パーソン・オブ・インタレスト シーズン1 2巡目と総括

シーズン1の2巡目。私、映画だって同じ作品を2回以上見ることは少ないのに、このドラマに至ってはとうとうDVDまで買っちゃって。2回目に見ると、まったく意味が違って来るストーリーの数々に惹きこまれます。特にイライアスとキャロライン・トゥーリングの回はとても興味深い。
1巡目は4話あたりから吹替で見てたので、字幕はほぼ初めて。

1回見ただけでは気付かなかったことなどなど。感想兼自分用覚え書。

Ep02
この先もしばらく、まだ「スーツの男」の格好が定まってないのがちょっと面白い。ダークスーツにサングラス姿のリースはどう見てもマフィアの幹部候補って感じなんだが…。

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17年、「IFT」で平社員として働くフィンチ。実はネイサンとフィンチが創立者だけど他の社員はそれを知らない。
そのフィンチのオフィスに忍び込んでにやにやのリース。



Ep05
リースのシャツ、白→濃いグレー→薄紫→白

雨の中、判事の息子を助けたリースが銃を敵に向けながら、"Judge...Is he right?"と尋ねる姿。猛烈に決まってます。

Person of Interest Episode 5 - Judgement - Final Scene

エンディングで、判事がリースに「もしきみたちが(捕まって)表に出てくることになったとしても、私は助けてあげられないかもしれない」。人を救う、というどんなに善いことをしていても、フィンチとリースは決して日の当たる場所に堂々と出ることは出来ない、というこのドラマの根本が示されてて。なので、このシーンのバックに流れる"Intro" by The XXが、個人的にはこのドラマと、シーズン1のリースを表してるイメージソング。このドラマの選曲ってものすごく練られてる。

エンディングは、オープニングと同じレストラン。文字を指でめちゃ早くたどりながら読んでるので、フィンチは速読してるのかな。

ボスの好みはエッグ・ベネディクト。渡されたメニュー表の中に、今回は対象者の写真は挟まれてなくて。照れ隠しのような、はにかんだ笑顔のリース。

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Ep07
ブライトン・ビーチの高校教師、チャーリー・バートン=カール・イライアス。モレッティの息子。ブライトン・ビーチはモレッティのシマ。
愛情を注いでもらえなかったイライアスはモレッティを恨んでいる。
これも、バートンがイライアスだと思って見ると、あぁそういうことかーって思うシーン色々あって。リースの後に付いて逃げるイライアスがちらっとリースの背中を見やるのなんか、あーこいつ有能だからうちの組織に欲しいな、って思ってるだろうな、とか、わざわざ使い方まで教えてイライアスに銃を渡しちゃうリースに、わーそれはまずいよ!と見ながら叫んだりして。

逃げ込んだアパートの教え子ウィルの部屋にかくまってもらうリースとバートン。生徒が宿題で読んでいる本が「モンテ・クリスト伯」に笑いました。制作陣遊んでるでしょう~(ジム・カヴィーゼルの過去作に「モンテ・クリスト伯」があるのです)。ここで、彼が国語の先生ってことが分かる。ウィルに、君は頭がいい、ちゃんと授業に出ろよ、とバートン。「生徒(ウィル)と先生(バートン)の会話」にちょっと笑顔のリース。

命を救ってもらったリースに、イライアスは借りひとつ。
犯罪者の命を助けてしまったリースがそのことに腹を立てて、フィンチには目もくれず一人でその場を立ち去る。

Ep08
フィンチの好みの飲み物を突き止めて初めて差し入れ。2度目に見ると、ディリンジャーのことがあるのでフィンチはきっと警戒してるんだろうな。リースがフィンチに言ったりしたりしたりすることって、ディリンジャーと共通点が多いから(「現場に出てこい」「運動しろよ」「犬を飼え」「ホテルのドアマンになれ、と?」などなど)フィンチにとって、差し入れのお茶を飲むのはまさに踏み絵以外何物でもない。

回想シーン。ジョンに「リース」という偽の名字を与えたのはカーラ。

「国が君を必要としている」と言われた、とコール。リースもカーラから同じことを言われているが、いざ用済みになったらあっさり切り捨てられるのも同じ。

コール「彼らはすべてを奪っていったが、一部は自分の中で生き残った。それが彼女(自分の妻)だ」。これをリースに置き換えると何になる?

