POI S2 Ep13

私はフローリングの床に直接座ってTVを見るのですが、この回はだんだん前のめりになって最後は正座、あああぁぁぁあああ、と声にならない声で視聴してました。だってさ、リースが捕った上に尋問されてやっと釈放、やれやれと思ったらドネリーにつかまり、どうなるのー!と思ったら今度は大型トラックが突っ込んでカーラ再登場、爆弾巻き付けられてカーラの指示に従い、カーターの助けを断って屋上に行ったらフィンチがいてぎりぎりで爆弾解除、そしてラストに分かった名前があれって、Ep10からのハイテンションがいつまでも途切れることなく続き、息継ぎが出来ないままさらにその緊張の上へ上へと引っ張って行かれる展開に、もうもうもうもう、どれだけこっちの心臓を弄べばいいのか!
これ以上の面白さをこのエピソード以降私は感じることがなかったので、ドラマも私の盛り上がり度もここが頂点でした(過去形なのが少し悲しい)

Dead Reckoning

リース、スノウ、カーラが乗ってるのってバスだよね?途中から高いところを走っているけどこれは高架?それとも橋を渡ってるの?
カーターが動揺する姿って珍しい
ファスコが現場からカーターの落としたピアスを片方回収してあげてる
リースってもしかしてカーラが再び現れたらしいということを一言もフィンチに話してなかったのか?こういう時リースはいっつも「これは俺の過去の問題」と言って他人を寄せつけない
グリアのおじいちゃん初登場
オルドスで生き残って捕えられたのはカーラだったけど、これがもしリースだったりふたりとも捕まらなかったらまた違った展開があったのかも
あなたのことは何もかも知っている、とカーラに話しかけるグリアなら当然リースのこともあれこれ知ってるのではないのか?
こんな目に遭わせたのはラップトップPCを売った人物だってグリアは言うけどさ、S3まで見るとそれはグリアがカーラを利用するための嘘だと思うのだが
もしカーラが今回の件に成功してたらおそらく次はグリアから名前を聞き出したフィンチを探し出して復讐しようとしてたんだよな
おつかいに行かされたスノウとリースが交渉相手ふたりに対して銃を抜くシーン。この時の、リースが腰を少し低めに落として銃を取るためスッと手を後ろに回す所作がスローモーションかかったようにゆっくりで、ここ何度見ても不思議
AFT職員の代わりに携帯の着信に出たリースのいつもと全く違う話し方がすごく好きでね…
「国防総省をハッキング!?」フィンチはサラッと言っちゃうけど、聞いたカーターはそりゃ驚くよねぇ
サーバールームにいた白衣のお兄さんケヴィン、巻き込まれて気の毒
リースがケヴィンに言う「ちょっと手を貸してくれ」の意味がまさしくその手をパッドにあてて認証して扉を開けてね、ていう意味でここは笑う
こんな状況でもスノウを説得して止めさせようとするリース。かつて自分を撃ち殺そうとした相手なのにそういう言葉をかける彼は本当に変わったと実感。見る人が見れば相変わらずリースは甘い!って思うかもですが
ヒールの足音を響かせてゆっくりと歩くカーラ、もうそれだけで彼女は怖い…そしてとっても足が長い!
リースを助けようと爆弾解除を申し出るカーター。でも、息子がいるだろう、と言われて伸ばした手を引かざるを得なくて。この時のカーターの表情が切ない
カーターを連れてビルを出るように「ライオネル」って呼びかける時のリースの声が震えてる
屋上に出たところに現れたのはフィンチだけど、リースもあぁやっぱりという顔をしてるから、ある程度は予想してたんだろうね

4話に渡って続いた話のクライマックスはリースの体にセットされた爆弾の解除。それを手掛けるのはもちろんフィンチ。爆弾の解除は初めてだし方法を口に出して進めるのが彼のやり方。それをいつもの呆れたような目で見るリース
「よし、解除番号はこの5つのうちのどれかだ」
「それは良かった(That's good.)」
「ただし3回失敗するとアウトだ」
「それはマズいな(That's not.)」
こんな状況でもユーモアがあって、口だけでもなんとか余裕さを失わないリース
2回間違えたフィンチに、

あんたいつか言ったよな、遅かれ早かれ死ぬだろうって
遅い方がいい。君を巻き込んだのは私だから
あんたに拾われてなかったら俺はとうに死んでた
さぁ、それはどうだろう
本当だ…あんたに任せるよ

Something you said once. About how sooner or later we'd both probably wind up dead.
I prefer later. After all, I'm the one who got you into this in the first place.
I'm pretty sure I'd be dead already if you hadn't found me.
It's hard to say.
Pick a winner, Harold.

"Pick a winner, Harold."…直訳は「当たりを引いてくれ」。生死をすべて委ねたリースとそれを引き受けたフィンチ。この瞬間だけは過去のしがらみも出来事も関わってきた人物も何もかも全てが消え失せ、2人を隔てるものはもう何もない。コードを間違えたら、ふたりとも死ぬ。正解だったら生き残る。白か黒。1か0。ただそれだけ。その一点にふたりがすべてを懸けている。最高に心震えてお互いの気持ちが高みに上り詰めたシーン。POI史上ここがふたりの関係のピークかと
そして3回目のコード入力、最後の1桁を押して解除に成功したふたりの緊張と安堵と入り混じった表情がね…もうね…
心配そうにビルの屋上を見上げるカーターとファスコ…と思ったら、建物の陰で起こった大爆発!
翌朝無事廃図書館に戻ってきたリース。喜んで飛びつくベアー(抱き付かれてるジムさん、素の笑顔が出てます)
「ありがとう」とお礼を言われるも、「いいんだ」と表情を変えないフィンチ。あぁいつものツンツンな彼だね。こちらも思わずにっこり


初見では気が付かなかったけれど、S1Ep01の「遅かれ早かれともに死ぬだろう」の言葉はこのエピソードで着地点を見出しているのですね。だからこれ以降はふたりはもう共に死ななくてもいいしこの台詞にこだわる必要もないんだ。でもこの台詞は最初の最初、1話目に登場したしふたりがこれからやろうとしていることを端的に表していたので、出来ればずっと根底に存在していてほしかった。ふたりの周りにはずっと死の存在が漂っているのがこのドラマには似合うから

スーツの男はマーク・スノウと確定され捜査は終結(リースとスノウじゃ容姿が全然違うからそれはかなり無理があると思うけど…)。これでサイドストーリーとして初回からずっと存在していた「警察から追われるリース」の線は消えたし、この回でグリアが初めて出てきたからこれ以降は人工知能の話を前面に押し出して次の展開へ向かうことに。その方向を楽しめたらこのドラマも面白く感じただろうけれど、私は主役のフィンチとリースが廃図書館をベースにずっとずっと一緒に活躍するのをこの先も見ていたかった。そうでなくなったことは心から残念に思う

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