LOST シーズン5

LOST Season 5 (2009)

S5は、オーシャニック航空815便が落ちた年を基準に3年後、3年前、30年後、30年前のフラッシュバックとフラッシュフォワードが入り乱れていてちょっとわからなかった部分もありますが、それでもおおむね全体のストーリーは理解できた。これほんとよくできているドラマなことないですか?過去エピに出てきたシーンを今度は違う場所から同じ人物が見ている視点とか、後付けかもしれないけど辻褄があっているから感心しちゃいます。
シーズンの最初の1/3は島へ戻るためにオーシャニック6のメンバーが集められることが描かれて、6人、正確にはアーロンを除く5人はロックの死とベンの説得、というか勧誘によってついに決心するのだけど。
島から元の世界に飛ばされて戻れたロックはジェレミー・ベンサムと名乗ることになり、オーシャニック6のメンバーの元をひとりひとり尋ねて島に戻ろうと説得するのですがものの見事に振られてしまう。そりゃそうだよね、やっと帰ってこられたのに誰が戻るかっての。だけどどうしても島に戻りたいベンは、メンバーのロックへの同情心を利用して納得させるため、なんとロックを絞殺してしまいます。Ep07で描かれた、ベンがロックを絞殺して自殺に見せかけた一連のシーンはすごかった。片方の窓から差し込む光だけの病室内が描かれて、まるで舞台を見ているようでした。ベンとロックは因縁めいた関係があるとずっと思っていたけれど、この一連の流れには息を呑みました。テリー・オクィンとマイケル・エマソン、ふたりとも素晴らしく迫力の演技でした。
ベンは今までもそうだったけど、ロックの自殺で6人の同情を誘ってまた島に戻ろうと思わせる手に出たのかと思うと、どこまでも自分に都合のいいように、人の死をも用いて利用できるものはとことん利用するやり方はほんっとうにベン・ライナスという人物は信用ならないと思わせるに十分なエピでした。
だから後半、島の人々が怪物と呼ぶ黒い煙から裁きを受けて、死んだアレックスからロックの言うことに従えと言われたベンはすっごーく従順な態度になってしまったので、私としてはあまり面白くないというか(笑)。がっつり嘘つきで人を欺いてばかりの油断ならないベンを再び期待したい。
ところでベン・ライナスは地下にあった大きな歯車を回した後どうやって島を出たのかな?ロックの時もそうだったけど、いきなり元の世界のどこかに飛ばされるみたいでしたが。

で、オーシャニック6のお話と並行して、例の島は場所と時代をあちこち行き来していることが明かされるのだけど、今までのエピに出てきた人物が以前も島にいたことが次々分かって驚きでした。特にチャールズ・ウィドモアも若い時に島にいたのにはびっくり。ダーマ・イニシアティヴのメンバーとして島にいたものの「他のものたち」に追い出されたのでリーダーのベンをうらんでいるというまさかの過去。
また1988年、乗っていた船が遭難か何かして避難用ボートに乗っていたフランス人たちの中に妊娠中のダニエル・ルソーもいて。お腹にいるのはもちろんその後誘拐されてベンの娘になるアレックス。彼らフランス人たちに助けられたのが、船の爆破を生き延び海上を漂流していたジン。
その後も時代を行き来していた島は、オーキッドの地下にある、以前ベンが回して軸が外れちゃったかずれちゃった歯車をロックが直したら島が時代を行き来するのも止まったようで、でも止まったのは1974年。ソーヤー、ジュリエット、マイルス、ファラデーはそのままダーマのメンバーとなって生活を営んでいるのだけれど(まぁ生き抜くためにはいちばんベストな選択肢だろうとも)。意外にもソーヤーはその生活に馴染んでいて、周りからの信頼を得て昇格もしているらしく、3年後には責任ある立場に付いていて。S2の頃は、リーダーになるのなんか嫌だと言っていたのにね。成長したなぁ。
で、3年後の1977年に島に墜落した飛行機に乗って戻ってきたのがジャック、ケイト、ハーリー、サン、ベンと操縦士のラピーダス。でもサンはジャックとは違い、島に戻りたいのではなく夫のジンを探すのがいちばんの目的だし、ケイトもまた、クレアを探し出して連れ帰るのが島に戻った理由なんですよね。
1974年以降の世界に来て過去の人物と接触してしまったら未来が変わってしまうのではないか?と私は思うんだけど。特にダニエル・ファラデーが自分の母親に撃たれて死亡してしまったのは、ほんとにいいのか!?と思った。ハーリーも同じような疑問を抱いて映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を引き合いに出すけど、話相手のマイルズはもうすでに起こったいることだから何がどうなっても未来は変わらない、というし、ジャックも撃たれたベンを助けることを拒否したあと、自分が(ベンを)助けても助けなくても、彼の運命はもうすでに決まっているのでは?とケイトに言う。このあたりから、どうやら島にいる人々の運命は彼ら自身が決めるのではなく、島が決めているということがほのめかされてきます。
ジャックが救わないと言った、撃たれて瀕死のベンをケイトはどうにかして救いたいと必死になるその理由は、この先どんな大人になろうと子供は助けなければ、という意志から。12歳のベンを前に、ケイトとアーロンのことがフラッシュバックで描かれてここは泣けました。そしてケイトと彼女に協力したソーヤーは、ベンを助けることのできる「他のものたち」に引き渡し、ここでべンの先の運命が決まったんですね。

