どのエピソードも全部!は無理 (エリザベスタウン)


Elizabethtown (2005)

何を張り切っているのか映画見まくりな今週です。公開初日の映画を観るなんて、多分10年以上前の「パトリオット・ゲーム」以来かなー。

さてさて、期待のキャメロン・クロウ監督&オーランド・ブルームの組み合わせですが、編集が悪かったのでしょうか?話はダメでした…。上映時間がひどく長く感じられて、間延びして退屈に思えました。

話の中に、多くのものに焦点を置きすぎていて、はっきり芯の通った部分がないままあれもこれも、で、最後まで押し通してしまったのでは。また、あんなに大きな損失を出した靴会社のエピソードを始めに時間をかけて描写したのに、それが特に生かされることもなく終わってしまい、で、あれは何だったの?という感じ。普通1千億円つったらすんごい額なのに…素敵な女性と出会って、父を偲ぶ旅に出たらそれでいいのか?と思っちゃった。


というわけで私は、この映画の「ストーリー」は評価低いですが、主役ふたりは良かったです。
クレアの不思議ちゃんだけど一生懸命な姿(だって会ったばかりの相手に、好意を持っているとはいえあんなすごい地図を作るだなんてできないし、ところどころに自分が写った写真も入れておくなんて、プチ自己アピールの仕方が可愛い!)、ドリューの、戸惑いながらも南部の人々との交流を暖めていく過程が作品の雰囲気にマッチしてました。

現代劇のオーランドを初めて見ましたが、いいですね!スーツも似合ってる〜。特に自殺を決行しようとエアロバイクにまたがってネクタイの先をピッと背中に回すところ。もんのすごくいい男でしたよぅ!また、彼の困っちゃった表情がバラエティ豊かだなーって妙に感心。

シーンごとでいい部分はあるのに、全体になるとあぁ…というがっかり具合。もうちょっと違う方法だったらとても素敵な映画になったと思うんだけど。
私はクレアとドリューの恋愛エピソードはそんなに時間をさかず、ドリューと父親の絆深め&ロードムービーに絞ってほしかった。60Bには繰り返すほどの意味が何かあるわけ?と思ってしまうんですよ。

あと、ドリューのお母さん、舞台で活躍しすぎ。フツー世の中のお母さんはあんなに芸達者じゃないって!その辺がどうも非現実的でねぇ。


台詞では、初めて聞く"fiasco"という単語が勉強になりました。失敗に輪をかけて「もんのすごい大失敗」という意味合いですね。そんな言葉日常じゃ絶対使わなさそうだけど(笑)。


最後に字幕に関して非常に腹が立ったのが1点。多くの曲が流れ、主人公の心情を表しているだろうと思われる選曲の数々だろうに、歌詞になにひとつ字幕がついてませんでしたよ(怒)。本当にこの作品をヒットさせたいと思うのならこれは重大な間違いでしょう。特に、エルトン・ジョンの「My Father's Gun」は、予告でも使われたし、私はあの歌の歌詞を知りたかった。

でもこの映画を見た後は、自分は死んだらどう埋葬して欲しいか、真剣に考えちゃいました。


最後に…一緒に見に行った夫は、スーザン・サランドンを「木の実ナナ」に似てると言ってました。この人以前、この映画の予告でオーランドを稲垣吾郎って言ってたな(笑)。あと、「あの予告は出来すぎ!」とも。こればっかりは私も同意。
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コメント

非公開コメント

ありがとう~

なんで私から武田様へのTBは反映されないのー(泣)。もう3回くらい試みているのですが。うぅ。

キャメロン・クロウは「セイ・エニシング…」の美しい思い出だけをキープしておこうと思います(あれはほんとに良かったなー)

連日・・

こんばんは♪
デラウェア~(笑)
ツボです!!

『エリザベスタウン』TBさせていただきますね~。

こんばんは~♪

早速遊びにきてしまいました。
夜になっても暑いですね~(涙)
満員電車に急勾配って、ものすごいハードですけど、あの・・応援してますね。
トリみどりさまの体調だけが心配ですよ。

さてさて、この映画。
あっはっは、ご主人さまの日本人に例えると・・がいいですね~。
私ったら、ずれたとこで感動しておりましたが・・というか、長い(笑)映画の間に、勝手に自分の世界であれこれ思いながら愉しんでしまったりして。
でも、そうそう!!歌詞の字幕がついてなかったですよね。(どうでもいいような、こっ恥ずかしくなるような歌詞が字幕に流れたりすることは他の映画ではよくあるのに・・)

>自分の埋葬・・
ほんまですね。でも、あっちこっちに灰をまかれるのはちょっと不安でいやですわ~(笑)