30アサルト 英国特殊部隊

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Age of Heroes (2011)

結局生き残ったのは、刑務所を脱走したレインズ、本物のベーオウルフのガールフレンドで、イギリス行きを希望していたジェンセン、そして通信技術担当のロールライトの3人のみ。2~3日歩いてやっとスウェーデンにたどり着いたラストですが、食糧、武器、服装、と、全てに置いて不足していただろうから、かなり厳しい行程だったのでは。とにかく寒い!そして大量の雪。進もうと思ってもなかなか思うように動けない状態。あれだけでやる気なくすわ…。ドイツ軍はススーッとスキー利用でしたけど、確かにそっちの方がずっと早い。


厳しい訓練を積んだ特殊部隊のメンバーに、ひとり技術担当のロールライトが加わるんだけど、彼は実戦に乏しいから、レインズは出発前に、上司(ショーン・ビーン)から、もし必要なら撃ち殺せ(秘密保持のためでしょうね)って言われてたんだけど。

ラスト、レインズを助けたロールライトが、
「君の任務は僕を送り届けるか、撃ち殺すかだろう?(君が)ここで死んだら、誰が僕を撃つ?」
ていう台詞がね、もうね…(泣)。あぁこいつはちゃんと知ってたんだ、自分の立場を。

(どうでもいいけど、技術オタク、でも実践はダメっていうキャラクターって昔っからいたんだな)

そして、当然ショーン・ビーンは死ぬ役です。しかし、ファンとしては、ちゃんと彼の死に様を見せてほしかった!なんかうやむやにフェイドアウトな退場の仕方だったので、惜しい!


訓練をスコットランドで行うんだけど、これは向かうドイツの寒さを設定しての事なのかな。とにかく画面からひしひしと寒さが伝わる風景で。ハイネックのセーターやブーツ、大きなベレー帽ってのは、おしゃれでもなんでもなく、必要だからあの形状になった!というのが非常によく分かる(ベレー帽は、戦地で眠る時に、足を帽子の中に入れて足先が冷えないようにするためのものでもあります)。

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いい作品でしたので、音楽が何だか仰々しいのが気になりました。もっと淡々と流れる音楽でも良かったと思うよ。


ところでこれは実話って本当なんですか。そしてこの特殊部隊(SASの前身)を立ち上げたのはあのイアン・フレミングなんですね。そして劇中でも彼らに命令を下す役としてフレミングが出てくるんだけど。映画の中で彼が「フレミング」って名前を呼ばれることがめったになかったので、エンドロールの役名で知るまで分かんなかったよ…。

そのイアン・フレミングを演じるは、ジェームズ・ダーシー!背が高い!彼と並ぶとショーンでさえ小さく見える…。白のハイネックセーターやスーツ姿がいやになるほど似合ってました。

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悩める上司


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コメント

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やっと辿りつきました(爆)

わ、ほんとだぁ。「悩める上司」ってトリみどりさんも書いてらっしゃるわ。

で、そうそう、悪い作品ではないのに、中途半端でしたよね。ショーン・ビーンの最期の描き方とかいろいろ…
(予算なくなったのかしら?)
実録ものに徹するにしても、もう少し…(音楽はなくてもいいから)

戦時のファッションてがっつり機能性重視での発展ですものね。

SASといえば、マスター・キートンも元々そこのひとでしたよね。彼は、学生時代の理想の男のひとりでしたわぁ。

ここ3か月ほどの記事量が膨大になっているのでお手間取らせました。
冬に見たせいか、とにかく画面が寒そう!スコットランド、寒!ドイツ、寒!て、最初から最後まで寒そうなシーンばっかです。
ダッフルコートもなんのことはない、第二次世界大戦の時にイギリス海軍で防寒着だったものが戦後大量に市場に出回ったものなんですってねー!

トレンチコートやモッズコート、Pコートもそうだけど、軍のものが一般に降りてくるとおしゃれ服になるってどういうことなんだろう…。


そうなんです、わー、これのダーシーさん、すっごくスーツが似合って、ぴしっとした髪型も素敵…。うっとりしました。なんかダーシーさんって半袖Tシャツとか想像できない…夏もびしっと決めてそう…でも私服はやっぱりイギリス人らしく、残念なことになってるって聞いてます。いいの、イギリス人男性はたとえ俳優でもおしゃれじゃないのが定番。例外はジュード・ロウとマーティン・フリーマンくらいかな!?


マスター・キートンは、今また連載が始まってるって聞いてます。ちょっとお年を召したキートン、気になります…!