パーソン・オブ・インタレスト S3Ep11-14

Ep12
リース家出。かつて父親と過ごしたコロラド州のバーで飲んでる。フィンチに頼まれたファスコが連れ戻しに来る。リースに何を言われてもめげない。それどころかリースに説教。ファスコ本当に変わったね!以前はリースに散々脅されどつかれいいようにあしらわれてたのに~!しかも、2年前から禁酒してる。オーダーが、「バーボン&ソーダ、バーボン抜きで」って、じゃあ最初からノンアルコールの飲み物を頼めばいいじゃん!(笑)

最後、表に出ろ!やってやろうじゃないか!なベタな進行で雨の中けんかして留置場行きのファスコとリース。あんたら何やってんの…(ファスコ役ケヴィン・チャップマンとリース役ジム・カヴィーゼルは同い年ってのを考慮するとよけい面白い)。


自分たちのしていることを、リース「運命を少し先送りにしてるだけだ」、フィンチ「トランプを切り直しているだけ」と、痛いほど理解している。これね、ほんとにね…。


Ep13
助けに来たリースに、本当に嬉しそうだったフィンチ。変わったなぁフィンチ。そうか、時は流れ、様々なことが起こり、色んな人と出会い、人は変わるんだね。

でも戻っては来たけれど、「マシンの方向性にもう信用が持てない。この仕事は辞める」とフィンチに伝え、再び去る。「行かないでくれ」とフィンチ。最初の頃の、「嫌なら辞めてもらって結構」くらいのツーンとした彼が、こんな言い方するようになるなんて。

フィンチの少年時代と学生時代。よくこんなに雰囲気似てる子見つけてきたな!と驚き。父親から「ハロルド」と呼ばれていたので、私の「ハロルドは偽名なのでは?」はあっさり解決。
そりゃアーパネットに不正侵入したら政府から追われるよねぇ。こんなに若い時にもうヤバい橋を渡っていたとは。

Ep14
コロラドにいても追っかけられたリース、今度はとうとう海外逃亡。やさぐれてまだ飲んでます。荷物もなし。ほんとーにこの人はミニマリストなのね。見てて清々しいくらい。
でも彼はマシンのもう一人の管理者。人からは逃げられても、マシンにはどこまでも追っかけられるわけで。フィンチに「マシンは俺の辞表をまだ受け取ってないのか?」
もうすぐ離陸なのに、携帯電話の使用を止めない迷惑な隣の席の客に、伸びをするふりして一発食らわせるリース。これ最高でした。ほんとにね、飛行機の中ってこういうお客いるんですよまったく…。

啖呵切って家出したわりには、事件発生で、こまめにフィンチと連絡取ってるリース。
機内で上映の映画がヒッチコックの「北北西に進路を取れ」。これはS1Ep11に続くオマージュ?

飛行機の中、銃を使えないので接近戦。こういうリースを見たかった。
「あんたら開発者は制御できないものを作って、問題が起きても責任を取ろうとしない」って、対象者のオーウェンに言ってるようでいて、実はこれはフィンチに向かっての痛烈な言葉。そりゃそうだよね。「ボスのボスが嫌いだ」とも。リースはマシンと相性悪いわ~。

飛行機が到着したローマまで迎えに来たフィンチ!しかも、プライベートジェットだし、現地にひいきの仕立て屋がいるなんて!ごめん、私、彼の資産状況を完全に見誤ってたよ!!

自分には結局人助けしかない、とリース。人は自由意志の元で生きている。マシンがそれ以上の力を持たないよう、社会保障番号だけが送られるように作った、とフィンチ。
それでも人助けを続けていく使命がある、と。今回のことで諦め、というか、それが自分の行く道、と悟ったような感じ。カーターの死が大きすぎて、これからの方向を見失っていたのかな。リースは、他の人より時間が必要だったんだと思う。


デ・キリコの展示を見てから帰ろうと思うけれど、きみも一緒に来ないか?と誘われ、断ったリース。悲しそうな顔から、リースの「スーツを仕立てたい」「民間機はこりごり。一緒に乗せてくれ」という頼み(というか、フィンチにちょっと甘えてる♪)を聞いて一転、ぱぁっと嬉しそうな顔のフィンチに、2人の立ち位置がまた大きく変わった瞬間だなーって思いました。「また」って思うのは、前回大きく変わったのはS1Ep10の、リースが撃たれた時かな、と思ってるので。

