歩け歩け (サン・ジャックへの道)




Saint-Jacques... La Mecque (2005)

こういう映画を観ると、外国に行きたいなぁって思hう〜。

さて、この映画では、亡くなった母親の遺言で、フランスのル・ピュイからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ(仏語読みが「サン・ジャック」)まで1500kmの巡礼路を歩くお話。仲の悪ーい3兄弟。長男は社長でリッチだけど、妻はアル中のピエール。長女のクララは学校の国語の先生なだけあって弁は立つ(まぁフランス人はみんなそんな感じですが)。末っ子のクロードは、1ヶ月に渡る旅だと言うのに何も荷物を持ってこない飲兵衛(そして彼は最後まで手ぶらだった!)。

最初はこの3人プラスガイドで旅をするのかと思いきや、3人はツアーに参加するんですね。ですので他にも5人、一緒に歩く仲間がいるのだが、合計9人の旅の道中、非常にバランスよく9人の性格やバックグラウンド、悩み等が描かれており、感心。
私はやっぱり、字が読めるようになった失読症のラムジィのエピソードが好きだな。
そして、この旅の間だけだろうな、と思いつつも、兄弟3人の歩み寄り。特に、隣の部屋がうるさくて、妹の部屋に入れてほしい、けれどドアをノックできないピエールを、何も言わず自分の部屋に、横暴な振る舞いではあるけれど入れてあげるクララ。あのシーン、好きです。兄弟って、いても大変なんだね…(私はひとりっ子)。


この兄弟のいがみ合いったら最初はすごくて、ガイドのギイは、「少しは美しい風景を見たらどうだ!?」と怒っちゃうのですが、私もギイに全く同感。この自然の美しさには本当に目を奪われました。まぁ、1日に何十kmも歩かなきゃいけない状況だとそんなことに目がいかないのだろうけれど、厳しさも含む自然の美しさに、私もちょっと巡礼の旅がしたくなったりして。日本で言うと、四国お遍路さん巡りですかねー。

でもね、何も考えず、無心でただひたすら歩くっていう行為は、大事だと思います。人生にそういう経験が1度や2度くらいあっても決して損ではないと思うな。




          全員泊めてください
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