旅立ちの時

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Running on Empty (1988)


過去に犯した犯罪で指名手配中の両親とともに、全米を転々とした生活を送る少年のお話。

親の都合で自分の生活が左右されるのって、ある程度の歳になればイヤになるだろうし、家族仲も(反抗期にもなるしね)悪くなりそうなものなのに、この家族は結びつきが強いから(「僕たちは団結(union)してる家族だから」と言ってた)、好きになった相手や、自分の進路に大きな転換が来ても、それでも家族を優先しようとする考えや行動は、すごいな、と思うと同時に、すごく我慢してやいないか?とも思うんですよ。優等生、というか、彼にとって一番大切なのが家族、と、ホントに思っているのがすごい。

少年の自立を、両親は自分たちの過去とは別に考えていかなきゃならない時期が来たんだろうとも思う。だから母親のアニーは、10年以上も会っていない父親と再会し、息子を頼むとお願いする。

アニーの父親も、娘に会えないってことは、孫にも会ってないってことで。どちらの立場に経っても辛いし、厳しいことを言ったあとでもやはり父親は父親。孫を預かることを承諾した後に、娘を案じて震える声になるのにはこちらもぐっときた。

主役は少年ダニーなんだけど、なんかもう私が親目線で見ちゃったから…ちょっと変わった感想かな。


ダニー役リバー・フェニックス。生きてれば今年41歳。レオナルド・ディカプリオやマット・デイモンらと同世代で活躍してたのかな、と思うと、彼のキャリアが1992年で終わってしまったのはやはり残念。

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