観客もクギづけだ (ふたりにクギづけ)

Stuck on You (2003)





家族に障害者(アイコンになってるくらいだから、障害者の見本みたいなもんだ)がいる私は、ファレリー兄弟の映画は、ある意味憧れ。それは、障害のある人が社会の中に普通に出てくるから。特別なんじゃなくて、ただそこに、普通に「いる」ことが私の理想。「障がい者」とひらがなで表すのもいいけれど(だったら「障」の字もどうにかしろ、と思う)、ほかに考慮することはもっとあると思うんだな。

確かに、この映画のボブとウォルトが物理的にくっついているのを見ると、最初はギョッとするけれど、それが彼らにとって「普通」、周りの私たちにもそれが「当たり前」になると思う。そうでなければこの映画は笑えない。
社会にゆとりがなければ、彼らを、そして歩けない人、見えない人、聞こえない人たちを私たちは受け入れることはできないだろう。


ま、真面目に語るのはこの辺にしときましょう。

これねー、マット・デイモンもうほんっと可笑しすぎ。そこまでやるのかこの人は、と。ボーンやグッド・ウィル〜を観た後だったから、息抜きも出来てちょうど良かったのかも。本人も息抜きしたかったのかな(笑)。

緊張すると過呼吸起こしてぜぃぜぃ言ってるし、苦手な舞台なのに兄と一緒に無理矢理一緒に立たされて(何せ離れられんからな/笑)、汗だらだらかいて泣きべそ姿なマットにもう大爆笑ですよ!髪型も前髪ぱっつんだし。服はとってもダサいし!


でもシャイな彼の性格に、いつの間にか惹かれてしまう。海辺で眠っている弟(このときの格好がまたすごいんだな。オフのマットはもしこんな感じだったら、と勝手に想像すると余計可笑しい)をよそに、アパートの同居人エイプリル(エヴァ・メンデス最高!)に「肝臓は弟の方にあるから、分離手術をしたら、俺が助かる確率は50/50。だから弟は、手術には反対なんだ。俺は賛成だけどね」という兄の台詞が、泣けるなぁ。
エイプリルも、フツーに「手術して別々にはならないの?」と聞き、答えを聞いて「やさしい弟なのね」と言うなにげないその言葉が私はとても好き。


ちなみに私の一番好きなシーンは(本当にくだらないシーンでわざわざ書き留めるのもなんですが)、風邪引いて寝てるボブの隣に、ボブの彼女のメイに見られないようにででっかい熊のぬいぐるみを着せられてるウォルトの姿、かな。
メイも疑おうよその不自然な熊のぬいぐるみを!どう見てもおかしいでしょそれは!!
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コメント

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お忙しい中恐縮です

年末の慌しいときにコメント&TBありがとうございました。
ファレリー兄弟の映画には、同情とかじゃなくて、同じ人として付き合っていく暖かさがありますよね。そこがかえって泣けてくるのが持ち味なんだと思います。

こちらこそ、メルさんのブログにはよく遊びに行かせて頂きありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。

TBありがとうございました~♪

こちらにお邪魔するのが遅くなってしまって
申し訳ありませんm(_ _)m
いやぁ、普段の不精がたたって、大掃除にてこずって
しまって、もうヘロヘロのドロドロでございます(^^;;)
の割には夜映画は見たりしてるんですけどね(=^_^=) ヘヘヘ

で、この映画ですが、面白かったですね~(^▽^)V
これだけ上手にタブーもの(?)を描けるなんて
さすがファレリー兄弟ですよね。
私も「愛しのローズマリー」が一番好きですが
これもかなり好きです♪
「リンガー!・・」は期待し過ぎたのか(?)
ちょっと・・でした(^^ゞ
でも、勿論楽しめるところもたくさんありました♪
もうすぐ(それとも、すでに・・かな?!^^)ご覧になるんですよね♪
記事、楽しみにしています^^

今年ももう今日だけとなってしまいました。
良いお年を迎えられますように。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします♪