充実感とか幸せとか (グッド・シェパード)

The Good Shepherd (2006)

最初この役はレオナルド・ディカプリオが演じる予定だったそうです。が、「ディパーテッド」が圧してスケジュールが合わなくなってしまい、マット・デイモンに回ってきたとのこと。そうかー、本当だったらレオだったのか、でも忙しかったのね…て、んん?「ディパーテッド」にはマットも出てるじゃん!と、ちょっと謎なキャスティング変更なのですが。まぁその話は置いといて。


お話が長くて難しいのと、アメリカの歴史(「スカル・アンド・ボーンズ」のことは全く分からなかった)に詳しくないと、描かれている背景と設立されたCIAで働く主人公エドワードの行動や苦悩があまり分からないかも。てか私はさっぱり分からなかったよー(汗)。

なので登場人物の感想を。

CIAの創立メンバーとして国を支える為に働いてきたエドワードは、家庭を犠牲にしてきたのだけど、この人、仕事の充実感とか満足感って感じられたんだろうか?と思う。誰も信じず、全てを疑う仕事って、身体的にも精神的にも、そんなに長く続けられるのかな?
結局家族と一緒に過ごすこともほとんどままならない結果、妻との距離は広がるし(まぁ出来婚だった、てのもあったけど)、誕生後やっと会えた息子はもう5歳(!)だし。えぇー!そんな人生ありなの!?と思ってしまうんですよ。

私は女性なので、余計に妻のクローバーの立場には同情だなぁ。夫がまだ喧嘩できる相手ならいい。めったに家に帰ってこない、夫婦間に問題ができても話し合いもなし、そもそも会話がないのって、もう暖簾に腕押し状態で、どうしようもない虚しさがいっぱいで、私は何なの?と毎日思わずにいられない人生。その上息子は父親と同じように「CIAに入る」と言い出すし。お母さん辛すぎ…。


キャストはねー、髪が黒い上にメガネ姿のマット・デイモンがこれまたもう地味で地味で、怖いくらい。個人的には「リプリー」に次ぐ地味度。
しかしこの人は、「シリアナ」を見た時も驚きましたが、いつの間にかお父さんの役が似合うようになってました。個人的には「アルティメイタム」の時より体が引き締まってるのがちょっと許せません(笑)。

年を重ねるほど疲れてやつれて、いつも沈んだ状態の妻クローバー(マーガレット)に、アンジェリーナ・ジョリー。最初は、え!アンジー姐さんが貞淑な妻ですか!?とミスキャストなんじゃないかと思ったんですけどね。ウェディングドレス姿の若い頃より、年を取ってからのクローバーは私はけっこう良かったと思います。
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コメント

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こんにちは~

アンジー姐さんのキャスティングに異論を唱える人はやはり多いですね(汗)。

私も出てくる人出てくる人、みんな同じ格好と雰囲気で、頭ごちゃごちゃしてました。メルさんだけじゃないです(笑)。

ほぉほぉ!

そんなキャスティングの”妙”?があったわけですね~。
不思議ですね(^^;;)
でも、レオよりもマットになって良かったかな~・・と思いました(^^ゞ
それに、アンジーですが、私もちょっとミスキャスト?とか思っちゃいました。
似合わんでしょ、あれは(^^;;
というよりも、別にあれはアンジーじゃなくても、もうちょっとギャラのお安い(?(^^ゞ)女優さんでも良かったのかも・・と思いました(^^ゞ
暗い重厚な映画でしたよね~・・で、いろいろが(特に人物が)複雑に絡み合ってたので、わからなくなってしまうこともしばしば(^^;;)
CIAで諜報部員として仕事を完全にまっとうしようと思ったら、家族を持つことが本当にいい事なのか堂なのか、考えちゃいました。
TB&コメント、どうもありがとうございました♪