人生をかけて騙しあい (プレステージ)


The Prestige (2006)

マジックにはタネが必ずある。それを観客は知りたがるけど、同業者はもっと知りたがる、ってのが感想でした。
それゆえ、単純な仕掛けこそプロはネタを考えすぎてしまう、という心理をうまく使った映画でしたねー。

クリストファー・ノーランの映画にしては、最後ちゃんとネタばらしをして終わってくれたお話でしたよ。私はもっと、「メメント」の時みたいに「ぜんっぜん分からん!」な終わり方だと思ってたので。

題材がマジックであり、ストーリーはミステリー、電気の力による瞬間移動(実際は「コピー機」でしたが)はSF的、と、ひとつの映画の中に色んな要素があって、楽しみました。
また、キャストが適材適所で気持ちよい。個人的に好きな俳優がたくさん出てたってのもありますが。以下、アンジャーの亡くなった奥さんにパイパー・ベラーポ。ふたりのマジシャンの先輩のような、アドバイザーのような存在に、マイケル・ケイン。発明家テスラにデヴィッド・ボウイ!!黒髪が新鮮〜。素敵なジェントルマンって感じでしたよ〜。そしてテスラの助手にアンディ・"ゴラム"・サーキス。
私にとって彼らは綺羅星のような組み合わせでした。

ただ、どうしても、私にはクリスチャン・ベールだけが、ひとり現代っぽい感じがしてしまって…(衣装のせい?)。19世紀のお話なのに、ひとりだけ浮いてるように思えて仕方なかったのでした。ですので、主役対決はヒューの勝ちかな?(笑)

双子の片割れは犠牲になったが、アンジャーを殺してフェロンは生き残ったので、ふたりの勝負は辛くもボーデン(=フェロン)の勝ち、といったところでしょうか。

日記を介して話が進み、アンジャーとボーデンがその日記に翻弄される展開も面白かったなぁ。主役ふたりの舞台上でのマジックと、映画そのものが持つマジック、ふたつが上手に絡み合ってて、観てて心地よい。

この映画の詳しいネタバレ解説がこちらにあったので、ご覧になった方は参考にどうぞ。
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コメント

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びっくりがいっぱい

メルさん今晩は!
私もあのリンク先のネタバレ解説サイトがなければ、よく分からなくて消化不良で終わったと思うので、メルさんのお役に立てたのなら嬉しいです。

ボウイは、私はいつも金髪のイメージがあったので、黒髪がかえって新鮮でした。彼の演じたテスラは実在した、というのも驚きでした。

何から何まで驚きな映画ですね(笑)。

ほんとですね~

見てる観客よりも、ライバルのマジシャンの方が
タネを知りたがる・・ってことなんですね~。

出てた俳優さんたちも煌びやかで、みんな素敵でしたね~♪^^
ボウイがわからなかったのがショックでした(^^;;)
決してかっこ悪いとかって訳じゃなくて、全然
だれだかわからなかったことにショックを受けちゃいました(^^;;)
とっても紳士で、素敵だったです♪

最後の最後まで楽しんで見ることができました。

ネタばれ解説のリンク、行って読ませていただきました。
すごい・・・!
確かにそうだった!!!そうそう!!!と
目からうろこの部分もありました~。
面白かったです♪
教えてくださって嬉しいです(^▽^)V

TB&コメント、どうもありがとうございました~♪