カーラの言う、私たちは暗闇の中を歩いているのよ(We're walking in the dark)は、リースの人生そのもの。

「俺も本名では死ねそうにない」「私たちの名前を誰が気にすると?」「俺たちが死んだあとかな」「我々はもう死んでいるだろう」。つまりフィンチとリースが死んでも、誰も気に掛けないよ、という意味。最初の頃は、2人は最後死ぬんだよ、な匂いがずっと漂っていて、ぜひぜひその路線で最後まで突き進んでほしいんですけどね…。

Ep11
ヨガの女性のポーズに一緒に体をすすす…と傾けるフィンチとリース。可愛い。



史上最高に美味しい張り込みだ、というフィンチに、「現場では食べるな。非常事態に備えるんだ」とリース。だから彼が何か食べてるシーンがほとんどないのね。フィンチはよくもぐもぐしてるよね(笑)。

Ep16
せっかくフィンチが仕立てたのに、結局ほんの数えるほどしか着ていないアセットマネージャー用スーツ。もったいない(笑)。



ちなみに私は株の空売りの意味があまりよく分からず、一緒に見ていた夫が説明してくれました…。

Ep17
1回めのレビューにも書いた、大好きな回。これ、改めて見ると、台詞もどれもこれも破壊的で。"How is our baby?"って。"OUR"って!あんたらもう籍入れちゃいなよ!他にも、"Dadda? or Dadda?"とか、「真面目にやりたまえリース君」(キリッ)って言ってるフィンチもレイラと2人きりの時はミルクをあげたりかいがいしく世話してさー、もう!もう!!そうかだからS2で犬(ベアー)を飼い始めたんでしょ!(違)
レイラの可愛さもあいまって、見てるこっちも、でれっでれなエピでした。御馳走様。



Ep18
エクスタシーを盛られたフィンチ(というかマイケル・エマーソン)の魅力大爆発!ハイでハッピーなボスの姿は最初で最後ですよ!!



エンディング、「行っちゃうのか?」「話をしよう」「何でも聞いてくれ」(あすくみーえーにしんぐ!ってひらがなで書きたい)ってリースに言うフィンチ。でもその言葉は実は彼の中ではネイサンに話しかけてることになってて。亡き親友をいつまでも思い続けるフィンチ。「おやすみ、ネイサン」の言葉は多分リースには聞こえなかったと思うけれど、でもこれはつらいな…。だって、死んでしまった相手は、どうあっても越えられないじゃない。
普段はあんなに秘密を探っているのに、通常モードじゃないフィンチにはどこまでも紳士なリース。惚れる。




Ep20
銃を握ったもう片方の手で、しっかり銃底(って言うの?)をホールドして構える姿がいい。リースは姿勢いいよね。



多分「レザボア・ドッグス」辺りから、銃を斜めや横向きに持って構えたり撃ったりするシーンが頻繁に登場したんだけれど。最初の頃こそ斬新でかっこいい表現に思えたけど、その後いやというほどその構え方が出てきて、今じゃすっかり安っぽいチャラチャラした感じになっちゃって、私は好きじゃない。

身分は新人君だけど、中身は元凄腕エージェントなんだから、トミーとテリーがリースにいたずらを仕掛けた時は、こいつらいつ撃たれるのか、と、見ててひやひや。

モロッコにいるカーラとリースに、オルドスに行ってラップトップを回収するよう指示を出したのはアリシア・コーウィン。NSAの人なのにCIAの現場にまで来て2人に指示を出してるのが驚きだったし、それほどヤバい案件ってこと?ここで、過去のフィンチとリースの両方に接点がある唯一の人物がアリシアということに。

Ep21
これは2度目に見ると、もう本当に本当に、暗くて悲しくて切ないエピソード。題名が"Many Happy Returns"(誕生日おめでとう)という、幸せそうなタイトルなのに、もちろんこのドラマが正攻法な内容で来るはずもなく。多分S1で1、2を争う奥の深いエピソード。

