POI S1 Ep12

Legacy



冒頭でカーターとリースが落ち合ったのはLyric Diner(リリック・ダイナー)。S1Ep05のエッグ・ベネディクトのあそこです。このダイナーはいったん閉店してオーナーが変わって再開店したんだけど前とはガラッと違うメニューにしたら客足が落ちたらしく、残念ながら2016年に閉店してしまいました(いつかここを訪れてエッグスベネディクトを注文するのが夢だったのに……!)が、今もまだGoogle Mapsのこちらで店内の様子が見られます
「『撃ってごめん』って書かれたカードが売り切れてたの」……カーター刑事ならではのジョーク。そんなこと言われてるのにリースくん、カーターとやっと正面切って顔を合わせることができるようになってすごく嬉しそう
「私は警察よ ルールがある 破れないルールが」…そう言ったカーターはリースになぜ自分に正体を明かしたかを問うと、「心の舵が正しい方向を向いてる」からだと。リースがカーターの中に見出したこの点は最後まで決してブレることはなかったし、S3Ep11以降のリースの指針にもなっていると思う。カーターさんもこんな風に真正面からまっすぐの視線で言われたら、リースからの頼まれごとを断れないですよね
ところで冒頭のリース君、シャツの色が薄い紫色……?S1Ep05での雨の中判事さんの息子を助けた時の紫シャツと同じかな?
今回の対象者、アンドレア・グティエレスは青少年を専門に弁護や保釈の手続きを進める弁護士さんなのかな、と私は思ったのですが、そうするとリースのような年齢の人間の依頼はイレギュラー? そして今回のリースのカバーIDは、過去に犯罪歴があり現在は保護観察下に置かれているという状況らしく。フィンチが造ったニセの身分のデータを見ると



ジョン・フライエル
逮捕日 1984年2月1日
誕生日 1937年2月4日
逮捕時の年齢 46歳
社会保障番号 955-39-78403
逮捕時の管轄署 116分署

身体的特徴
人種 白人
性別 男性
身長 5フィート10インチ (177cm)
髪の色 白
髪質 直毛
目の色 青
傷、痣、タトゥー なし

ってなってるけどなんで誕生年が1937年?? 髪の色が白???
上司を訴えたいというリースにアンドレアから「その上司はどんな人?」と尋ねられれば、「人を操るのがうまく 秘密主義 俺とは気が合わない 金持ちで孤独を愛している 金があるから何とか社会生活を送れてる つまりは変人だ」と散々な評価。インカム越しに聞いてるフィンチも、へぇ、なるほどね、みたいな顔で皮肉な笑顔を浮かべます
「大丈夫、ひとはいつでもやり直せるわ」アンドレアの言葉を聞くリース。その時バックには"Mr. Reese"がほんのわずかですが流れるんだよね……この台詞は何度も出てくるので、このエピでのテーマだと思われます
「刑務所に入ったことは?」「この国ではない」……いつか回収してほしかった、リースの過去がちらりと垣間見える台詞
図書館で仕事中に襲われたアンドレアをリースはセイフハウスに連れてきますが、この部屋は結局1回限りの登場だったのかな……? そしてここにもやっぱり壁に大きな時計がかかってて、このドラマの美術担当は巨大な壁掛け時計が好きなのか!?



ラスト、アンドレアから「もっと安全な仕事についたら? 他人を命がけで救うなんて」となかば呆れたようにも言われたリースはしかし「やり直すチャンスがあると信じてるのは きみだけじゃないんだ」と言い残して彼女の前から去る

カーターとファスコ、お互い内偵を頼まれているのが同じ男(=リース)からとはまだ知らないからそれぞれ相手を疑っている

このエピのサブストーリーは、今回初めて登場したネイサン・イングラムの息子、ウィリアム(ウィル)とフィンチの関係。演じるマイケル・スタール=デヴィッドはちょっとダン・スティーヴンスに似てるね?
ウィルは父がひとりで住んでいた家に戻りますが、近々売却を検討中。よって部屋にまだ残っている荷物の整理の真っ最中。このネイサン・イングラムの自宅、カットされてしまいましたがS1Ep01でフィンチがリースに用意した家でもあります



そしてこの家の中にはなんとプールがある!どんだけ豪邸なんだ



プールに映り込む姿と背景の特徴ある形の窓が非常に美しく、これ監督だれなんだろう? と調べたらクリス・フィッシャーでした
ウィルの職業は医者。今は国境なき医師団や赤十字で働いているらしい。フィンチは父親亡き後のウィルの後見人みたいな立場なのかな……そんなフィンチ(ウィルの前ではハロルド・レン)をウィルは「ハロルドおじさん」と親し気に呼んでます
Ep10で撃たれフィンチに救われ、Ep11で「マシンなんかない。あんたがマシンだ」と言ったリースの表情は穏やかで、ふたりの関係は良い方向へと大きく変わったかに思えましたが、新たにウィルという人物が現れ、フィンチとはとても親密なのに彼については何も話さないどころか「分かってほしい、君には話せないこともある」とフィンチにすっぱりと言い切られたリース。心を開いてくれたかと思えば再び前と変わらないも同然の様子に戻り、リースはリースでフィンチとウィルの関係を疑うし。「私のガードは固いぞ」の言葉通り、命を助けたからといってフィンチはそう簡単に心は開いてくれないわけで。難しい相手でリースくん大変だね……そしてリースはファスコにフィンチの後を付けさせ、本格的にフィンチの素性を調べ始める


(もうこの人はデジタル一眼レフカメラのCMに出るべきなのでは……?)

父さんのことをもっと知りたい、父親の死の真相を調べたいと言い出したウィルに懸念を抱くフィンチ。彼がネイサンのことをさぐれば当然マシンのことや"ハロルドおじさん"の正体も暴かれるわけで、さてどうする。ウィルについてはひとつ飛んでS1Ep14でも描かれます

マシンの視点から見た廃図書館のアングルは珍しい……?


今回フィンチのネクタイがたいへんにお洒落。毎エピ毎エピ、いったいフィンチは何度お着換えしているのだろう


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