パーソン・オブ・インタレスト S3Ep16

Ep16 RAM

過去のストーリーがここで一気につながるエピ。このシーズン、人助け回はあまりエッジが効いてなくて、見ててだるいので、こういう神がかり的な回が来ると盛り上がりますね!私は毎回盛り上がりたいです本当は。

ルートが指摘したように、リースの前任者がいたよ、の巻。長身、金髪の男性ディリンジャーがフィンチの最初のパートナー。時は2010年10~11月、フィンチは事故から数週間後なので、まだ車いすに乗ってて廃図書館内で自己リハビリ中。

このディリンジャーの言動がわたしはいちいちイラッとして、どーにかしてくれコイツって思いました。まぁ後任のリースの良さをひきたたせるためかなとも思いますが。ディリンジャーが全く私の好みじゃないっていう私情もいけ好かない理由か。

対象者ダニエル・ケイシーは、CIAからも狙われていて、そのCIAっていうのがカーラとリース!わー!ここでもうフィンチと接点があったとは。さらに、フィンチはディリンジャーにこいつは誰だ?と尋ねられて「彼なら知ってる」「なぜ?」「長い話になるんだ」と言ってるので、なんで知ってるのかその辺の説明がほしい。今後出てくるのかな。



新旧パートナー対決


ちなみにこのエピ、クリスマスが近い、華やかな季節のNYなのに、出てくる人全員1mmたりともハッピーな雰囲気なし。

ケイシーを張ってるカーラとリースも、「この仕事が終わったらビーチで休暇でもとる」と話すリースに、「あなたが海パン履いた姿?」って、ちらっとリースの下半身に目をやるカーラがもうほんっとSですな。

このふたりが並んで歩くと身長差があまりないので、カーラも大柄な迫力ある女性なんでしょうね~。

ケイシーを狙う他の組織と打ち合いになった相手を1名とっつかまえて、カーラが拷問するんだけど、方法が、銃で撃たれた傷口に箸で山葵を突っ込むっていう!うわー!やめてー!あ、目に塗っても効くかもしれませんよカーラ様。そしてこの拷問の前に忠告とお膳立てをしてるリースがもうね、どんだけあんたカーラの下に敷かれてるのよって。恋愛感情0%で寝てるふたりですが、ベッドの上では間違いなくカーラが上。

楽しんで拷問をしてるカーラを「話が」と呼ぶリース。そこまでやる必要が?とカーラに尋ねる様子から、おそらく彼はもうこの頃には上からの命令に疑問を持ってたかな、と。


フィンチは自分の手の内は明かさずディリンジャーに仕事を振ってるので、当然ディリンジャーは不信感を抱くわけで。この辺が、次にリースを雇った時に最初にマシンのことを全部説明することにしたのかなぁ、と。
対象者を安全な所に避難させてくれって言われて廃図書館に連れてきちゃうディリンジャー。慌てて、ここはダメ!って言うも、ケイシーと話をしてみると、気が合うフィンチ。フィンチって、いつも未来ある青年に向けるまなざしが優しいんですよ。これ大好き。

そして、ケイシーが持っている、マシンのコードの一部が入ったラップトップPCは、例の、オルドスに行った、あのラップトップのことだった!

わー!これで線が繋がったね。s1で「カーラとリースがオルドスに回収に行ったラップトップ」は、s2で「カーラとリースがオルドスに回収に行ったラップトップはフィンチが売ったもの」であり、この回で、「カーラとリースがオルドスに回収に行ったラップトップはフィンチが事前にウィルスの中にさらにウィルスを仕込んで売ったもの」となり、さらに「カーラとリースとラップトップを空爆で殲滅させたのは「ノーザンライツ」のコントロールの命令」まで話が繋がったのです。
すげー!

金になる、とラップトップを持ち去り、ケイシーに用意した飛行機で高飛びしようとしたディリンジャーですが、ラップトップを狙う中国のエージェントに撃たれ死亡。それを木の陰から見ていたフィンチ。虚しさや申し訳なさ、無力さ。たくさんの気持ちを抱えたまま、ディリンジャーを埋葬する穴を、まだ傷も癒えていなくて思うように動かせない体でシャベルで掘り始める姿が本当に切ない。

「ディリンジャーくん、私は…」と呟いたフィンチのバックに流れ始める曲の題名が"I might be wrong"(私は間違っていたかもしれない)という、ドンピシャな選曲。

リースは「殺してきた」側だけど、フィンチは「死なせてしまった」側なんだよなぁ。直接手を下してきた罪悪感と、自分のせいで人が死んだ喪失感。辛いのはどちらだろう。

この回のマイケル・エマソンの演技が私は好きで好きで。シリーズ全体通して、落ち着いた雰囲気かつ、いつも説得力がある話し方なんだけど、この回はまだ体も心も回復していないのに無理無理人助けの仕事をはじめてるし、クスリを盛られて床に落ちながら、ラップトップを持ち去るディリンジャーに「お願いだ、止めてくれ…」と懇願するシーン。心が痛みます。


ダニエル・ケイシーは、リースが「あんたは殺す必要のない人間だ」と逃す。それを車の中で見聞きしていたフィンチの顔。あの瞬間、彼の中でのジョン・リースという人間の位置が決まったと言っても過言ではないのでは?



そして、ケイシーを生かしたこの決断が、今後どう出るのか。今までは、フィンチもリースも決断した内容が残念な結果に終わってしまっているので、せめてこの件は良い方向に向かってほしいなと思うのです。未来ある若者だし、ね。

ちなみに「死んだ証拠として奥歯を2本もらえないか?」って、ケイシーにペンチを差し出すリース。え…?あの、麻酔なしで…?消毒もしないんですか?当然、抜いた後の痛み止めも…もらえない…?ケイシーすごいな。


時が流れ2014年2月25日(これはこのエピソードの放映当日の日付、とのこと)。フィンランドで隠れて生活しているケイシーの元へ、ルートがやって来た…!以下続く。


新しい展開になりました。話としてはまた面白い方向に転がっていきそうだけれど、マシンがメインの話になると、今後ますますリースの活躍は見られなくなるだろうなぁ(しょんぼり)。


製作陣の中ではすべて流れも細かい設定も出来上がってて、それをこちらは小出しに見せられ、いいように手のひらで弄ばれてるドラマですね!最後は広げた風呂敷はきちんと畳んで、伏線はちゃんと回収してくださいね!お願いしますよ(切実)。

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