そしてこのエピには、色んなことを思わせたり考えさせる、たくさんの鍵が詰まってる。

「人は結局、孤独なままだ」と、以前リースがジェシカに空港で会った時に言った言葉が、ジェシカの最期に当てはまることになってしまって。悔やんでも悔やみきれない恋人の死。彼女の幸せを願って自分から彼女の手を放したこと。24時間以内に行く、と言ったのに、結局間に合わなかったこと。何もかもが、リースにとっては自責の念しか残らない。

カーターと一緒にニューロシェルに赴いたのはドネリーだったんだ。1回目の時は誰が誰だか実はよく分かってなくて。ドネリーの他にも、シマンスキーやターニーもはっきり区別つかなかったんだよね、私。

リースの軍歴を読んだカーター。その表情からかなり厳しい内容だったことがうかがい知れるし、おそらくリースの本名を知る、フィンチ以外の唯一の人。書類はすべてシュレッダーにかけるも、ジェシカの実家から見つけたジェシカとリースが笑顔で写っている写真だけは処分できずにそっと服のポケットにしまうカーター(この辺り、ボーンシリーズに似てると思う。もちろん、嬉しい類似)。

カーターは、最初から最後までリースのことを「ジョン」って呼ぶんだよね。

夫のジェニングスが勤める連邦保安局って、S3Ep09で、カーターとリースがクインを運んだ場所だ。

帰宅したピーターがリースの顔を見た時、彼がNYのバーで偶然会った男、ということには気付かなかったのかな?

果たしてピーターは死んだのか、それともまだ生きているのか?自宅に大量の血痕があった、と捜査内容にあったけれど、行方は分からない(死体はあがっていない)、と言っていたので。リースは彼をどうしたんだろう?という疑問。

そして、ジェシカの死を聞いた病院で、リースがぶつかった車いすの男性は、実はフィンチ。1回めの回想は"I'm Sorry"…「(ぶつかってしまい)すいません」という意味なのに、ラストにもう一度同じ回想が入るとその意味はまったく違うものに、つまり、ジェシカを亡くしてお気の毒に、という意味に。さらに手元のファイルにリースとジェシカの顔写真があることから、あなたたちを助けてあげられなくてすまない、という意味にもなる。
2011年2月の時点でフィンチはリースとジェシカのことを知っていて、さらにさかのぼって2010年11月頃、ディリンジャーを雇っている時にもリースのことを知っていたので、私の説は、ネイサンがまだ生きていた時に何度も出てた番号の中にジェシカもあって、それを引き継いで調べたらリースがひっかかった、と踏んでるのですが。あ、これ1回目のレビューにも書いたな。



Ep22
「そろそろどうやって番号を受け取っているのか教えてくれてもいいじゃないか?もしあんたに何かあったら俺が仕事を引き継げる」とリース。ほんの軽い問いかけなんだろうけれど、その言葉通りS2の冒頭で、フィンチは本当に自分に何かあった時のバックアップ先をリースに選んでいたことが分かる。フィンチのことだから、バックアップ先は他のサーバとか今だったらクラウドとか、絶対「機械」にしてるだろうと思ったら、まさかの「人間」、しかもリースだったことにちょっと驚きと嬉しさが。

フィンチより先に廃図書館に出勤してるリース。フィンチの椅子に座り、足をどっかりテーブルに乗せて読書してるところにフィンチがやってきて、リースに話しかけながら仕草で「その場所空けてね、ついでにその足も降ろしてね」って言ってるのがすごい好きー!

マシンは、フィンチに害のない、または味方の人間、と認識すると、ピッという音とともに顔を囲む点線が黄色に変わるのですね。今回の対象者ペックがフィンチの説得に応じた瞬間それが起こって初めて気づいた。

珍しく、フィンチとリースの2人が一緒に外で対象者を見張るという状況。しかも2人の行動が息ぴったりで。後をつけてるペックが振り向くと、お互い顔を見られないようにさっと違う方向を向くシーンとかね、いいよね。秘密を探ろうとしているリースに、フィンチは相変わらずツンツンな態度なんだけど、ちょっとずつ棘がなくなってきて。このあたりの2人の距離感が、私はいちばん好きだな!

