に出したら訳アリっぽい母娘が突然引っ越してきたのが、実は母のベルタも強盗グループの仲間ってことが分かって。でも彼女の娘に一味のリーダーでありベルタの交際相手ガレルトが娘に性的虐待を行っていることが分かって、制裁を加えるという目的が増えたんですが。
ホアキンが金に困ってる感があまり感じられなくて、切羽詰まって強盗の計画を知ってこれは千載一遇のチャンス!て思う感じがあまり感じられなかったのね。あとベルタをかなり長いあいだベッドに拘束して監禁するのにはちょっと無理があるんじゃないかと。
なによりホアキンは下半身が不自由で歩けない、という設定をもっと活かしてほしかったかな。本編ではトンネルの中やリフトのない部分を腕の力だけで進んだり昇り降りをしていて、それももちろんおぉ、と面白かったけれど、たとえば立ち上がれないから高いところにある何かに手が届かなくて彼の身に危機が迫る、とか、歩けないから早く移動できなくてヤバいことになる、とか、車いすに乗ってるからこそ健常者には気づかない目線や動きで反撃するとかね、肢体不自由を逆手に取った胸のすく場面を見たかったの。

でもなかなか面白い作品だったし、ラストでホアキン、ベルタとベティが一緒にあの家を去る時の彼らの服が似た色をしてて、なによりホアキンは以前は着ることのなかったであろう明るい色あいの服を着ていて、彼らの人生にきっとこの先幸せがあるだろうと思わせてくれるラストでした。
ホアキン役レオナルド・スバラーリャはマーティン・フリーマンに似てると思いました。ジョージ・クルーニーに似てると思うひともいるかもしれない。


ちなみにこの映画、ジャケットの写真に一発で惹かれて視聴を決めた、いわゆるジャケ買いならぬジャケ借りだったのですが、車いすの前輪を持ち上げるのってなかなか難しくて。しかもキャスター上げたまま静止してるのがすごい。私も以前このキャスター上げに挑戦したのですが、数秒後にものの見事に後ろにすっ転びました。あまりにも見事な転びっぷりで自分でもコントかと思った。

NETFLIX限定公開

「ジョン・ウィック」を見てキアヌの映画ほかにも観たいな、と思っていたところにタイミングよく流れてきた情報。7/14(今日だ!)からnetflixで配信スタートの「こころのカルテ」(To the Bone)。

リリー・コリンズ&キアヌ・リーヴス共演作『心のカルテ』予告編

予告見た限りではとても面白そうだしキアヌが医者役って「へぇ!」となりました。

最近ネッフリは映画館で公開されない良質な作品をどんどん配信しているというイメージがあります。「ハウス・オブ・カード」のS3以降は未DVD化なのもあって、もしかしたら近々加入するかも。でもAmazonプライムが見られるのにもうひとつ別の会社の配信サービスを契約するなんてちょっと贅沢かな……?