アンノウン



Unknown (2011)

脚本がよく出来てました。私は常々、面白い映画は後からよく考えると矛盾やアラが出てはくるけれど、それでも話のすばらしさでぐいぐい魅せてくれる話が好きなので、今回も満足度が高かったです。「96時間」よりもこっちのリーアム・ニーソンが好きだなぁ。

そして暗く寒いヨーロッパを描写してある映画ってそれだけで好きよ私は。好み好み。

まぁ私はこの話にまんまとだまされてしまった人だし、元々だまされやすい人なのですが(汗)、主人公が本当は正しい人だった という設定は90年代頃で終わりなのかな?80年代に作られてたら、間違いなくマーティン・ハリスが言ってることが正しくて後から現れたもうひとりのハリスが偽者になるはず。「ソルト」もそうだったなぁ。
マーティンの奥さん、リズが爆弾のタイマーをギリギリで止められるんじゃないかと思いきや爆発しちゃうのにも。これも80年代だったら絶対タイマーは止められました(笑)。ストーリーはよりリアルに、シビアになってきてるのね。


で、私はけっこう好きな女優さん、ダイアン・クルーガーがタクシーの運転手なのが、運転が多少うまかったりベルリン市内の道に詳しいのに違和感ない設定だ。

ラストはジーナもマーティンも新しい名前で出発するんだけど、ふたりとも明るい表情で電車に乗り込んで終わり。でも私はマーティンがジーナに新しい名前のパスポートを渡して自分はひっそり街の雑踏に姿を消す、そんなビターなラストでも良かった。その方がヨーロッパの重い雰囲気や暗くて寒い気候に合ってない? 個人的に暗い話が好きだからってのもあるけど。

結局マーティン・ハリスの身分を名乗っていた彼は何者だったのか(彼の本名とかね) その辺り全く明かされなかったのは潔い脚本か、それとも前日譚や続編を作る余地を残しておいたのか、色々疑いつつも感想はこれにて!
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コメント

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続編…ありそうですね

再度のコメントありがとうございます。

「96時間」は娘に甘すぎのおとーさんと、そのおとーさんに甘えすぎな娘の図がすごいイヤだったんです私。

彼は背がとても高いので、こういうアクションはキマると勝手に思ってます。

ご主人さんのおっしゃるとおり、続編、大いにありそうですよね。そういう作り方をしてる今の映画はあまり好きではないのですが。

私はおっさんが好みなので、リーアムしかり、レオナルド・ディカプリオもマットも今の方が断然好きです。

こんばんは

ちと調子に乗りまして、また書き込みさせていただきます。(汗)

「アンノウン」、かなり惹きつけられて観ました。
リーアム・ニーソンは私も「96時間」よりこちらの方が好きです。
「ラブ・アクチュアリー」のオヤジが一番好きですが。(笑)

そうそう、ラストは私もちょっと腑に落ちなかったです。
そんなにハッピーエンドでいいの?っていう。
記憶が戻ったのなら、暗殺者としての自分への罪悪感とかないのか?とか。

一緒に観たダンナにそう言ったら、「それは続編で描かれるんじゃないか?」と言われました。
なるほど、妙に納得です。(笑)