POI S3 Ep14、15、17~19

Ep14
これはね、ほんとにね、しょっぱなからどうしてくれようなエピでしたね。フィンチと、リースが、ふたりで、おめかしして、夜に、相合傘で、デート!!(最後のは違う)


死んだ。


ちょっともうこれ以上は感想書けません。うん。
でもさー!ショウのセリフがまったく違う意味になってて、そうじゃない。そうじゃないの!そうじゃなーい!!と大声で言いたい。字幕も吹替も
「せっかくときめいてくれてるとこ悪いんだけど、そろそろ出かけないと遅れる」
って言っててこれじゃ白のドレスで現れたショウにフィンチとリースのふたりが驚いて見とれている、な訳になっちゃってるけど原語は全然違っててそれどころか
"Hate to interrupt this mildly erotic moment, gents, but the invitation advises us not to be late."
「ほんのりエロい雰囲気のところ邪魔して悪いんだけど、招待状には遅刻厳禁ってあるわ」
ですから!ほんとに!!もう!!!なのに当の本人たちはそう言われて「……?」ていう顔。この無自覚っていうのが最高に死ぬ。私の語彙力も死にました
さらに美術館の入口で受付の女性から「彼、ゴージャスね」って言われたフィンチの得意そうな顔!でも実は私はここまででれっとしてるフィンチは好きじゃないの。リースに対してはいつもツンツンでちょっと冷たく突き放す感じであってほしいのよね
メトロポリタン美術館でのセレモニーという設定ですが、エントランスの階段を上がるシーンは違う場所で撮ってます
冒頭でリースの銃火器類は全部ショウに処分されてしまったシーン。「俺の……(いつもの引き出しを開けて中が空になっているのを見て)ここにあった武器は?」なリースは爆笑だし、あ、そういやこのエピ内でリースが銃を撃つシーンってあった?まぁリースが武器無しで現場に出ることは絶対ないだろうけど
このエピは初めて使う3Dプリンタにわくわくのフィンチ、伊達メガネと付け髭がすげぇ似合わないリースという笑いどころもありますが、しかしそれ以外は内容がいまいちでして。そもそもオリンピックの体操の銀メダリストが犯罪者という時点ですぐ身元が割れてバレバレじゃんっていう。物的証拠がないだけで逮捕を免れてるだけだよね?しかも今回はなんで都合よく盗みたい品物がある部屋の天井におあつらえ向きの棒が渡してあるの!そしてかなりの数の罪状があるリンをずっと追って来た刑事があんなに簡単に彼女の身柄を自由にしちゃっていいの!?もーほんとこのエピは隙だらけで突っ込みどころ満載でワケわからないです
そのリンの後を付けたリースがベアーと一緒に歩くシーンが冬の枯れ葉舞う住宅地にマッチしすぎてめちゃくちゃ美しい。ハイブランドの男性用コートの宣伝か何かに使えそうなくらい絵になるね
娘が人質になっているからとはいえ、対象者に協力してフィンチたちが盗みをはたらくという例外中の例外、かなり異色の回でもありました
最後は全員セーフハウスに集まり、暖炉の火がともる前でグラスにウィスキーを注ぎ、亡くなったカーターに静かに杯を捧げるというしんみりしたラストでしたが、ファスコの「俺たちいいチームじゃないか。また何か盗もう。金塊はどうだ?じゃあ王冠なら?」の言葉が皆を和ませてくれました

Propellerheads --- Take California


Ep15
シモンズを逮捕したことで八分署内でのファスコの株は急上昇
今回は珍しくフィンチが現場に出て対象者を追います。911コールセンターに配属の新人さんってことで、胸に「訓練中」と書かれたグレーのシャツを着用。でもただの「ハロルド」で名字は出てこなかったんだよねー。どの鳥の偽名を使ったのかしら
フィンチが対象者サンドラに言う
"I understand you won't give up on Aaron. I won't give up on you."
がすごく好きで!君がアーロンを諦めないように、私も君のことは絶対にあきらめないっていうフィンチ。こういうのとてもとてもよい
アーロン少年を助けに来たリースとショウ。ショウはここで、もうチームから死人は出さない。チャールズ・ブロンソン気取りはやめてってリースに言うんだけど。ショウみたいな若い女性がチャールズ・ブロンソンを知ってるのも驚きだったし(アメリカでは誰もが知ってる国民的ヒーローみたいな存在なんだろうか)、ショウから見るとリースの行動は自己犠牲なんだなぁ、と。そもそも一匹狼のリースがチームで動くのって合わないと私はずーっと思ってるので、爆弾の解除でもなんでも彼の好きにさせてあげればええやん、て思うんだ。行動を制限されるとリースは俺の魅力もいつもの無双も発揮できないよぅ
そしてこの場所の壁や天井が真っ白なせいでリースがすごく美しく見えるのですが……欲目かな?
最初から最後まで声だけで指示を出してきた男の正体は結局最後まで分からず、しかもフィンチの携帯に直接コンタクトを取ってきて、次が楽しみだと言い残した相手。いったいどんな人物だったのでしょう?としれっと書いておきますね

