大満足! (セックス・アンド・ザ・シティ)




Sex and the City (2008)

ドラマ終了から4年後の4人を、余すところなく130分間という上映時間で見事に描いた、私は上出来な映画だと思いました。しかもルイーズという、キャリーのアシスタントを務める新キャラクターが登場しても、ですよ。

間が空くのが4年、というのはもしかしてギリギリセーフな時の流れかも。そして、ドラマがヒットしたしー、映画も作っとく?みたいな適当さとか中途半端さはなかったのが私は良かったな。


ドラマの感想でもちょくちょく書いてたけれど、私はキャリーがあまり好きじゃない。よってミスター・ビッグも好きじゃない(むしろ嫌いだ)。なので、ふたりの結婚話は、あぁやっぱりね、な経過だった。だいたい、一番大事な言葉(=プロポーズ)を、自分から言うんじゃなくて、相手に言わせよう、言わせよう、な雰囲気がイヤ!なんでそういう、人生における重要な場面で駆け引きするの?と。だから、もしふたりの「結婚式」がうまくいってたとしても、その後きっと何かしら問題は起こったでしょうねー。
結婚式前夜にミランダがビッグに向かって「結婚生活は最悪よ」と言っても言わなくてもあぁなったと思うので、キャリーがミランダを責めるのはお門違いでしょう。辛口ですかね、私。


そのミランダ。スティーブの一度だけの浮気を半年以上許せない。それは、彼の浮気だけじゃなくて、他の3人にまくしたてたように、弁護士というハードな仕事、5歳になる息子ブレディ(またこの子がミランダそっくりの、赤毛に真っ白な肌で、本当に彼女の実子みたい!)の面倒、アルツハイマーの義母のお世話、と、確かにそれは大変だよ、な事情で疲れちゃってるのが余計に、スティーブのことを許せなかったのかも。相手を許し、信じ、その先の人生を一緒にやっていくのは確かにすごいエネルギーがいると思う。相手を裏切る代償は大きいですね。
でも私はスティーブって本当にいいヤツだし、ミランダとよく合ってると思うので、ブルックリン橋でのふたりの仲直りのシーンは大好き。


そしてサマンサ!もーサマンサの生き方ほどパワフルなものはない。病気と恋愛を一緒にしちゃダメよ、というミランダの忠告で気がついた彼女。そう、彼女は永遠にひとりの男性と一緒に生きられる女性じゃないんですね。それをスミスに伝えた彼女(「私はあなた以上に自分のことが好きなの」)は、どこまでも潔く、相手もまた納得できる理由でした。スミスが贈った指輪をそのまま素直に受け取ったところが、以前のサム姐さんとは違うところかな。
スミスのこと、ホントに好きだったと思うのよ。そうでなきゃストレスを食欲で解消して5年で7kgも太らないでしょ。
映画のラストは、N.Y.に戻ってきたサマンサの、なんと50歳の誕生日のお祝いで終わるので、これまたびっくり。


他の3人に比べると、シャーロットはいちばん充実して幸せな日々を送っている人物かな。ハリーはホントにいいダンナやね。それに加えて実子を持てることになっただなんて、彼女が辛い年月を送ってきたことを考えると、涙、涙です。
ビッグに再会したシャーロット、前々から考えていた、嫌味たっぷりな決め台詞を彼の前で吐くのだけれど、その姿がまた妙に可愛い。


豪華な衣装の数々は、私にはあまりよく分からなかったけれど(でも、雑誌「VOGUE」の撮影の為に着た、一番最初に出てくるヴェラ・ウォンのウェディングドレスは素敵だった!)、エンドクレジットに流れる、キャスト以上にたくさんのブランド名に圧倒されました。
ブランド物のバッグをレンタルできるシステムがあるんですねぇ!日本にもあるのかな?


華やかなオープニングのテーマ曲もこの映画の雰囲気にぴったり。たいへん満足な映画でした。


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