ジャッカルの日

The Day of the Jackal (1973)

私は60〜70年代のサスペンスとかスパイとか刑事物が割りと好きだ。なぜなら、携帯電話もインターネットもないので、人がコツコツと捜査を進めていく様や、犯罪の手段にアナログを感じるから。今は何でもスピーディ。乾いた感じが否めないので、人間くさい映画が減っているのかも知れません。

スパイ映画の最高峰と言われるこの作品もまた、黒電話がジリジリと鳴り、捜査員は人海戦術で何千人という量の出生記録を調べ、スパイはゆっくりと、でも着実に暗殺の準備を整える描写が見応えありました。

最後の方は、果たしてジャッカルが暗殺に成功するのか、それとも刑事がジャッカルを追い詰めるのか、どちらが成功しても失敗してもおかしくない戦いで、見てる私はどちらも応援(?)してました。

しかしスパイっちゅーのは、旅券の偽装なんかは無理だけど、銃の腕もいいし、車の改造に塗装と、なんでも出来ちゃうのですね。


ちなみにこの映画に出てきた、細身の銃を分解して車体の裏に隠しておく、というネタは、漫画の「有閑倶楽部」の1巻か2巻に、ローマ法王を暗殺するスパイが車いすのパイプに仕込んだ銃を組み立てて窓から撃つ、という話に使われていることを思い出しましたよ〜。
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