北欧の光のもと (ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女)



Män som hatar kvinnor (2009)

原作を読んでおり、話がどう展開するのかは知っているので映像化された喜びを味わうという鑑賞方法。


上下巻の長い原作をよくまとめてあったと思います。その分ばっさり切った部分もあるということで。で、どこを削ったかというと、ミカエルのモテモテぶりがばっさりと(笑)。ミカエルとエリカの関係が全く描写がなくて、これが3巻の「狂卓の騎士」でどう説明されるのか。あっ、エリカを転職させなければあの嫌がらせもなくなっていいか?

映画のミカエル役のミカエル・ニクヴィストはけっこうなおっさんで(日本人から見ると外国人は概ね老けて見えるからよけいそう感じるのかも)、えーこの人が活躍するん?と違和感あったけれど、見てるうちにだんだん馴染んできました。

そしてリスベット役のノオミ・ラパス。よくこの役を引き受けたし、十分期待に応えてると思う!あのちょっと猫背でいつも黒い服で、メイクもすごい。でも天才ハッカー。
しかしハリエットが残した暗号をリスベットが解いてミカエルにメールで送るくだりは、リスベットの性格から言ってそういうことするかなー、とこれは私としてはダメでした。彼女はなるたけ世間と関わらないように生きているから。


あとはスウェーデンの風景やリスベット、ミカエルの家、ヴァンゲル家の住むヘーデビー島が映像として見られたのが嬉しい。北欧の光は白い。L.A.のような明るくて眩しい光ではなく。それがまた寂しげだったり猟奇的だったり。
島でミカエルが借りた小さな家。あれは家というより小屋!寒さが厳しいとひたすら原作で描写されてたあの地であの家は寒くないの〜?などと心配もしましたよ。


引き続きオリジナル版の2作、3作目も楽しみにしつつ、ハリウッド版にも期待しつつ。な日々です。
ちなみにモテモテミカエルはハリウッドリメイク版ではちゃんと描写されるんじゃないかと。だってダニボン(ダニエル・クレイグ)だもん!デヴィッド・フィンチャー監督よろしく。
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