マッチポイント

Match Point (2005)

見終わって、「うわー、これほんとにウッディ・アレンの作品?」という驚きが。今までと全然違う作風、そして面白い。最後まではらはらドキドキなんですよ。今までの彼の作品って、とにかく登場人物がずーっとしゃべってる、というイメージが強いのと、淡々としたストーリー展開だったと思うので、これはとても嬉しい驚きです。

キャストは何と言ってもスカーレット・ヨハンソンが素敵。もうとーっても魅力的で、男性に対してはこの上なく危ない雰囲気が出まくりでした!

ジョナサン・リース・マイヤーズの、上流階級に仲間入りしたけれどどことなく自分の人生にはしっくり来ない、そんな違和感や、どうしようもなくノラ(S・ヨハンソン)に惹かれるのを止められない男の心理が上手に表されていたのでは。

浮気していることをどうしても妻に言い出せないダメさ加減とか、その挙句ショットガンで殺人(あんな至近距離で撃って返り血は飛ばなかったのかよー)、とか、とにかく計画性がない彼の行動は見てて呆れるというか、笑えるというか。

川に投げたつもりの盗んだ指輪が、手すりにひっかかって道路に落ちたことが彼の人生を救っただなんて、ほんとうに皮肉だけど、この先の人生を、「一度味わうともう止められないんだ」と彼が言った上流階級の生活にずっと漬かってやっていけるのかなぁ?彼は幸せかな〜? どっちに転んでも皮肉な終わり方でしたね。


一緒に見てた夫は、ノラがクリスの会社に押しかけてきて「会社や奥さんにバラしてやる!」とわめきたてたシーンが「めちゃくちゃ怖い!」だそうです。そりゃそうだよな(笑)。ま、浮気はするな、ってことよ。


アレンの次回作”Scoop”が楽しみです!同じくスカーレット・ヨハンソン出演の他に、なんとヒュー・ジャックマンも。期待しちゃうぞ〜。


余談ですが、クロエの職業が、画家の新人を発掘する目利きの美術商?みたいな仕事をしてて、ロンドンの色々なギャラリーが出てきて楽しみました。クリスとクロエの自宅にも、画が飾ってあって、うらやましい!すっごく広くて天井が高い家だからあぁいう飾り方が出来るんですけどね。狭小住宅のうちじゃ無理だな(汗)。
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コメント

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これの

逆バージョンが、ダイアン・レインの「運命の人」かなぁ、と。あっちは罪がばれちゃいましたが。

"Scoop"、もうご覧になったとは羨ましい!ぜひぜひjesterさんの感想お聞かせくださいね。

TB、こちらからもさせていただきました。

こわいですよ~

こちらにもお邪魔します♪

>一緒に見てた夫は、ノラがクリスの会社に押しかけてきて「会社や奥さんにバラしてやる!」とわめきたてたシーンが「めちゃくちゃ怖い!」だそうです

わははは! 『美しいバラには棘がある』って感じですよね。世の殿方には、『浮気は怖い』っていう警告になったかも。
ほんとに迫力あって怖かったですよね~

Scoop、NZで見たきたのですが、面白かったですよ~
そういえばまだ感想を書いてなかったでした。
ヒューがいい味だしてました。
そのうちレビュー書きますから、よかった覗きにいらしてね。

この映画、私も感想を書いたので、TBさせていただきました。