パーソン・オブ・インタレスト シーズン1

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Person of Interest Season 1 (2011–2012)

You are being watched.

こんだけネットが発達してると、誰かがどこかであなたの情報をしっかり見ててもまったくおかしくはない身近さと、犯罪が起きる前にそれを未然に防ぐ、というアイデアが面白い上に、該当者が加害者なのか被害者なのかが分からない、というのがスリリング。

そして、主役2人の、個々の魅力と、その2人が組んでのケミストリー。ふたりに関わってくる刑事ふたりもまた、片方は、自分の仕事に誠実に取り組んできた者、もう片方は、悪事に手を染めた汚職刑事、という、対になってる組み合わせが面白くて。
でもどんだけキャラクターが際立っていても、それを活かさないことには話にならないので、やはり脚本が秀逸なのでしょうね~。


最初はフツーに「面白いなぁ」くらいに見てたんですが、10話目の"Number Crunch"で、うわー、これめっちゃ面白い!と心奪われました。

撃たれたリース、車を飛ばして助けに来るフィンチ(普段冷静であまり感情を表に出さないからね)、フィンチがリースに肩を貸して、車に乗せようとしたときに現れたカーターが、とうとうリース(スーツの男)と初めて顔を合わせて正体を知るのだけども、そのままCIAから逃がす、という流れが、素晴らしくって。

撃たれたリースが非常階段を下りながら、フィンチに、「俺にもう一度生きるチャンスをくれて感謝してる。ありがとう」でもフィンチは、「まだ終わってない!今行く」の台詞に泣けました~。

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このシーンで恋に落ちた。


リースのキャラクターは、ちょっとジェイソン・ボーンに似てるかな。愛する人を失ったこと、もう一度人間性を取り戻していく辺りが。あと超強い(苦笑)。


そして10話あたりからファニーなシーンやユーモアもちょくちょく出て来て、方向性が固まってきたと言うか、スピードが出てきたように感じました。


あとは好きなエピソードをいくつか。
11話目の"Super"。撃たれてけがして動けないリースが車いすに乗って、住んでるマンションの管理人をカメラ持って監視するって、これはまんまヒッチコックの「裏窓」ですね!
そして、この回は、リースがPCの前に座って調べ、フィンチが現地に向かう、という、いつもと役割分担が逆なんですわ。もーおかしくって。そしてフィンチはなぜ執拗にドーナツクッションを勧めるの(笑)。

その管理人、以前本当にマイアミでクラブを6つも経営してペットに豹を買っていた金持ち。今回ばかりはフィンチもリースも驚きを隠せず、「人は見かけによらないものだね…」。


笑える回なら、17話目の"Baby Blue"も良かった。これは赤ちゃんが出てくる回だから、見てる人みんなが「可愛い!」って思わず目じりが下がってしまうよね。赤ちゃん、めっちゃ可愛いし。
「ちょっと早まってしまったようだ」って、フィンチ、生後6か月の赤ちゃんを、命を救うために連れて帰ってきちゃった…(笑)。
もうこの回は台詞が爆笑に爆笑で。
「ジョン!?ジョンに赤ちゃんを預けてきたですって!?」と、目をひんむくカーター刑事。「適任じゃないのは分かってる」とフィンチ。適任じゃないリースくん…(笑)。

「ここを、こうして、こう。さ、出来ただろ」とおむつを替えたフィンチに、「さすがMIT卒は違うな」とジョン。

赤ちゃん用品をレジに持って行ったフィンチと、後ろにいたカーターのふたりに向かって、レジの店員がにっこにこで「お一人目ですかぁー!」と。それを微妙な顔で聞くふたり…。

本で作ったサークル(!)を突破して、武器庫の催涙弾で遊んでいたレイラ(赤ちゃんの名前ね)。「あれほど武器庫は安全なところに移すよう何度も言っただろう!」「いつかやろうと思ってたんだよ」「きみはいつもそうだ!」「だいたいレイラを連れてきたのはあんただろう!?」「もういい!レイラはおばあちゃんの家に連れて行く!」って、もうそのまんま夫婦喧嘩の会話と全く同じなフィンチとリース。

そしてそして、カーターに会うために赤ちゃんを街に連れ出したふたりなんだけど。リースは黒スーツにコートっていう、いつもの戦闘モードなのに、抱っこひもに赤ちゃん入れてる姿!いやもう、シリアスなサスペンスドラマでこんなシーンが見られるなんて!最高に最高に素敵な回でしたわ。
ちなみに生後6か月であんだけハイハイしてどこか行っちゃうって、けっこう活発な赤ちゃんだなーって、今9か月になる赤子を育ててる私は思いましたよん。
この回は珍しく、イライアスにリースが「負けました」な回なのも面白かったな。


なんだか"Baby Blue"の感想が長くなっちゃったけど。

ジョン・"スーツの男"・リース。「ジョン」って、それ絶対偽名でしょ~!?ってしばらく疑ってたんですけど私。
そのリース役ジム・カヴィーゼル。髪にちょっと銀髪が混じって、渋さが光るわ。目がなんかいっつもきらきらしてて、まつ毛バサバサで。基本シリアス顔なので、ときどき見せるニヤリとした表情がいい。
色々調べてターゲットにじっくり近づくも、最後は割と腕力と銃でリース君が解決って回もけっこうあります。


善と悪の間で揺れるファスコの葛藤がよくて、太目でさえないおっさんファスコがかっこよく見えてくるし、CIAのスノーは、なんとなくビリー・ボブ・ソーントンに似てるな、とか、あ、あとね、ゾーイ・モーガンがかっこいいです!出来る女モーガン。そしてなぜかリースとウマが合うのか、何回か一緒に組んで仕事してるし。




さて、私は今同時並行で、「エレメンタリー」ものんびりと見ているのですが、そっか、舞台が同じN.Y.なんだね、ちょっとごっちゃになりそう、と友人につぶやいたら、こんなものを教えてもらっちゃいました。

Prime Crime: Person Of Interest and Elementary

フィンチの"...So do I."と、その後のリースの表情に大爆笑。

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あ、あと、ep21の題名が"Many Happy Returns"で、なんで「シャーロック」のS2とS3の間のミニエピソードの題名と一緒なんだろう、偶然?と思って調べたらですよ。なんと、Many Happy Returns (of the day)"で、たくさんの良いことがありますように=誕生日おめでとう、という意味なんだそうです!えー、知らなかったよー!もう卒倒しそうでした。
こんなことも知らない私って、英語勉強してます、だなんてほんと言えないー!このドラマも吹替で見てるしなー。

ニューヨーク。今までも映画を通して色んな場所を見てきたけれど、今回印象的だったのは、クイーンズボロ・ブリッジ(Queensboro Bridge)と、それを望む公園(Queensbridge Park)。リースとフィンチがベンチに座って語るシーンが1話目とあと他の回にも出てきた場所。行ってみたい。

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引き続きシーズン2も見たいですが、DVDを買うべきか、オンデマンドで見ようか、それともレンタル?どうしよっかなー、って今悩んでます。幸せな悩みですな。

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