フィンチャーワールド炸裂!! (ドラゴン・タトゥーの女)



The Girl with the Dragon Tattoo (2011)


私としてはミカエル役にダニエル・クレイグがキャスティングされた時点で、きっと大丈夫!と思ってた。ルーニー・マーラは背格好がリスベット役にピッタリではあった!ただ、ルーニーのリスベットは、淡々としているけれど、彼女が今までの人生で遭ってきた理不尽な扱いや、許し難いことから来ている怒りが感じられなかったのは残念。もっと、全身がハリネズミみたいな子だから。

その点ではオリジナル版リスベット役のノオミ・ラパスは迫力があった。でもどちらも素敵なリスベットだったよ。


ハリエット失踪事件の真相が原作と違っていたけれど、そんなに無理だったり捻じ曲げた無理無理なオチではなかったので合格。


人を信じず寄せ付けず、ミカエルに自分から迫って寝ただけの、そんなリスベットが戸惑いつつもミカエルへと用意したクリスマスのプレゼント。ところが渡そうと訪れた先に、ミカエルがエリカと仲睦まじく出掛ける姿を見て、プレゼントを近くのゴミ箱に投げ捨てる原作のラストが、私はとても好きなので(そしてそのシーンでリスベットをとても好きになったので)、ちゃんとそれを描いて終わったのには嬉しかった!


あと、英文字と数字の謎をミカエルの娘が解くのも原作通り。

どうしたって原作を100%完璧に映画化するのは難しいのは分かってるけど、あのシーンは削らないで!とか、変えないで!というのはあるよね。


そうそう、ミルトン・セキュリティー社の社長、ドラガン・アルマンスキーが妙に格好良かったんだが!もっとおっさんのイメージだったので。


しかしこの映画、題名に「ミレニアム」が付いてないけれど、2作目、3作目も同じキャストで映画化あるのかなぁ。ちゃんとミリアム・ウーも出て来たし、エリカとミカエルの関係も端折らず描かれてたから、多いに期待したいところです。


いやぁ、近年の映画で最高のオープニング映像。もう最初っからフィンチャーワールド炸裂。そしてそれとは対照的に、バックミュージックがそのままエンディングにつながる静かなエンディング。本音言うともう1回映画館で観たい。

ということで、大満足な作品でした!


どうしてもこれを観たかったから、今日からの病院の入院の時間を午後にしてもらった。という訳で、今から入院してきます!

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