オーロラの彼方へ

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Frequency (2000)


この映画の題名と一緒に思い出すのは、結婚前勤めていた書店で一緒に働いていた同い年の同僚が、公開時この映画を「とっても良かったよー、おすすめするよー」って言ってくれて。ずっとずっと気になってたので、15年経ってやっと見ることが出来た。お勧めしてくれた彼女は今も元気かな…。


原題は「周波数」と「たびたび起こること」を掛けてる。

30年前のお父さんとハム無線でつながった現代の息子。消防士として仕事中に殉職した30年前の父親を救うべく息子が奮闘するんだけど、過去を変えたら当然現在も変わってしまうわけで。さてどうする?というお話。
思った以上にサスペンスで、けっこうドキドキしましたよ!息子の職業が刑事ってことで、30年前の父親・フランクが巻き込まれる事件を現代の息子・ジョンが知恵を絞って助ける、というのが見どころ。

多分これは「バタフライ・エフェクト」と比較されるだろうなー。あっちはかなり厳しい終わり方で、けれど解決としてはあれが最善、というアンハッピーなハッピーエンドだったけれど、こちらは万事うまくいってめでたしめでたし、なので、まぁ安心して見られるというか、ほっとするし、最後はジョンにも息子がいて親子三代で野球を愛する男たち、という〆でほほえましいです。

父と子の無線でのやりとりは、父親がもうこの世にいない前提で行われるんだけれど、過去が変わった結果、お父さんは30年後の現代も生きているんだよね。それが最後、犯人を倒すミソにもなってました。変わった後の現代では、ジョンは別れた彼女ともやり直して結婚して子供もいるし、親友ゴードはちゃんとyahoo!株で儲けてリッチになってるし(いいか、"yahoo"だぞ。魔法の言葉だからな。絶対忘れるなよ、って念押しする無線越しの大人のジョンが可笑しい)。言うことなしの過去のいじり方でした♪

ジョンが父親と無線で話すシーンはどれも親子の絆が感じられて良いし、30年前の、まだ幼い友達のゴードに無線で話しかける時は、まるで自分もその年齢に戻ったみたいな子どもの表情でちょっとここは可愛い。ほのぼの。


デニス・クエイドのいいお父さんが良かった。30年後の息子からの無線をけっこうすぐに信じるんだけど(まぁ信じないとこの映画は話が進まないけどね)、でもそこが彼の素直なキャラクターなんだよね。野球が好きで、家族を愛して職を全うして。ほんとデニス・クエイドって、今思うと、すっごく華がある、とかではないけれど素敵な俳優だなぁ。

息子ジョン役にジム・カヴィーゼル。なんと若い頃のジムは、まさかのジョナサン・リース・マイヤーズ似だった!それが15年経つとあんな素敵な渋いおっさんになってるなんて…!時の流れってすごいわぁ。相変わらず目がきらきらしてて(目の水分が多いのかしら?)、まつ毛もバサバサ。

笑えるのは、役名が「ジョン」な上にNYPD殺人課の刑事なんですよ。15年後に今度はNYPD殺人課に追われるスーツの男ですよ!


2000年の映画なんだけど、今の映画に比べると全体的にのんびりしたストーリー展開で、それがダメ、という意味ではなく、いかに今の映画のストーリー展開がスピーディーかということにも気づかされました。歳取ったら今どきの早い展開の話はもうついていけないかも、私(汗)。

しかしニューヨークでオーロラが見られるってホントなんだろうか?そうとう寒くないとダメなんでは?と思うんだけど。


レンタルしたDVDには特典映像も入ってて、ジム・カヴィーゼルのインタビューも入ってるんだけど、なんでデニス・クエイドじゃなくてジム?と思ったら、プロモーションで来日してたんですね!
手にメガネを持って話をしているのでオフはメガネ必須の人かしら?なぜかプロモで来日した時の姿の方が映画より男前で、一緒に見てた夫はここで初めて、あっこれ「パーソン~」に出てくる奴だよな!と気づきました。




ほのぼの~♪
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コメント

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ほのぼの~♪(嬉)

「役名が「ジョン」な上に、NYPD殺人課の刑事なんですよ。15年後に今度はNYPD殺人課に追われるスーツの男ですよ!」
って、そうだったのか~~!!
私、この映画のどこで泣いたのかさえもぜんぜん覚えてない…。もうほんと脳細胞やばいです。
でも、そうですよね。デニス・クエイド(とんと見ないけれど)いい俳優さんでしたよね。
渋くなる前のカヴィーゼル、見直さなくちゃです。ほんと。

今晩は!1週間お疲れ様です。

これ、もう15年も前の映画っていうのに驚きです。そんなに時が経ってたのか!と。
あと、私自身は、デニス・クエイドの映画はこれと言って見てはいないのに、なんか印象に残る人で。なんでかなー。

殺人課にいるっていうことは優秀な刑事なので、この映画のジョン・サリバンも出来る人、なんですよね。

アメリカの刑事もの映画やドラマって、CIAやFBIはもちろん、NYPDとかSWATとかU.S.Marshalとか、知ってるのが前提で話が進むので、え、ちょっと待って、それ何?何?って慌てることがよくあります。