すべて彼女のために

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Pour elle (2008)

こ、これは…面白かった!特に後半は、ストーリー展開に心臓が口から飛び出るほどドキドキしました。こういうドキドキは大歓迎だ。


冤罪で懲役20年の刑をくらった妻を救い出すために夫がしたことは、なんと脱獄。妻の無罪を晴らそう、とかじゃないのがすごい。直球。どストレート。

こつこつと時間をかけ、綿密な計画を練って、そろそろ実行という時に、妻リザの、他の刑務所への移送が決まり、急に計画を実行せざるをえないあたりから、ジュリアンは金の入手のために銃を握り、2人殺し、妻の実家の売却を急がせたり、と、果たしてうまく行くのか!?と目が離せない。彼はごくごく普通の一般市民。うまくいかない可能性の方が高いと思うのよ。

血液検査結果の偽造、病院に侵入して妻を奪回、息子を連れて家族で逃亡。もう、いつ捕まってもおかしくない、ぎりぎりのところで彼らは国外に出られた。もうホントにほっとしたよー!!


ジュリアンが脱獄経験者からもらったアドバイス。「大変なのは、脱獄後の生活」。エルサルバドルで彼らの人生はどうなるのか。そういう不安も抱えつつの終わり方。せめてあの息子が、両親と一緒の幸せな人生を送れることを祈るよ。


ジュリアンのボストンバッグの中身から、国外逃亡の計画を図らずも知ってしまったジュリアンの父。知らぬふりをしたままの、最後の別れに…涙。親はどんなことがあっても、子どもの幸せを願うんだ。

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