思い出を共有してるから…かな (サンシャイン・クリーニング)



Sunshine Cleaning (2008)



またもや「出来の良い姉とダメな妹」のお話。「出来の悪い兄/姉と優秀な弟/妹」の話はないものかと真剣に思う。そういう作品ご存じの方は教えて下さい。

で、一人っ子の私がそれでもお互いを思いやったり仲直りできたりできる理由を考えた。多分、多分ですよ、兄弟姉妹って、同じ経験をしているから、同じ出来事・同じ思い出を共有しているのですね。だから、あのときはああだったよね、そうそう!みたいな感じで、懐かしさやその時の気持ちを思い出したりする相手がいる。一人っ子の場合、親以外に思い出を共有できる人がいないので、親が覚えてなければそれまでだし、その時の思いや気持ちが違うと、自分ひとりでそれを大事にするしかないわけで。

というよくまとまりのないまま映画の感想に突入。

面白かったです!犯罪や事故の現場の事後処理のお仕事を始めたローズとノラの姉妹。反発しつつも収入の良さにがんばり、いつしか訪れる現場の痕跡や人間関係に想いを巡らす彼女らになんだか不思議な思いを抱きながら見てました。気持ちの悪い仕事なのに、すでにこの世を去った人々、残された人々等、ひどく人間味のある痕跡を、段々手際よく仕事ができるようになった彼女たちが、自分のことで精一杯だったのが、徐々にそういうことに気や目が行くようになっていくのが見てて共感できた。

そしてドタバタな彼女らを冷静かつ温かい態度で見守ってくれるクリーニング道具の店長ウィンストン。彼の存在がこの作品を落ち着いた感じにしていて、キャラクターが良かった。

ローズとノラの姉妹を演じるエイミー・アダムスとエミリー・ブラント。エミリーの方はこの映画ではゴスメイクに真っ黒衣装だけど、なんか似てる〜。

姉妹の父親役アラン・アーキンも、「50歳の恋愛白書」よかこっちのしょーもない親父っぷりの方がええですね。
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