ひとりじゃない (X-MEN:ファースト・ジェネレーション)

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X-Men: First Class (2011)

文句なしの傑作!私の今年のベスト3に間違いなく入ります。

前シリーズ3つもあったのに明かされなかったプロフェッサーとマグニートーの関係。それだけじゃなくて、ビースト、ミスティーク、その他ミュータント達の選択。自分たちはどう生きたいのか。世間からミュータントはこれからどう見られる、扱われることになるのか。すごく深い話でした。加えて1962年のキューバ危機にうまく絡めてある脚本が素晴らしい。


ひとりじゃない。他にも仲間がいる。異端のミュータントたちにとって、それはとてもかけがえのないものだと思う。同時に、自分らしさって何か。ミスティークはラスト、自分の容姿を否定していたハンクに「ミュータントは誇り」と言い、マグニートー側に付く。決してプロフェッサーと袂を分かったのではなく、より自分を理解してくれる人を彼女を求めていたのだろう。


意思が同じに思えたプロフェッサーとマグニートー。彼らの思想は、似てるとも言えるし相反するとも言える。根本から全く反対の考えなら敵対心も沸くだろうに、永遠に理解できるようでいて、仲が元に戻るわけでもなく。複雑な関係なのですね。

チャールズ(プロフェッサー)を演じたジェームス・マカヴォイはそりゃもう素敵だった(もともと「WANTED」が良くて、祭りしなきゃ!と思いつつ早3年だったし…)。ちょっと高慢で自信もあるけど性格いいし。3部作X-MENの時なんて、すごーくいいおじいちゃんになってたからさぁ。

マグニートー役マイケル・ファスベンダーは、これが彼を見た初めての作品でしたが、ぱっと見そんなかっこいいわけでも男前ってわけでもないんだけれど(失礼!)、何かものすごく魅力的な俳優だなぁ。クローネンバーグの「ア・デンジャラス・メソッド」がとても楽しみになってきた。


他にもケヴィン・ベーコン、ジャニュアリー・ジョーンズ、ジェニファー・ローレンス等、豪華キャストな上に、ヒュー・ジャックマンが、なんと、なんとウルヴァリンでカメオ出演!これには参った!!嬉しい悲鳴を上げました。他にも3部作のミスティーク役レベッカ・ローミン=ステイモスもカメオ出演してたらしいんだけど、これは分からなかった…。


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コメント

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No title

プロフェッサーX=キング牧師、マグニートー=マルコムXになぞらえられることも多いのも納得の、理想は同じでも方法論が全く違う二人の個性が良く描かれた一本でしたねぇ。キャスティングも見事!
あ、リンクの件ですが、ウチみたいなとこで構わなければ是非是非^^

豪華キャストでしたね

トリみどりさん、こんにちは! コメント&TBありがとうございました。
ベスト3か~、凄い高評価ですね♪ 面白かったですよね、よくできてたと私も思います。
マカヴォイくん、世間ではモテモテですが私は個人的にかすりもしないんですよね、、う~ん。
『ペネロピ』は好きでしたが。

『ア・デンジャラス・メソッド』ってヴィゴとかキーラが出てる映画ですね?
アメリカで観られたブロガーさんがよかったって記事アップされてました。
でも日本公開は未定みたいですね。。観たーーい!!

No title

そうそう、キャスティングがすごくよくて、飽きさせない展開でした。ケヴィン・ベーコンがアメコミ作品に出演ってちょっと意外だったんですけど、もともと好きな俳優さんなので、出てるのは嬉しかったわ。

私は音楽もよかったなーと思ってます。

リンクありがとうございます♪

No title

あー分かります、「ペネロピ」のマカヴォイは王子様でしたもんね。

「デンジャラス・メソッド」は監督、キャストからいって、恐らく日本での公開はあるかと思います。超!楽しみ♪

マイケル(ミヒャエル)・ファスベンダー、今すごく注目の俳優さんみたいですね。他の作品も見たくなりました。

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