電気工事業者に成り済ましたフィンチが、仕事が終わると、被ってたヘルメットをポイッとその辺のごみ箱に投げ捨てるんだけど、後半、同じく警察官に成り済ましたリースがペックを保護すると、被ってた制服の帽子を同じようにその辺りに投げ捨ててる。ふたりの行動がリンクしてて、にやり。

そしてこのふたりの様子が超可愛い。特にフィンチが可愛い。

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Ep23
最終話なだけあって、このエピはものすごく内容盛りだくさんで、フィンチを尾行するアリシア・コーウィン(廃図書館に侵入した初めての人物)、対象者である、セラピストのキャロライン・トゥーリングを守るフィンチとリース、ドネリーがスーツの男逮捕に躍起になり、さらにカーターとファスコがお互い内通していたのはリースとフィンチだったことが発覚、HRはトゥーリングを殺すために暗殺者を送って、彼女と一緒に行動してるリースを追い掛け回す、という、ストーリーが5本くらい同時進行するのがすごい。そしてラストはキャロラインが実は前々からフィンチにコンタクトを取ってたルートだったということが分かる最終話。

キャロラインを最初からルートだと思って見ると、とってもいやらしい内容。尾行するリースがキャロラインの携帯をペアリングできるようわざと仕向けてるし、カウンセリングの際にリースのバックグラウンドを言い当てるのはもうとっくに調査済みなんだろうし、殺し屋に狙われておびえながら逃げるのなんか、今思うとどれもこれもお芝居だったんだなー!アリシアに気を取られてたのもあって、まんまとだまされました。

キャロラインの時のエイミー・アッカーは、エミリー・ブラントに似てると思いました。

立てこもったホテルの屋上からヘリコプターで逃げるリースとキャロラインをちょっと見たかった。S2の最終話でも、リースとショウがヘリを奪うシーンがあったけれど、予算上、実際にヘリを使った撮影は難しいでしょうね。

最後の15分ほどは息もつかせぬ展開で。リースはこのエピでシモンズと撃ち合ったことがあったんだ!と気づいたし(この銃撃戦の時のリースの機敏な動きが痺れる)、車内で待つフィンチのもとにドアを開けて乗り込んできたのはキャロラインとリースかと思いきや、アリシアだったのにまず驚き、何かがおかしい、と2人とも気づき始めた瞬間、またドアが開いて入ってきたのがキャロライン。そしていきなりアリシアを撃ち殺して、ハーイ、ハロルド。ルートって呼んで。って!えぇぇええ!です。すごいストーリー展開。


Ep22、23で、フィンチは「マシンを造ったことを後悔はしていない」と言い切っているけれど、じゃあ、マシンを造って幸せはもたらされたかと問うたら、代償は何人もの命、というとてつもなく高く大きくついた代物だし、マシンの存在で幸せになった人って、誰かいるの?誰もいないよね。

ということで、エピソード振り返りは以上。


その他台詞の覚書。

「今日はツイてる」
「撃たれて焼き殺されそうになったのに!?」

「リース君、私は居心地が悪いのだが」
「俺だってあんたがここにいるのは非常に居心地が悪い。だがスポッターが必要なんだ」

「(もし標的を)外したら?」
「分からない。外したことないから」

「刑務所に入ったことは?」
「この国ではない」

「死亡ゼロを目指したのにな」

「マシンなんて存在しない。あんたがマシンだ」

「俺はまだ(ヘリを)盗んでないぞ」

あーやっぱりよく練られている台詞や嫌味やユーモアは、原語でないと伝わらない~!もどかしい~。3巡目するなら絶対英語字幕で視聴します。


思うにS1は、政治家や社長といった力のある人物だけじゃなくて、市井の人を助けるエピがとてもいい味を出してます。自殺した姉の復讐をしようとする妹(ep04)、入院中の母親の家の家賃を払えず、出来心でお金をかすめとる姉妹(ep10)、政治家暗殺に巻き込まれた、家族を愛する失業中の男(ep13)、兄の仇を取りたい、まだティーンエイジャーの弟の心意気を買って、25セントで雇われの身になるリース(ep14)、などなど。本当に小さなことなのかもしれないけれど、シーズンを重ねるごとに、SF方面へと舵を切って、大掛かりなストーリー展開になっている今となっては、そういうエピソードのひとつひとつがとても愛おしい。