続くEp16はすでに二度レビュー済みです


Ep17
エピのタイトルが"/"(Root path)であることからも、ルートがメインのストーリー。対象者サイラス・ウェルズの過去にルートが関わっていたということで、前とは違ってきている彼女の変化が描かれた話かなぁ
入室するにはサイラスの網膜スキャンが必要な部屋にあるチップを奪うのが今回のグリアの目的。そしてグリアはまんまとチップを入手して立ち去るのですが。サマリタン関連の行動は今のところみんなグリアの思い通りになってて、フィンチたちはどうにかしてひとつでも止められなかったのかな、と思う。リースはルートのことは無視して対象者に絞って行動するべきだったよな、とも。マシン側の人数が増えたことでかえって行動がまとまってないというか、的が絞り切れてないというか。残念
今回の対象者は非常に興味深くて。親友を殺されて金儲けに興味をなくし、全財産を寄付して自分が経営してた会社のビルの清掃員として働いているという人物。フィンチも以前は金儲けに費やしていたけれどマシンを開発して親友を亡くしているので似ているとは思います
サイラスは長い時間をかけて、こうなったのは世の中の物事はあらかじめそう起きるようになっているから、という解釈に行きついてどうにか自分を納得させている。そうでも思わないととても正気を保っていられないんだと思う
サイラスのこの描写を見て、私はフィンチはマシンの開発とネイサンの死についてはどう解釈しているのだろうか、というのが気になった。後悔とか罪悪感とか贖罪とかいろいろあるだろうし実際そういう面は断片的に描かれてきたけれど、ネイサンのことだけでなく、ドラマ全般を通して私はもっとフィンチの心情を知りたかったな
最後にフィンチはルートに歩み寄ろうとするのですが、ルートはその申し出を受けずに旅立ってしまったのでフィンチの好意がないがしろにされてしまって悲しかった。なんでー!って。今までルートの考えや行動を否定して認めようとしなかったフィンチがここで初めて歩み寄ったのってすごくない?マシンに対する考えは絶対に曲げないけどルートへのほんの少しの好意的な姿勢を初めて見せたわけで。それがいいか悪いかは私には分かんないけど。ここがフィンチとルートの関係が変わった瞬間でもあったかなぁ。同時にマシン側はさらにルート主導で話が進んでいくことになります

Ep18
これもショウがほんのり主役の話。ファスコとショウが組むといつもちょっぴりユーモラス
フィンチの偽名、キングフィッシャー(kingfisher)はカワセミ
窓から飛び降りたリースにファスコの「保険入ってるかな」の台詞と、それを聞いたショウが「……」て顔してファスコを見るシーンが笑えます
そしてこの回ではリース君久しぶりのコスプレ!ひゃっほーい。消防士は男の子の夢、ってファスコがウキウキしてるのもあって、あんまり緊張感のないお茶目なシーンな上、ナイフを構えてやる気満々の敵の膝を一発撃ちぬいてさっさとコトを済ませたリースがとってもインディ・ジョーンズでした
ルートはマシンを「解放」したい、グリアはサマリタンを「管理」したい
パスポートを持っているけど国外に出たことはないファスコ。オープニングでショウにさんざん「もっと外の世界を見たら?」といじられてたけれど、ラストでファスコは今日がイランの旧正月だと伝えて両親がイラン出身のショウにシャンパンを奢る。そして「NYのいいところは海外に行かなくても色んな文化の人に出会えることだ」と言うファスコ。誰もが気軽に、もしくはしょっちゅう海外に行ける人生を送れるわけではないし、ファスコだって例外ではない。それを知りながらNYに根を下ろし、地に足のついた人生を送っている庶民のファスコ。彼の人生はごくごく普通だけれど、S5ラストまで見て振り返るとそんな平凡な人生の彼がたまらなく好きで、同時に安心もします


