ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

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Fantastic Beasts and Where to Find Them (2016)


ハリー・ポッターと言ったら仕事で本屋にいた時めちゃくちゃ予約を受けまくって、発売当日は売って売って売りまくった思い出しかない…のですがなぜかこの本のことはほとんど覚えてない。あんまり人気なかったのかなぁ。
そして私は読書は好きだけどなぜかファンタジーだけは子供のころから読んでこなかったので、あまり夢を抱くことのない現実的な大人になってしまった。

ということで、この映画もそんなに乗り切れなかった。空想の生き物が出てくるとさらに乗り切れないっていう…ほんと残念な大人だなって自分でも悲しくなってきますが。
ただし、エディ・レッドメインの演技は本当に本当に素晴らしかったです!やせっぽちの体を青いコートに包み、ちょっとばかり神経質でちょっとばかり人付き合いが苦手で、でも動物とは心を通わせることはとってもうまくて。全編エディ・レッドメインのプロモーション映画だった。あの独特な上目遣いに薄い色の目をカメラが何度もとらえてて、これ、ニュートのキメ台詞ならぬキメ表情だなと思いました。

しかし映画自体はちょっとバランスが悪いように感じてしまって。ニュートが逃がしてしまった動物を探すのがメインなんだけれど、終盤はクリーデンスの正体が明かされるのとパーシバル・グレイブスとクリーデンス・ベアボーンの関係とふたりの対決を描くのにけっこう時間を費やしてて、ちょっと主題がとっ散らかってしまった印象が。
あと、グレイブス=グリンデルバルドていうのがラストに明かされたけれど、冒頭で髪の白いグリンデルバルドの後ろ姿のあと、すぐにNYにいる髪の黒いグレイブスの後ろ姿が映って、このふたりは同一人物なんだって分かったから、ラストの正体を明かした部分に特に驚きがなかった…。

そのグレイブスを演じるコリン・ファレルとクリーデンス役のエズラ・ミラー。どっちもファンタジーって感じの役者さんではないと私は思ってたので、このキャスティングには驚いた。エズラはどんな映画に出ても闇が深い感じするな。コリンも悪役顔なので、そう考えるとこの映画でのキャスティングも案外ぴったりなのかもしれない。
あとグレイブスの着るコート(?マント)の造りがめっちゃくちゃ凝っててものすごいおしゃれだった。

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