ボーリング・フォー・コロンバイン

Bowling for Columbine (2002)

私にとってこの映画を今見たことは非常にタイミングが良かったです。というのは、映画「クラッシュ」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」、書籍「脳内汚染」がこの映画を見てより理解を深めることが出来たから。

コロンバイン高校の射殺事件、フリントでの小学1年生の射殺事件の関係者が、インタビューの途中で、本当に突然、何気ない瞬間に事件を思い出して言葉に詰まってしまう姿が印象でした。こんな事件が起こる世の中は何かが間違っている、ということを事件に身近に触れてしまった人々は、切実に感じているからでは。

人種が多くても、所帯あたりの銃所持数が多くても銃での事件が少ないカナダや、若者がTVゲームでバイオレントなもので遊んでも、アメリカほどの事件は起きないのなら、やはりアメリカはどこかがおかしい、と言える。

カナダのタコベルから出てきた、学校をサボってる高校生3人にさえ、問題解決の方法は、銃や暴力ではない、と自分の言葉で理解して語ることが出来るのに、ほんとあの国は何をやってるんでしょうね…。

映画の中でチャールトン・ヘストンのインタビューにあった、

"we have a history of violence"
「 我々の国は暴力の歴史が深いんだ、ドイツや日本は浅い、(アメリカは)カナダよりも深いんだ」

という言葉に、歴史ねぇ…と何とも言えない気持ちになりました。アメリカでは「ヒストリー・オブ・バイオレンス」で主人公がダイナーで強盗を打ちのめすシーンで拍手が起こるとか。あの映画で、奥さんが家の奥から大きな散弾銃を取り出して弾をセットするシーンを、ごく普通の家庭からこんなものが出てくるなんて!と不気味に感じたのは私だけでしょうか。

まずは他国との感じ方の違いを知ることから、アメリカは何がおかしいのか、どこが間違っているのかを学ぶ必要はおおいにあると言えるのではないでしょうか。
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コメント

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こういう作品を選択したのは珍しいです

武田さんこんばんにゃ♪

たまにはドキュメンタリーもいいかな?と思い、何気なくレンタルした作品でしたが、見て良かったです。
私、名古屋の高校生がアメリカで留学中のハロウィーンに、銃で亡くなった事件が衝撃で、それ以来アメリカと銃の関連には非常に関心があります。

これ見ると、自分が住んでる国が日本で良かった、ってしみじみ思っちゃいますよー。

怖いですね・・・

こんばんは♪
う・・・。私、この作品録画して見ないままになっているのですが・・・。
なんとも薄ら寒いですね。いやいや、歴史だからってそれは銃社会の肯定理由には全然なっていないのでは・・・とか言おうものなら・・・ですね。怖いです。
「ヒストリー・・・」のシーンでは、拍手が起こるのですか!?ショック・・・。
やっぱりどこか完全に感覚が違っていますね(涙)銃が手放せなくなってしまった社会・・・