Ep19
対象者マシュー・リード役のネスター・カーボネルは「LOST」でリチャード・アルバート役だった人ですね!タイムリーすぎて笑っちゃいました。ソーヤーからは「アイライン」ってあだ名をつけられてた人(笑)。天然アイラインならリース君も負けてはいないと思うの
冒頭で一人目の対象者を守れなくて戻ってきた廃図書館で少し離れたところから"Sorry, Finch..."の忠犬っぷりなリースがほんとうにもうすごく好きだ
今回出てくるギャリソン議員は意外にも最終話までちょくちょく登場なので実はけっこう重要な人物。まったく気にせずスルーしてましたが、彼の動向にも注意を払ってみておいた方がいいなぁと思う次第。でもなぜ彼がコントロールにごちゃごちゃいちゃもんつけてきて結果コントロールがピーター・コリアーの資料を破棄し、ノーザンライツをシャットダウンするよう命じることになったのか?政府が国民を監視していることをコリアーが公にしたから、で合ってる?
終盤、化学室で撃ち合いになってショウが室内にあるもので即席で爆発物を作って投げつけてリースが「化学は苦手なんだ」って言うけれど、いやいや特殊部隊(グリーンベレー)出身でそれはありえないでしょ。今回はリース&ショウ、フィンチ&ファスコのペアで行動だから別々だったし、もっとリースをフィンチのそばで活躍させてくれーって思います
ワシントンD.C.へ向かう長距離ドライブのお供にファスコはAC/DC(ヘヴィメタル)とディクシー・チックス(カントリー)のCDを持ってきて「どっちがいい?」とフィンチに尋ねてきて、それを見たフィンチがげんなりした顔をするのだけれど。じゃあフィンチはどういう音楽が好みなのか?という謎は続くEp20でちゃんと明かされました。こういう流れは、視聴者の些細な疑問を救いあげてくれて好きだ。S1、2はそのあたりがていねいに作ってあったと思うし、S3以降は大味になったなぁとも


レビューはいったんここで切ります。この後のEp20~シーズンフィナーレは本当に辛い展開なのですが……でももう一度見ておかないと気が済まないので。
ドラマの視聴なんて言い方は悪いけれどしょせん娯楽(エンターテイメント)なのに、なんで私はわざわざ辛い思いをしてこんな決死の思いで見てるんでしょうね?もっと明るい内容のものを気軽に楽し~く見ればいいのにーってたまに思うけどでもS3は今このタイミングで見ておかないと時期を逃しちゃうという気がして。それ以上にこのドラマは真剣に向き合いたくなる魅力に溢れてると思ってます。



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コメント

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お久しぶりです

トリみどりさん、こんばんは!

実は身内の入院手術沙汰があり、バタバタしていて海外ドラマが見れませんでした。
今やっと時間ができたところです。
パソコン使うのもほぼ二ヵ月ぶりです(^^;)
パーソンはS4の一話を見たところでストップしてました。
ストップしてから一か月以上たつので、話を忘れかけてる!!!
ただでさえ複雑な話に私の頭はついていけてなかったのに・・・(:_;)
どうしようどうしようとオロオロしてます(笑)
できるならば、最初から見直したいくらい。
トリみどりさんのレビューで記憶の整理をさせていただきます(^^ゞ

こんばんは

ちびくまさんこんばんは!GWいかがお過ごしですか。ご家族の入院手術があったとのことで、お疲れではないでしょうか。無事のご快復をお祈り申し上げます。


さてさて。めまぐるしい展開のドラマは間を空けると今まで見てきた内容を忘れてしまいそうなの、よく分かります。どっかに落ちてないですかね?こう、「3分でわかるPOI S1~3」みたいな動画。
私のレビューが少しでもお役に立てれば良いのですが。

最近TVドラマばっかりでちょっと映画がお留守になってます。見たい気持ちはあるのですが、映画館へ足を運ぶことが少なくなりました。
レンタルだけでなく、オンデマンドでも気軽に見られるから自然とそっちに流れますね。我が家はしっかりAmazonプライムの恩恵にあずかってます。年会費払うだけでこんなに色々見られるなんて、ありがたいし便利すぎてもうやめられないです~。