POI S1 Ep16

Risk

S5の展開がハードなので、初期のPOIを見たくなりました

冒頭からフィンチがメジャーを肩に回してかけてる上に、突っ立ってるリースのスーツの裾を測ってるシーン、しかも部屋はほぼ真っ暗で、私初めて見た時「???」なオープニングでした。フィンチってこんなこともできるの?ってDVDを貸してくれた友人に尋ねたら、「この後子育てもするから!」って言われてますます「???」でしたが今となっては懐かしくもあります。思えばS1は色んな状況がてんこ盛りだったなぁ
スーツを仕立てることが、「これは本当に必要なことなのか?」と言わんばかりに呆れたような顔のリース。伏せてる目をゆっくり開けるのもこの頃はよく見られたねー
「ウォール街の知識はないぞ」って言うリースに金融の本を渡しながら「金融業に必要なのはハッタリと上等なスーツ。スーツの方は問題ない」
「スーツ『は』」って言われたリースはムッとしてフィンチを軽く睨みながら開いてた本をパタンと閉じるのですね。負けん気の強い彼はこの後絶対完徹してフィンチから渡された本をみっちり読みこんだに違いない



今回の廃図書館のシーンはたいがい夜なせいか、最初から最後までずーっと暗くて。しかも青いような灰色のような不思議な色合いで、これ撮影時のライティングがいつもと違ってない?ていうくらい薄暗い…
大口顧客のアセット・マネージャー、ジョン・ルーニー(リース)の世話を2日間しないといけなくなった対象者のアダム・ソーンダースが「どうせヘアジェル付けてピンストライプのネクタイした奴だろ」って言うとちょうどそばにいてそれを聞いてたリースが「実際はグレンチェックだけどね」と。しかしヘアジェルは合っているのであった(笑)
ヴァターネン製薬のCEOに有罪判決が下るニュースがアダムの職場のTVで流れるんだけど、これはS1Ep06でゾーイとリースが解決した事件なんですね。この繋がりうまいなー
リースがアダムと一緒にいるので留守してるアダムの部屋に不法侵入するのはフィンチ。リースと違ってまだこの頃はそういう面は素人同然の彼がそういうことするのはドキドキしますね
そしてS4、5あたりではもうまったく聞かれなくなった、リースの語尾を上げる話し方。自信満々で、俺に何か間違っているところがあるとでも?と言わんばかりでまさしくジョン・リース。とても魅力的で、これ本当に本当に大好き
タクシーの運転手に化けてカーターを乗せたフィンチがメーターを倒して発車。驚いたカーターが「ちょっと、料金取るわけ!?」と言うとフィンチが「チップもお願いしますよ」と返すのには何回見ても爆笑
フィンチがあんだけ手間暇かけて誂えたと思われるウォール街向けのスーツなのに、2回目にアダムの職場を訪れたリースはもういつものネクタイなしの黒スーツなのはなぜ!もっと着とこうよ、もったいない!
天然ガスのパイプライン敷設に投資って「ボーン・スプレマシー」にも出てきた。割と普通の投資対象なのだろうか
アダムのことを「子どもの時から父親から送金されたお金は1セント残らずすべて使わず貯めて、その金で夜間学校を出て今の職に就いた。彼は未来を買ったのさ」。そう言った後見人のボブ叔父さん。まじめにコツコツ努力してきたアダムにとって、会社が不正を働いていることは許せないし知ってて見逃すことはできなかったんだろう
この頃劇中に流れる曲も、S3以降はもう聞かれなくなりました。この頃のフィンチとリースはまるで箱庭のような廃図書館でふたりきり。してることも人助けがメイン。今となっては何もかもがとてもとても懐かしい。見てると涙が出そうです
アダムをかくまうために連れて行ったのは以前ホームレスしていたリースがいた場所。こんなところにアダムみたいな若造が高級スーツでうろうろしてたらそれこそすぐにでも身ぐるみ剥がされそうなんですが、大丈夫なのか
ここで4か月過ごした、とリースは言うんですが、1話目のボロボロの服にぼさぼさの髪の状態からいって、私はリースは1年以上宿無し職無し酒浸りな日々を送ってたと思ってたんですが、実はリースがニュー・ロシェルに行ったのは2011年2月、フィンチがリースを雇ったのは同年9月。つまりホームレスしてたのは1年もなかったという。まぁあのまま放っておいたら彼はほんとに死んじゃってただろうからフィンチはあの時点で声をかけたのかな、とも思いますが、そんなに短かったんだ!?とびっくり
インサイダー取引をしているアダムを執拗に追ってたSECの人間。でも実は彼はアダムの上司ポールとつるんで株の空売りに加担してたんですねー。だから真実を公にしようとしたアダムは殺されそうになったというわけなのでした。ポール達の会話を近くに停めた車の中でしっかり聞いていたのはフィンチ。



「お金じゃなくて家族がほしかった」。そう言ったアダムに、一生懸命働いてお前を支えてくれた叔父さんがいるだろ、とリース
「失った金は必ず返すと叔父さんに約束したんだ」。アダムのその言葉で、彼が携帯で叔父さんと話をしたせいで居場所がバレたことに気付くリース。まったくこの人はこういう部分はとても敏いし鋭いし、物語的にもこの展開はうまいし面白い
暴落したトライタクの株をフィンチがハロルド・クレインとして匿名で買いまくって株価がどんどん上昇、空売りした400万株を買い戻さないといけないポールは焦るんですが、ポールから電話を受けたフィンチの大富豪然とした態度、というか電話での口ぶり…"This is Harold Craine, yes?"「ハロルド・クレインですが何か?」って、リースとはまた違った類の上から目線なものの言い方…がもう最高でね!フィンチってこういうふりをさせたらもともと本当に金持ちなのもあるけどダントツに映えます
事件解決後、リースはホームレスのたまり場に戻って、襲撃の後片付け。お世話になった女性ジョアンに、ずっと言えなくてすまない、自分が必要な時に助けてくれてありがとう、とようやくお礼を伝えることができて。たぶんS1Ep01の、地下鉄で乱闘→8分署にしょっぴかれる→保釈されてフィンチに出会う、の流れでその後ここには戻ってこられなかったんでしょう
今あなたの面倒を見てくれてる人はいるの?と聞かれて、いい人がいるんだ、と。それをインカム越しに聞いたフィンチの表情。とてもいい。あーS1はやっぱりリースの物語ですね。そして見ててそれがとても心地よい
で、最後の最後に実はこの騒動は裏でイライアスが手を引いてたことが明かされるのですが、なんで?3億ドルを動かしたのは資金が欲しかったから?

ちなみにアダムの職場ベイラー・ジムの外観とその前の広場ですが、なんか既視感あるなーと思って調べたらやっぱりで、S1Ep01でフィンチがホームレス姿のリースにマシンの説明をして対象者ダイアン・ハンセンの姿を離れて見ていたシーン、同じエピのラストでカーターが路肩に止めたパトカーに逮捕したアントンを押し込んだシーンと同じでした。さらにこの建物と広場があるブロックの交差点は、S1Ep01ラストとS1Ep22ラストの、リースが監視カメラを見上げる場所でもあります。たぶん広くて機材を広げるのに便利な場所だからじゃないかな~と勝手に推測。というのは自宅の近くでドラマや映画やCMのロケしてるのをよく見るのですが、大きなトラック何台も使って、そんなに必要なの!?ていうくらいたくさんの機材をどっさり持ってきて撮影してるので。

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