アウトランダー

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Outlander (2008)


ドラマではなく映画の方です~。
ストーリーからいって、絶対テレ東平日お昼に放映のB級映画って印象だし実際珍品ではあるんですが、見てみたら良い意味で意外とベタな王道ファンタジー、そこにSFが足された世界とでも言えばいいのかな~。音楽も重厚で。imdbでのジャンルは"Action, Adventure, Sci-Fi "ってなってます。
ファンタジー世界の描写は「ロード・オブ・ザ・リング」を超えるものは今までもそうだったしこの先も当分出てこないだろうと思っているので、この作品に及ばず、このジャンルの映画の描写はどんなものであっても咎める気はまったくありません~。8世紀のノルウェーってことで、むしろこの映画はドラマ「魔術師マーリン」の世界観に似てるなと感じました。あっちは10世紀のイギリスですが。あれこれ盛りすぎな感もあるけど、なんとかうまいこと、というか無理矢理?2時間で収めてます。あと、大自然がめっちゃきれいだった!ロケ地はカナダとノルウェーです。

ストーリーはいたってシンプルで、よそ者(=アウトランダー)のケイナン(カヴィーゼル)が、一緒に戦って功績をあげたことで仲間として認められて最後は皆で協力して宇宙からの生物をやっつけました、という内容。ケイナンが「モアウェン」と呼ぶモンスターは、思いっきり「エイリアン」のビジュアルに似てたし、どばーっと出る液体は緑色でいかにもだし、その巨大なモアウェンを捕えて油まみれにして火を放ってごうごうに燃やしても生き残ってたのに、最後は高い滝から落としたら死ぬんかい!というのがいちばんの突っ込みどころでもありましたが。
しかし何回も言いますが、ベタで王道なストーリーが展開されるお約束のストーリーです。

で、王様のロスガー(ジョン・ハートだ!)が殺され、てっきりウォルフリック(ジャック・ヒューストン)が後を継ぐのかと思いきや、ラストは彼も殺されちゃったのは驚きでした。つーか、ケイナンと一緒に戦った仲間全員死んじゃったよ…。さらに、ケイナンが地球に残る選択肢をしたのもびっくりだったんだよね。てっきり故郷に帰るのかと思ってたから、最後に通信機器をぶっ壊しちゃったのには「えぇ~!」ってなった。王様の一人娘フレイヤ(ソフィア・マイルズ)が実質ウォルフリックの許嫁に近い人物だったのに、事故とはいえ自分が持ち込んだモアウェンのせいでウォルフリックやその他多くの人が殺されたことに責任を感じたからかな、と解釈しました。
どうやらケイナン自身も家族も亡くしてしまっているようだし。終盤、妻を水葬のような形で弔って区切りを付けられたのと、村の民は長を失い故郷も捨て去り、今後立ち直るにはそうとうな時間と労力が必要だろうから残ることにしたのかなぁ。まぁでもなんだかんだいってケイナンもいつの間にやらこの世界に馴染んでるし、今後も大丈夫ですかね。
というか、ジム・カヴィーゼルの役柄における伴侶や恋人を失ってる率の高さといったら!大抵の映画で死んでるショーン・ビーン並みなんじゃないかと。

個人的には捕まったケイナンにパンのかけらを手渡した少年エリックが好印象でした!ジムさんは小さな子に向けるまなざしがいつも優しいね。女性に対しては……あんまり色っぽいシーンにならないのはなぜだろう?(笑)

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子どもと異星人

しっかしさ、冒頭でそこがノルウェーで使用言語もノルウェー語ってちゃんと言ってんのにケイナンが話した第一声が英語って、安定のハリウッド映画でした(苦笑)。
あっそうそう、ケイナンが自分の剣を貸してあげたエリックに「壊さずちゃんと返せよ」っていう台詞、「007/スぺクター」でも出てきたけれど、"Bring it back in one piece."ってお約束の決まり文句みたいな一文って感じかな。

この映画のジムの見どころはどこかと問われたら、二の腕と案外細い手首と素足って答えておきますね!ベアフット~♪
それにしても、こんな美形が空から落ちてきたら私ならすかさず拾って家に連れて帰っちゃう。


子どもと異星人、アウトテイク

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