2007年、LAに住むエロイーズ・ホーキングの元をベンがアーロン以外のオーシャニック6の面々を引き連れて会いに行くと、彼女は島が移動することを知っていたし、それが原因で島に誰も救助に来ない、というか来られないと説明する。どうして彼女が知っているのかというと、ダニエル・ファラデーの母だから。このあたりからファラデーもまた過去に島に関わったことのある重要人物であることが分かってきて。最初は彼は科学者だから島で起こることを理論的に説明できる人物なだけかと私は思っていたので、これもまた驚愕でした。
結局表向きは生存者の救出、本当はベン・ライナスの抹殺の命をチャールズ・ウィドモアから受けたファラデーを含むメンバー4人も全員過去に島とかかわりがあることが分かったし、マイルズ・ストローメの過去も丁寧に描かれた(ほんとにこのドラマってどの人物もみな丁寧に描写してくれてるよね)うえ、まさか生存者たちがハッチの中で見つけたフィルムやビデオに出てくるチャン博士が彼のお父さんだったとは。なんとマイルズはこの島の生まれだったんだ。よくもまぁ次から次へとこんなにあれこれ過去が浮かび上がってくるもんだと毎エピごとに驚かされております。まんまとドラマの思惑にはまっておりますが、でも気持ちよく騙されております。

ということで、S5に至っては「墜落した飛行機の乗客がサバイバルするお話」とは全然違ってきているのだけど、生存者のジャック、ケイト、ソーヤー、ハーリー、ロック、サン、ジンの主要人物たちは島のメンバーとは違い、島とは何も関係づけられていない……のかな?うーん、どうなんだろう。最終話で水素爆弾を前に、爆発させる使命のために俺たちはこの島にいるんだ、みたいなことをジャックが言ってたような。すみませんうろ覚えで。でもハーリーが買って大当たりした宝くじの番号は島でも重要な番号だったしなぁ。島に関係のある人たちしか出入りできない場所でもあるようで、ベンは自分ひとりでは島に入れないからオーシャニック6が必要なんだと言っていたし。

終盤、1977年の世界でスワンステーションで採掘を続けた結果、地下の電磁波エネルギーの部分を突き破って大事故が起こってしまうのをファラデーの指摘で知ったメンバーは、水素爆弾を爆発させてそれを止める/止めない派に分かれます。止める派のジャック、ケイト、サイードは、1977年に事故が起こらなければ基地で108分ごとにコンピュータに数字を入力する必要もなくなり、オーシャニック815便も墜落せずにLAに到着するから大事故を阻止しようと言うのだけれど。もし本当に事故がなかったことになれば、全員の運命はよい方向に変わるの?
爆弾が爆発すれば島にいる人間は全員死亡するから反対と主張するソーヤー、ジュリエット。どっちの言い分も分かるし、ジャックの話を聞いたジュリエットが爆発させる側に賛成したことでソーヤーは愕然とするのだけど、計画は実行されることに。この辺りは初期の島でサバイバル中にも考えの違いからジャックとソーヤーの対立はけっこう頻繁に起こっていたから、なんか懐かしいなって思いました。そして井戸の奥に引っ張られて落ちそうになるジュリエットを必死に助けようとしたソーヤーの姿にも涙。いつも皮肉屋の彼の、ジュリエットへの想いが強く溢れ出てて。

