人と人を隔てるもの (バベル)

Babel (2006)

決して明るいテーマの映画ではないけれど、それでも最後に希望が見えたのなら救われるお話だと思います。

物語としては、モロッコのアメリカ人夫婦とメキシコのお話は、つながりが深かったけれど、日本のパートはつながりがそれほど感じられなかったのが残念。


しかしながら、各方面で絶賛されているチエコ役のキクチリンコは本当に素晴らしかったので、よけいに残念だなーという印象が。私、いっそのこと彼女と役所広司、二階堂智で別の映画を一本作ってもいいんじゃないかと思うくらいです。


一緒に旅行に来ても、心は遠く離れてしまった夫婦をブラッド・ピットとケイト・ブランシェットがそれはもうきめ細かに演じていて、感心。

やっと妻が収容された病院で、医者から妻の容態を聞いた後、自宅へ電話を掛けて、息子の声を聞いた瞬間、嗚咽がこみ上げてきて止まらないリチャードのシーンが、私が一番この映画で好きなシーン。

まいったなー、このブラピ、素敵すぎます。


日本パートのチエコの行動は、聾唖でなくてもあの頃の年頃の女の子の焦燥感がすっごく表れてたし、共感もできたから、何度も出てきた「グロテスク」「バケモノ」という表現は、私には決してそこまで言うほどのことではない、むしろああいった行動に出るのは、決してヘンだとは思わなかったです。まぁ、実際に自分や周りの友達なんかでそういうコト実際にしちゃうって人はなかったですが…。

うまく感想が言えないですが、見てよかったです。
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