ダイヤ以上にレオの魅力が光る (ブラッド・ダイヤモンド)

Blood Diamond (2006)

エンターテイメント性が高いけれど、メッセージも強く発信していて、私は映画として楽しみ、事実としてアフリカの現状を知りました。

アフリカから出て行きたい元傭兵のアーチャー、強制労働でダイヤ採掘場に連れて行かれるも、偶然にも巨大なダイヤを手に入れて、それと引き換えに家族を取り戻そうとするソロ、密売ダイヤの真実を世界に知らしめようとするジャーナリスト、マディ。3人とも不正取引されているダイヤモンドを利用してはいるけれど、今の状況下で、そのダイヤは必要な存在。だから、どんな理由であれ、ダイヤが私利私欲の対象になった時点で、そのダイヤは汚れたものであり、正しい取引にはならない。その辺りが皮肉な話ではないかな。

…うーん、自分でも何を言っているのかよく分からなくなってきました(汗)。


この3人のアンサンブルがバランスよくて、安心してみていられるってのが大きかったです。アーチャーがおそらく最初で最後に心を許した相手がマディで良かった。


ディカプリオはこれでオスカー獲っても良かったですね。残念。
撃たれてもう身動きが出来なくなった状態で、青い空を飛び去るセスナ機を見送ったアーチャー。本当は自分が乗るはずのセスナ。あともう一歩で、ダイヤと一緒に自分もとうとうアフリカから脱出できるはずだったのに。それを思うとあのシーンはとっても切ない。

家族に憧れを抱かず、自身も家族を持とうとも思わないアーチャーが、爆撃の下、ソロの息子ディアを助けたシーンもまた好きです。


夫は「もう一度見に行ってもいいなぁ」と感激してましたが、私は、幼い子どもが大きな銃を持って人を殺さざるを得ないシーンが辛くて、もう一度は無理かな。
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コメント

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運が悪いのかなぁ

先日、12年振りに「ギルバート・グレイプ」を見たんですよ。もうレオのすごさにただただ圧巻。ですけどこの時も彼はオスカー獲れなかったんですよね。
彼がノミネートされている時に限って、もうちょっと上の人、って感じの人が持っていってしまうようで。
運がないんですかねぇ。

でもレオはまた最近お気に入りの俳優ですので、長い目で応援したいな。


そうそう、私のおうちは深大寺からもうちょっと南下して、私鉄に乗ってもうちょっと西の方…です♪

私も・・・

もう一度観たいんですよ~。
久々に充実感のある映画でした。
レオのオスカー・・・とっても残念!

ただトリみどりさん書いておられるように、子供が洗脳され殺人を犯す部分は悲惨過ぎますね。
内戦というのはなんてむごいんだろう・・・やりきれないですね。