2007年のロックはサン、ベンと共にリチャードをリーダーとする村に行き、ジェイコブの元を訪ねると宣言。しかしロックがジェイコブに会いに行く理由は、彼を殺すこと。それを知って驚愕するベン。さらに、ジェイコブを殺すのは君だ、とベンに告げる。これ私はちょっとわかってなくて、ロックがジェイコブを殺すのは何のため?
ベンは「他のものたち」のリーダーになりたかったというより、本当のリーダーで一度も会ったこともないジェイコブに認められたくて必死に頂点にい続けようとしたけれど、結局いつまでたっても認められることはなかった。ジェイコブへの憧れは憎悪に変わり、ロックの命令がなくてもベンはジェイコブを刺し殺していたと思う。ベンはいつも思いが報われない人物ではある。

で、アジュラ航空が墜落した時、オーシャニック6の他にも生存者は何人かいて(ほんとややこしい……)、彼らのリーダー格のイラーナが仲間と一緒にリチャード達の元にわざわざ運んできた箱の中に入っていたのはジョン・ロックの遺体。ではジェイコブに会いに行っているジョン・ロックは誰なのか?まさか双子だとか言い出すんじゃないだろーな。彼は本当は生きているの?それとも死んでいるの?どっち?その辺が最終シーズンの鍵を握るのだろうか。

ジュリエットが水爆を爆発させて画面が真っ白になったところに黒抜きの"LOST"の文字でシーズンフィナーレでした。今まで黒の背景に白抜きの"LOST"だったので、このラストの画面は私に強烈な印象を残しました。


このドラマの主役は最初こそ生存者たちのリーダーになったジャック・シェパードでしたが、全体を見るとジョン・ロックかな。最終シーズンは未見のでまだ分からないけれど、同時進行する色んなエピソードに彼だけが多く関わっているしリーダー格の器もある。どことなく人生悟った感じもあって、島全体や近い未来の全体像とか人間関係をしっかりつかんでいて、こう、大局を見ているというか。それも今までいろいろあったからこそ身に付いたものなのかもしれないけれど。
公式サイトを見に行くとトップページで登場人物全員の姿がずらりと並ぶのを見ることが出来るのですが、ロックは真ん中に立ち、そして彼だけが後ろ姿。これってとても不穏すぎる……!彼の運命がいちばん気になります。

http://abc.go.com/shows/lost


Ep13には「ブレイキング・バッド」のハンクでおなじみのディーン・ノリスが、そしてEp15のダーマのメンバーでケヴィン・チャップマンが出演。チャッピーにはめっちゃびっくりしました!聞いてないよ私!!夫も「ファスコじゃんファスコ!」って(笑)。この先もう誰が出てきても驚かないぞ~っていうくらいには驚きでした。
あと、あだ名をつけるのが得意なソーヤーがリチャード・アルバートを「アイライン」って呼んだのは今まででいちばん爆笑しました。

なんだかあらすじをだらだら書くだけのダメなレビューになっちゃいましたが書かないと私の頭の中が整理整頓できないので、シーズン全体を振り返って理解するには役に立ちました。そして気が付けばあっという間に残すところファイナルシーズンのみ。終わるのが寂しくて見るのが惜しいような気もしますが、間隔を開けるとすぐに話を忘れてしまうので(まったくなんてトリ頭なんだ。しかしそれがハンドルネームの由来でもあるのよ)、今月中には見る予定でいます。

お布施!

シネマシティ立川から会員更新のお知らせメールが来たので喜んで更新させていただきました。たとえ1本も観に行かなくともこの映画館はずっと応援していきたいので、これはお布施のようなものです。ありがたく納めさせていただきました。
あっ、でも今月は「トレインスポッティング2」と「ライオン」を観に行くからね!これでじゅうぶん元が取れてしまうのだ。T2は極音で観てなんぼだと思うし。はぁ~楽しみだなぁ~。

観たい映画があっても本当に観に行けるかどうかギリギリまで分からない身としては、いつ行っても料金1000円って本当にありがたいし、上映開始20分前までならキャンセルできることも。そしてあんな素晴らしい音響システムを導入しても大幅な値上げをすることないシネマシティ立川はもう拝むしかない。ありがとうシネマシティ立川!

