愛を読むひと



The Reader (2008)

自分が証言すれば、ハンナの罪は軽くなる。でも彼女は文盲であることを知られたくない。マイケルは、彼女の意志を尊重して証言することはなかったけれど、その決断をするにはそうとうつらかっただろうな、と思う。しかし彼は法学生だったことが幸いしたのかもしれない。冷静な判断が求められる身なのだから。
そして彼がその後取った行動。それは償いなのか、愛なのか、あの朗読のテープには、ハンナへの想いがすべて詰まっていたであろう、そしてふたりの関係がもう一度築かれた、二度目の素晴らしい恋愛だったんだと思う。

ハンナは外の世界を恐れたのだろうか。それとももう以前のようなふたりには戻れないから、だから人生の幕を自分で降ろしたのか。何年か経ってもう一度見たらまた違った感想になるかも。


ケイト・ウィンスレットは言わずもがな、レイフ・ファインズに加え、実はロール授役のブルーノ・ガンツが、もしかしたら暴走してしまったかもしれないまだ若い法学生マイケルを指導する姿勢が好印象でした。


題名は原作の「朗読者」と一緒でもよかったんじゃないかな?
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