シャーロック シーズン4

Sherlock Season 4 (2017)

Ep03のラストシーンを見たら、このドラマはもうこれが最後でいいかなって。
あとEp03は森博嗣の「すべてがFになる」だなぁと思った。日間賀島~。

……うーん、原作があって、それはとても有名な「シャーロック・ホームズ」で、そして私はまったく原作に詳しくないしあれこれ細かい点を突っ込むことなどできないのであくまでドラマの感想だけど。
……あのね、メアリー、出しゃばりすぎじゃないですか?死んでなおDVDや幻影として出てくるし、Ep02では死んだ彼女がジョンにあれこれあれこれ話しかけてくるのがもううるさくてうるさくて我慢ならん!てなって、最後のほうはゲンナリでした……。あれがなければもう少し好意的に見ることができたと思うのですが。
彼らの周りには友人だったり仕事仲間だったり色んな関係のひとたちがいるんだけれど、シャロとジョンのいちばん近い距離にいる人物が、見ているこちらの共感を得られない人物なのがもう苦しくて苦しくて。違う、そうじゃない、あなたじゃないの!と言いたくなってしまうのです。
ふたりが立ち直る過程がメアリーによって、というのもダメで。今までシャーロックはジョンに依存気味な傾向だなぁと思いながら見てたけど、Ep02見たらジョンもじゃん、共依存じゃん!って。わたしは自立した大人の男が好きです。そのせいもあって、ハドソン夫人のかっこよさが際立ちました。男前じゃー!
ジョンも妻を亡くして悲しみにくれているのは分かるけど、育児に向き合わずロージーのお世話を他人に任せてしまってるのでなんだよ男はいい身分だよなぁと正直思いました。

んんー、きっと私だけじゃないと思うけれど、S1、2の時のような、事件が起こってシャーロックとジョンのふたりで解決をする。レストレード、ハドソン夫人、マイクロフト、モリー、アンダーソンといった人たちが彼らを取り囲み、その人たちと関係を築き上げ、それが様々なかたちに変化していく、そういうドラマじゃダメなのかな?私の頭が悪いからだんだん話が難しく複雑になっちゃって、以前のような展開を求めちゃうのかな?

それにしてもS4は画像の美しさが非常に際立っていました。特にEp02における青色は素晴らしく美しかった。
あと、ふたりが会話をしながら夜通し街を歩くっていうのが個人的に大好きなシチュエーションなので(「ビフォア・サンライズ」(1994)は最高ですね)、シャーロックとフェイスのふたりが夜~夜明けのロンドンを歩き回るシーンが大好き。

個人的にはEp02に出てきた台詞、
"Your life is not your own. "
きみの命はきみのものではない
は他のドラマの別の登場人物のことを思い出して胸にずっしり来ました。色んな意味で。

派手に爆破された221bはもとどおりに修復され、またこの部屋を依頼人が訪れては事件を解決していく様子が描かれたけど、引っ越したりシャロとジョンの関係が解消されるのではなく、ふたりの関係はあの爆破でいったんリセットされて、再び同じ場所で一緒にやり直すことを意味していたと思うな。

モリアーティの吹替はなんとマーベル映画のコールソン役でおなじみ、村治学さんでした。言われてようやく気付いた次第。全っ然違うね!さすがプロのお仕事です……感嘆。

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コメント

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No title

こちらにもお邪魔いたします。
でも、さっき話しちゃいましたね(笑)

ほんとにねぇ…。私も原作はほぼ読んだけど全部忘れた(中学のときだったし)ので、本当はもしかするとあれこれ楽しめる要素があるのかも…とは思うんですけど、無理。
S3からごめんやけど、無理でした。
でも、S1、2は大好きです。

というわけで、これからepisode3を見ることにします~。

原作あってのドラマではあるけれど

「原作をしっかり読んでないと面白さが分かんないよ」に行くのか、「原作を知らなくても楽しめるよ」路線に行くのか。ゲイティス&モファットは前者を選択したのかなぁと思いました。でもそれにしてももうちょっとメアリーの描き方はどうにかならなかったのかしら!?少なくとも同じ女性の共感を得られないと、いくらシャロとジョンに魅力があってもファンがついていくのは難しいと思うの。

そういう意味でS4はちょっと、いや、非常に残念。振り返ってみればS1、2はどのエピ、どのシーンも傑作でした。あんな完成度の高いドラマはこの先しばらくお目に掛かれないと思います。そういうドラマに出会えたことは今も心から感謝しています。

武田さんのEp03の感想きかせていただくの楽しみです。