はじまりへの旅




Captain Fantastic (2016)


とてもとても考えさせられて、そして胸にずっしりと響きました。子供を持ち、子育てをして、これでいいのかな、とかこれが本当にベストな道なのかとか、迷わなかったことが一度もない親なんていない。この映画のお父さんベンも悩んだり迷ったりして選んだ道はとてもとても極端だけど、たくさんある選択肢の中からほとんどの人は選ぶことのない、森を買ってその中で生活して学校には行かず自宅学習をするという道を選んだけれど、子供たちは他の選択肢を知らないし選べない。周りの人たちは「学校に通わせていないなんて」、「みんなと同じことをしていないのは間違っている」「子供たちがかわいそう」とい言ってくるけれど、いいか悪いかを判断できるのは誰だろう?とも思う。

家族みんなが住むところにあるのは、とにかくたくさんの本、本、本。ベッドがあるテントの中にも、スティーヴと名付けたバスの中にも、たくさんの本。お父さんは本から得られるものに重きをおいていて、子供たちにはちゃんと自分の言葉で説明しろ、と言う。そして"interesting"(興味深い)は使っちゃいけない。きっと抽象的で便利な言葉だからつい使っちゃうんだろうね。でもそれ分かる!「すごい」「面白い」「興味深い」「よかった」あたりで終わらせてはダメなんですよね。もーすごいよく分かる。
そういう考えのお父さんだから、ベンは相手が何歳の子供であろうとも包み隠さずすべて話して説明する。お母さんが自殺したことも。興味があることは何でもやらせる。だから妹夫婦の家で出されたワインに興味を示したら未成年でも飲ませちゃう。それ見たらふつうは顔をしかめたり怒ったり問題ありとみなされるだろうし児童虐待で警察に通報されそうになっちゃうけれど、しかしベン側がすべて悪いのだろうかと疑問にも思える。


なんとしても妻の遺体を取り返したい、土葬をやめさせたいベンが墓場へ押しかけようとするのを子供たちは必死になって止めようとするその時の言葉、「お母さんが死んだのに、この上お父さんまで失ったらぼくたちはどうすればいいの!?」の叫びはベンの心にぐっさりと刺さったはず(私はここ号泣した)。子供たちにはお父さんが必要。そして同じくらいお母さんも必要。それを痛いほど実感したに違いない。おそらくベン自身は多分一生森の中で生活してもやっていける人物。妻を亡くし、もし子供たちがいなかったらこの人あっさり世捨て人になっちゃうだろうね。欲のない人だと思う。
文明社会から離れて森の中で生活して6人の子供たちを立派に育て上げることは、ベンにとって妻のレスリーが病気から快復するようにと一種狂信的な願掛けのようなものだったのかもしれないね。だから彼女の死で今まで必死でやってきたエネルギーがふっつりと途絶えてしまったのと、成長した子供たち自身が自分の人生を選び取ろうとする時期に差し掛かってきたのがもしかしたら同時に来たのかもしれない。森の中での生活を否定はしないけれど、外の世界も見たいと願うようになった長男ボウ。彼の大学受験の手続きを手伝ってくれていたのは入院中の母親だった。子どもたちだっていつまでも森の中に留まるわけではない。外の世界を知りたい、外に出たいと思った時が自立の時かなぁ。学校に通ってないのならなおさら本人自らそう思った時がそのタイミングなのかな、と。でもとても自然でいいなとも。
ノーム・チョムスキーの考えがとても色濃く話に反映されているんだけれど、ごめん、私はそっちは全然知識ないので分からなかった。多分そこを詳しく理解していないとこの映画の本質は見抜けないんだろうな。
劇中、妻のレスリーがどういう人柄だったのかは、もう亡くなってしまっていていまいち掴みにくかったのですが、彼女を火葬して「ママの好きだった歌を歌おう!」って言って歌い出したのが、なんとGuns N' Rosesの"Sweet Child O Mine"!そして遺灰はトイレに流してねっていう遺言を実行した家族みんなが狭い便器をのぞき込んで思わず吹き出してしまうシーン。「バイバミ、マミー!」の言葉とともにレバーを押してじゃあっと流してそれでおしまい。あぁ彼女は本当にユーモアを忘れない人だったのだな、というのが伝わってきてすごく素敵だった。

