面白さにあと1歩及ばず (バンテージ・ポイント)

Vantage Point (2008)

リワインドものをもう1本チョイス。

面白い!と人に薦めるにはもう一歩全体的に勢いが足りなかったお話…かな。
面白い作品って、後からよく考えると、あれはちょっとおかしい設定でない?とか、それは無理があるだろう!と思うも、でも面白かった!と思わせる勢いがあると思うのね。でもこれはそこまでに至らず、つい見ながら「うーん」と思ってしまう時間ができてしまったかな。

事件に居合わせた色んな人々の異なる視点で真相を明らかにしていくのだけれど、バーンズの視点から見たその先に知った真実、それは…!という所で、時間が巻き戻され、違う人物の違う視点の話が始まるんだけど、それが4,5回繰り返され、で、犯人は誰なのよ、事実はどうだったのよ、という肝心なところを知らされずに何度も同じ事件を、視点が違うとはいえ再生されるので、ちょっとじれった感じがしたまま話に付いていくと、とうとう真実が明かされるのね!と思いきや、最後は派手なカーチェイスにすり替わっちゃったような終わり方だったのが、なんとなーく消化不良でした。

あと、犯人の目的とその手段がものすごく気に入らなかったのも乗り切れなかった理由ですかね。人質に取られた弟は、あっけなく殺されちゃうんだけど、私は取引の手段として弟を使ったのなら、目的が果たされた時点で彼は解放されるべきだと思うのね。それが約束だから。弟が何かしたわけでもなく、邪魔だからという理由で撃ち殺したのはいかがなものかと思うし、それに広場に爆弾を仕掛けて、多くの姿勢の人々を殺す必要はなかったと思う。犯人たちの、筋が通らない犯罪の遣り方に私はかなり腹立ちました。

最後は、キャスト全般に魅力がなかったことかな。イマイチどの人にも感情移入できなかったので、残念。

爆発に巻き込まれてもあのビデオカメラは壊れなかったのか?とか、シークレットサービスは車の運転もあんなにうまいのか?とか、まぁ色々突っ込みたいところがたくさんあったけど、私としては、エドガー・ラミレスが出てたので、何となく「ボーン・アルティメイタム」アナザー・ストーリーな感じでしたよ!(だって髪型全然変わってないし。やってることよく似てたし)

以下勝手にアナザー・ストーリー。
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殺し屋パズはブラックブライヤー作戦下の任務に嫌気が差して退職、しかしある時彼の前歴を知った連中に弟を人質に取られ、大統領暗殺を請け負うことに…。そう、パズの本名はハビエルなのさ(笑)。
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