第9地区



District 9 (2009)

監督のニール・ブロムカンプはもちろん、主役のシャールト・コプリーも全然知らない人ではあるけれど、ピーター・ジャクソンが製作ってことで実は期待してました。期待を裏切られなかったですよ!自分の作った作品(「ラブリー・ボーン」)より、自分が製作に回った作品の方が面白いって、PJ、もうちょっと頑張らないと!と心配ですわホントに。


動けなくなった宇宙船、弱りきったエイリアン…致し方なく(?)宇宙船の真下にあたる南アフリカにエイリアンたちを隔離して救助、住まわせてあげるわけだが当然彼らは暴挙の限りを尽くし、さぁ困った、もうちょっと離れた場所に強制的に移住させようってのがお話の始まりなんだけど。南アフリカ国内に、エイリアンと人間がフツーに一緒に住んでて問題が起きるっていうのは人種差別とそう変わらなくもあり。

そこから今回の移住作戦のリーダーに抜擢された男・ヴィカス(シャールト・コプリー)。こいつがまたお人よしではあるんだけど、リーダーになるほどの手腕も頭脳もない訳で、エイリアンに対して虚勢を張って偉そうにしているかと思うと優しく応対したり、と、一貫性がない態度なんだが、彼が身体を蝕まれていくにつれ、自分の身体を元に戻してくれる方法があるらしいエイリアンの側に立ち、人間に戦いを挑む姿が段々かっこよくなっていくのはなかなかの見所でした。この俳優さんの力でけっこうこの話はぐいぐい引っ張られていく面白さがあった!

最後はロボットに乗り込んで戦うのはあーもうこういうの男性は好きだろうなぁ!と思いつつ、でもエイリアンとその息子を助けようと懸命な姿にこちらは彼に感情移入してしまうのですよ。親子エイリアンを登場させるなんて、ずるい!だってあんなにちっちゃなエイリアン、例え「エビ」と呼ばれても、かわいいじゃないかー。


で、ヴィカスを元に戻すには3年かかるそうで、3年後に必ず戻ってくる、と言って母船と共に去ったそのエイリアン親子。これ絶対続編が出来るな。当然題名は「第10地区」だ。ちょっとあざとい終わり方ではあるが、面白かったです。グロくてエグいシーンもいっぱいだけど(ちょっとクローネンバーグっぽいかも)、楽しみました。
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コメント

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ぜひぜひ

ちょっとグロいすぷらったなシーンも確かにあります。でも、そこを差し引いてもお話は良く出来てて引き込まれました。なのでぜひ!頑張って最後まで見ていただきたいです。

ちびくまさんの感想をお待ちしてます~。

行かなきゃ

トリみどりさん、こんばんは~
もう観に行かれたのですね、早い!
『期待を裏切られなかった』という一文で、来週絶対行こうと心に決めました。
トリみどりさんのレビュー全文は、鑑賞後に読ませていただきます。
あああ、楽しみだぁ~!