そして、S1で語っておくべきは、やはりこの人、ジョン・リース。
陸軍、空挺部隊、グリーンベレーに所属経験あり、さらにスカウトされてCIAで汚れ仕事、任務の最中に死んだことになった上に最愛の人を亡くしてその後はホームレス、しかしある日大富豪に拾われて、人助けの仕事をしながら人間性を取り戻すって、ハイスペックすぎ、設定盛りすぎだろー!な人物なんだけど(苦笑)。

幸せな家庭を築いている対象者を張り込み中に、たびたび「普通の人生に憧れたことは?」とフィンチに問うことから、ジェシカとごくごく普通の幸せな人生を歩みたかったんだろうな、ということがうかがい知れる。
祖父母の元に引き取られることになったレイラにそっと指を差出し、ぎゅっと握り返された後ばいばいってやさしく手を振るリース。そのあと「いつか子どもを持てる人生を送れるだろうか?」ってフィンチに尋ねることもあったし。

その一方で、カーラに「私たちは闇の中を歩いているんじゃない。私たち自身が闇なのよ」と言われるリース。どっちに転んでも、今の任務に就いている限り、誰かと一緒に普通の人生を送ることはもう不可能っていうことは本人も痛いほど実感してるのも事実。

その辺りはフィンチの方がずっと現実的で割り切ってるし、いざというときは何もかもをスパッと切り捨てることができる人間なんだよな。リースはいったん懐に入れた相手は、男女問わずとことん大事にするし、それが両刃の剣になることもあって。スーパーハイスペックな戦闘能力を持つ男なのに、メンタルが繊細、というこの落差がね、もう、もう…!!

あと、これは演じるジム・カヴィーゼルがいいんだけれど、リースは、ちらっと目だけで相手を制したり脅したり訴えたりするシーンが多くて、目力がすごい。かと思えばフィンチといる時は眦が優しかったり、呆れたような視線が多くて。ep16で、フィンチ自らスーツの採寸をしてる時のリースの目には、感心/困惑/面白がってる/呆れてる、の表情が全部表現されてて、このシーン大好き。

そして、よく見せる、あのにやりとした悪い笑み。ファスコに対してはいつもその笑みと悪人面対応だし、最高だったのは、Ep17での、バーで「(お前ら全員のしちゃって)いいのか⁉︎」(台詞は”Really!”の一言だけ!)って言う顔!あれほんと、リースはまともじゃないよな!て思う。

really!


そのジョン・リースを演じるジム・カヴィーゼル。
過去の作品を何本か見たけれど、容姿に限って言えば、若い時は、それなりにかっこいいね、な俳優さんだと思う。全部見たわけじゃあないので、なんだか偉そうな言い方になっちゃうけれど。すみません。
それが年齢を重ねて髪に銀色が混じって、普通なら老けて見えるのがかえって渋さが滲み出て落ち着いた感じになった、不思議な魅力を放つ人。そして、このジョン・リース役が、本人と役柄がタイミング的にぴったり合って相乗効果を生み出している素晴らしいキャスティング。

そしてこの人は、伏せたり閉じてる目をゆっくり、まるでそこだけスローモーションかかったみたいに開けるのが、ものすごく美しい所作なのです。S1の撮影監督は、間違いなくその美しさを最大限に引き出して撮ってくれてるよね…!
特にep04で、アンドリュー・ベントンと差し向かいで座ってるリースが、あんたの処遇はどうしたらいいと思う?と問う場面の、伏せた目を上げるシーンがね、背景が海で反射した光が当たっているせいで蒼い目の色が際立って、本当に美しくて美しくて。ここだけずっと、飽きるまで見ていたい。



いつも撫でつけている髪の分け目の、分けきれない短い毛がぴよぴよ跳ねてるのが個人的にはラブリー。時々乱闘とかで前髪下りてるとちょっと若く見えるのも可愛い。


というわけで、ものすごく長くなったけれど、シーズン1の総括は、これにておしまい!

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