世界にひとつのプレイブック

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Silver Linings Playbook (2012)


ジェニファー・ローレンスの魅力に尽きるなぁ!という映画でした。これってけっこうシリアスで重い内容なのを、描き方と音楽でホッとできるものに見せていると思うんです。ひとはひとりでは生きられない。人はそんなに強くはない。ダメな時も、どうしようもない時もある。それでもまた立ち直れるよ、っていうメッセージ。

それにしても登場人物がみなしゃべるしゃべる。言葉の応酬かってくらい、それはもうすごい勢いでしゃべりまくってます。たぶん字幕はそれに追いついてない。特にティファニーがパットの家で、賭けの対象をアメフトとダンスコンテストの両方で勝利、と交渉が成立するところなんて、しゃべる勢いもすごいけれど、ジェニファー・ローレンスが言葉の力技で相手から承諾を奪ってくる勢いがすごい!このシーンは彼女の独断場で、後ろに立つパット役ブラッドリー・クーパーは完全に食われてました。

ラストのダンスコンテスト。評価が低くて周りの出場者から慰められるも、彼らの賭けに勝つための目標は平均スコア5.0越え。それが達成されたと分かった瞬間のパットとティファニーの喜びようと、周りの「点数低いのになんでそんなにうれしいの?」な落差がおかしかった。

しかしさ、パットの父(ロバート・デ・ニーロ。息子を愛すやり方が不器用で最後はホロリとします)が、自分の負けを取り戻すために、自分の力は一切関係ないアメフトの試合結果を賭けの対象にしちゃうって、どうなの?家族間のトラブルがどうにもこうにも解決しないから、藁にも縋る思いがあるのかなぁとは思いますが。


この写真、なんでゴミ袋みたいなのを身に着けてるんだろう?って思ってましたが本編見たら本当にゴミ袋だった。

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ティファニーの姉役にジュリア・スタイルズって、まるで本当の姉妹に思えるくらいでこれもうぴったりすぎて感心でした。キャスティングの勝利!

ジェニファー・ローレンス。「ウィンターズ・ボーン」を見なければ。

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