ラストを見ると彼らはスティーヴに乗って移動することはやめてひとところに留まり、子供たちは学校に行くという生活を選んだようなので、それはそれで子供たちはその先どんな人生を送っていくのだろうと続きを見たかった。
ナミビアに旅立つ長男を見送るベン。アドバイスをいくつかするんだけど、最後は「死ぬな」と。生き続けろ。人生は理不尽なことばかり。でも生きている限り、美しいものを見られたり素晴らしい経験をすることができる。人生はファンタスティック。ベンの生き様をまさしく題名が言い表していると思いました。まだ見ぬ未来に向かって足を踏み出そう、と語り掛けてくれる美しいラストでした。

「普通ってなんですか?」がこの映画のキャッチコピーだけれど、まさしくそれに尽きると思う。
塾に通ったりして一生懸命勉強して中学受験に合格していい学校に行くのも人生の選択肢。でも私は人生にいちばん必要なのは無人島でも生きていけるような生き抜く力を身に着けることかな?("live"というより"survive"のニュアンス)と思っているので。そしてそういう力こそ現代社会において身に着けるのはとても難しいとも。この映画はすごく共感できたし(でもスーパーで万引きはダメだと思うよ!)、何よりベンを演じたヴィゴ・モーテンセンという俳優自身がそういう能力が非常に高い人物だと私は思っているので、もうほんと、この役は彼以外の誰が演じればいいというの?と思うほどにベストマッチでした。もしかして最初から彼を当てて書いたのかなぁ。ヴィゴ自身、多彩な才能があるしきっと他の職業についたとしてもそれなりにちゃんと食べていけるに違いない人ですが、こんな素晴らしい作品を見ると、彼が俳優という職業を選択してくれて本当にありがとう!と感謝したいし、アカデミー主演男優賞にノミネートという形で評価されたことは言葉にできないほどとても嬉しい。

それにしてもあの真っ赤なスーツ!似合ってるのがまたすごい。そしてその赤スーツの中に着ているシャツ。これ「インディアン・ランナー」で着てたものと同じですよね……?(下の写真だと腰に巻き付けているそのシャツ!)



テンガロンハットは多分「LotR/二つの塔」で来日した時にかぶってたのと同じものだろうと思うし。ほんとに物持ちいいねぇ。

「偽りの人生」以来久しぶりにスクリーンでヴィゴを見ることができてうっきうきでしたが(笑)、しっかしこの人なんだかまた若返ってませんか?私の中で三大年齢不詳俳優のうちのひとりだよ(あとのふたりはキアヌ・リーヴスとマイケル・エマソン)。

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新宿ピカデリーで見た布地のポスター(縦が2mくらいある)。これもし家の壁に飾ったらそうとう大きいに違いないですし、物欲じたいあまりない私ですがそれでもこれは欲しいなー!と思った。






ブルー・ジャスミン

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Blue Jasmine (2013)


も、もうなんか見てて主人公ジャスミンの生き方が痛々しすぎて辛い映画だったよ……。
すごくハードな状況を乗り切ってきたのはよく分かる……いや、乗り切ってはないのかな、彼女は。言動は怪しいお金があった頃の習慣をそう簡単に変えることはできないんだよね。それでもどうにかして乗り切ろうと彼女は彼女なりの精一杯の努力をしていると思うよ。なんとかして今の悲惨な状況を変えようとしている姿は哀れでもあり。だから素敵な金持ちの妻を亡くして独り身の男性に出会ったら自分を偽ってでも、どうにかいい方向へと持っていこうと嘘を吐く。そんな彼女は悪いことをしているとは思うけれどでもそれを私は責められない。だって本当に必死なんだもの。
堕ちた自分の姿を認められない。ジャスミンは心の弱い人間だけれど自分はそうはならないと誰が言える?私は強い人間ではないし毎日の生活において現実逃避してる部分も多々あるのでよけいに辛かった……のかな。

ケイト・ブランシェットはもう何にも文句つける部分がないです。なぜどんな役もこなせてしまうのか。怖い。すごい。それでもこの映画ではしわや目の下のクマやはげ落ちたマスカラがリアルで私はこういうの歓迎だな。

妹の彼の友人エディ役にマックス・カセラ。マックス・カセラ!そう、「天才少年ドギー・ハウザー」でドギーの家にいつも窓から入ってくる親友ヴィニー役の人だ!いやー懐かしいです!小柄なラテン系の雰囲気、全然変わってない。思わずにんまりしました。


マシ・オカと糸井重里の対談

読んだのは半年くらい前だけど面白かったので備忘録。

アメリカで、こころは折れないの? マシ・オカさんと糸井重里、日米の違いをおしゃべりする。