デ・キリコって、フィンチが閉館後のグッゲンハイムでグレースに見せた絵の作者だよね。2人で行きたかったイタリアに、フィンチは1人で来たのかと思うと、それはそれで切ない。


リースは、辛いことがあるとお酒に走っちゃうのね。メンタルが繊細で、温情があって、おそらく職務に冷徹になりきれなかったリースを、CIAで組んでたカーラはしばしばイラッときてただろーな。そこが彼の人間味でもあるんだけど。


Ep13
"Welcome back, Mr.Reese!"とものすごく嬉しそうなフィンチの声から始まる13話。さっそくイタリアで仕立てたスーツで登場、「ニュー・スーツの男だ」って、なんのひねりもない呼び名(笑)。

リースが武器を隠してあったのが、図書カードを分類して入れるカードケース。わーこれ懐かしい、久しぶりに見た!以前は図書館には必ずカードケースがあって、そこから本を探したんだけどね。今はPCで検索できるから、もう姿を消しつつあるもの。あぁここは時が止まってる廃墟の図書館だなぁって実感。


そして、リース復帰回なせいか、大サービスな内容でもうぶっ倒れそうでした。なんと、美術館のパーティに、フィンチとリースが!「一緒に」出席なんですよ。まじか!公式すごい。鈍い私でも分かる。もうこれはブロマンス超えてるよ!
ショウはプラチナゲストで出席、フィンチは招待状をもらってリースを同伴って、その違いがさっぱり分からないんだけど、服装がブラックタイ指定なので、ブラックタイってことは、はい、つまりフィンチもリースもタキシードで!タキシードで!!出席ですよぉうぅぅぅうう!わぁああああ!!!
視聴者の誰もが考える、「なぜフィンチorリースがショウを同伴していかないのか?」な疑問は華麗にスルーして話は進む。

で、ボウタイがうまく結べないリース。フィンチに「靴ひもと一緒。練習すればできる」って言われるも、何度やってもダメでイラつく姿が珍しい。「暗闇で逆さになった銃を解体することが出来る俺が!くそっ」なリース。美味しい。
でもS1ep8の回想シーンで、カーラと一緒にいるリースはボウタイしてるんですよ。きっとカーラが結んだんだな、嫌味のひとつでもいいながら。カーラ怖い。



結べなくてごめんなさい


そんなリースにジャケットをかけてあげるフィンチ。そこにやってきたショウの台詞がこれまた破壊力120%。

"Hate to interrput this mildly erotic moment gents,"
(なんだかふたりしてエロい雰囲気のところ邪魔しちゃってわるいんだけど)

って!ショウから見てもそういう風に見える2人なんだ。

さらに(まだある)、パーティの受付の女性が、フィンチに向かって「連れの方、ゴージャスね」それを聞いたフィンチのまんざらでもない顔が!ドレスアップしたパートナーを褒めてもらってそんなに嬉しいかフィンチ!

ここでまだ始まって10分も経ってないという。死ぬ。

まぁこんな内容がずーっと続くわけでもなく、残念ながら美術館内に騒動が生じておしまい、なんだけどね。もっと見たかったなー!以前、「エグゼクティブ・ディシジョン」(1996)で、パーティに出席してたら緊急事態が起きて、タキシード姿のまま出動するっていう映画があって。主役のカート・ラッセルが、劇中長いことタキシード姿で戦うお話を思い出しまして(今確認したら過去にちゃんと記事書いてた)。
だから、パーティの出席者が美術館内に閉じ込められてそこで対象者を探すとか、そういうストーリーにしてほしかったよ今回は。そしたら最後までふたりのタキシード姿見られるでしょ!みんな見たいよね!?

はぁ、すっごく美味しい回でした。このエピは、BGMもちょっとノリノリで、3Dプリンターを嬉しそうに試すフィンチとか、付け髭のうさんくさいリースとか、ビルの設計図を持ってきて仲良く参加するファスコとか、いつもと違う雰囲気で楽しかった。
ラストは暖炉の前で、カーターに献杯。これにてカーターを弔う一連の流れは終了。

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